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【TFTガイド】ユニット、駒を集めよう【入門・初心者向け その2】

本記事をご覧いただきありがとうございます。のあ(noa)です。本記事は入門・初心者向けTFTガイドの第2回となっております。第1回を読んでいない方はぜひ第1回からご覧ください。

今回のガイドテーマはユニット(駒)になります。本記事(シリーズ)では駒という表現を多く使います。今後も駒という表現がメインとなりますのでご了承ください。読んでいただく際にお好みでユニットやチャンピオンといった表現に置き換えていただいて構いません。


駒の基本情報

まずは基本的なところから確認していきましょう。TFTの駒にはオリジンやクラスといったシナジーを持っています。これらは駒単体では意味がないものが多いですが、他の駒と一緒に盤面にチームとして配置された際に効果を発揮します。同じシナジーを持った駒全員を強化するものもあれば、シナジーを持っていない駒も強くなるシナジーなど様々です。

次に、駒にはそれぞれにコストが設定されています。コストは駒を購入する際に必要になるお金であり、基本は1から5で設定がされています。なんとなくお察しかとは思いますが、コストが高くなるほど、駒単体のパワーは高くなる傾向があります。コストの高い駒はラウンドごとにもらえる経験値によって決まるレベルが高くなると手に入れられるようになります。なので、ゲームが進むにつれて高コストの駒を手に入れられるようになり、低コストの駒を駒単体のパワーで圧倒できるようになっていきます。

そして、同じ駒を3体集めると駒自体がレベルアップし、駒のスターレベルが上昇します。スターレベルという表現が一般的かどうかわかりませんが、スターレベルは1から3まであり、よく星1、星2、星3という表現がされます。「1コストの駒を3体集めて星2にする」というなことを駒を重ねるとよく言われます。つまり、星1を3体重ねて星2にし、星2を3体重ねることで星3にする、ということになります。同じ星の駒を3体集めることによって星が上昇するので、星3を作るには同じ駒が9体必要になるということです。星が高くなるともちろん駒自体のパワーが高くなり、基本ステータスが上昇することはもちろん、駒の持つスキルも強化されます。

基本情報といってかなり長くなってしまいました。一度まとめると、
・同じシナジーを持つ駒を集めてチームを強化
・ゲームが進むと強い駒が手に入るようになる
・同じ駒を集めて駒単体のパワーを向上
となります。

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セット5.5の5コストの駒であるハイマーディンガーのスキル説明文。星3になるとスキル1回で3333ダメージを与えるようになる。どれくらい強いのかは下の動画をご覧ください。

プレイするときには上記の内容を意識できるのが一番だと思います。ですが、最初から「シナジーが〜」とか「高コストの駒を〜」とか考えることが多い気がします。では実際にプレイする際に何を考えていればいいのかを次に書きたいと思います。


まずは同じ駒を集める

細かいことを気にする前に、同じ駒を集めることを意識しましょう。特に序盤では、シナジーが複数個出る綺麗な盤面より、駒が重なって星が上がっている駒が多い方が強いことが多いです。また、序盤に重なった駒は中盤以降も活躍してくれることがあります。駒のコストが高いほど駒単体のパワーが高い傾向がある、という表現をしたのは駒の星自体で簡単にひっくり返るからです。何もわからないときのパワーイメージとしては

『1コスト星2≧2コスト星1』

くらいで大丈夫です。もっと言えば、

『1コスト星3>2コスト星2≧3コスト星1』

でも大丈夫です。星3にするというのは同じ駒を9体集める必要があるので、想像するよりもパワーが高いです。それだけ、星3にするということが難しいという訳ですね。


駒の注意事項

ここまで読んでおそらく多くの方が思ったであろうことにあらかじめ答えておきたいと思います。

それは「時間かかるけど最終的には星3にしたらいいんでしょ?」という意見についてです。これに関しては、やってみたらかなり難しいと感じますよというのが答えです。このTFTというゲームは8人がそれぞれ1位を目指して戦うゲームなので、一つの要素として同じ駒の総数が決まっておりその総数から駒を引き合うというものがあります。
ここから先は確率やゲームのシステムといった少し難しい話が関わってきます。苦手な人は次の太字まで読み飛ばしてもらって構いません。大丈夫だよという方はここで具体的にイメージをしてみましょう。

”1コストの駒の1つの駒あたりの総数は30体です。そして、ゲーム開始直後は全員が1コストの駒A、B、Cしか引くことができません。このゲームでは8人全員が中盤も使いやすい1コストのAという駒を引こうとしています。そうすると何人がAの星3を作ることができるでしょうか。”

上記の数字は例であり、実際のゲームとは異なります。簡略化のためにこのような数値にしております。ご了承ください。
シンプルに考えるなら3人が9体引いて星3を作ることができそうです。3人が星3をつくるのには27体必要ですからね。しかし、人気な駒はみんな引いて攻めて星2は作りたいと考えます。するとどうでしょうか。5人が星2までつくったとするとこれだけで15体引かれており、15体の中から6体を引かなければいけません。
そしてもちろん、1コストの駒は他にもたくさんあります。すると「1コストの駒を引くことができたけどAじゃなくてBの駒を引いた」なんてことがよくあります。ここでシンプルに考えましょう。1コストの駒は3種類、A、B、Cが存在します。それぞれ30体で1コストは合計90体です。Aを引きたいみなさんは90体から30体を探すので確率は3分の1ですね。しかし、みんなAだけを選び、BとCは一切見向きされなかったとすると、Aの数だけが減っていきますね。すると全員Aを星2にしました。8人が星2にしたので3体×8人で24体引かれたことになります。結果、残りの6体を全部引かなければ星3にはなりません。しかもその確率はA6体+B30体+C30体=66体のうちの6体で11分の1まで減少します。そうなると1人しか星3を作れない計算になります。2人以上が星3を目指すと、駒の数が足りずに誰も作れないという結果になります。

ということで、結論はそもそも星3を作れないこともあるということです。今回は1コストに注目してみましたが、さらに上のコストである4コストや5コストに関しては何十試合に1回というレベルなんてこともあります。5コストの星3は作れたら1位がほぼ確定といっていいレベルの強さです。


ここまで読んだ方は次のステップへ進みましょう!ということでTFTガイドその2「ユニット、駒を集めよう」は以上となります。その3では駒を買うために必要なお金についての内容となります。レベルの高い試合だとお金の使い方だけで順位がかわる要素でもあるので、ここではしっかりと基礎知識を抑えていきたいと思います。それでは次回の記事でお会いしましょう。

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