見出し画像

【TFTガイド】相手を倒せる構成をつくろう【入門・初心者向け その4】

本記事をご覧いただきありがとうございます。のあ(noa)です。本記事は入門・初心者向けTFTガイドの第4回となっております。これまでのガイドを読んでいない方はぜひそちらの方からご覧ください。

今回のガイドテーマは実際に戦闘を行うチームについてです。これまでの記事でも何度かチームという表現をしてきましたが、本記事では具体的に掘り下げていきたいと思います。これまでのまとめにもなりますので、適宜見返していただければと思います。


複数の駒で出来る構成

そもそもチームとは何かですが、オートチェスというジャンルにおける、実際に戦闘を行う盤面に置かれた駒や駒の配置、発動しているシナジーなど盤面全てを指します。また、このTFTというゲームでは構成という呼び方が一般的です。そのため、そのときの盤面評価はざっくり「構成が良い/悪い」と表現できます。
盤面のことを構成と言うし、この構成を構成する、みたいな表現もできますが、本記事では「構成する→揃える」として表記します。ご了承ください。


盤面は基本として全て別の駒で構成となります。例外として強力な行動阻害スキルを持った駒を星1の状態で2体入れることはありますが、最初は気にせず全て別の駒で揃えましょう。駒を揃える際には、シナジーを考慮して揃えていきます。
一例として、ステージ2の終盤(2-5、6あたり)ではそのとき引いた3コストの駒5体構成よりもシナジーが出ている1コストも含んだ5体構成の方が強いことが多くあります。4コストのキャリーなどはシナジーが発動できていないと弱いことが多くあります。もちろんこれは全てに当てはまることではありませんが、多くの場合はそうであるということでこれが基本として認識していただいて構いません。

このことから、構成にはシナジーが発動している状態が必須になると考えていいと思います。シナジーはPCなら左側、スマホなら右側に表示されているはずです。表示されているシナジーのアイコンに銅や金の色がついていたら発動されている状態です。シナジーは同じシナジーを持っている駒が複数体盤面に置かれている状態で発動されます。そのため、同じ駒を2体並べたとしてもシナジーは原則として発動しません。原則というのは、たまに1体のみで発動するシナジーが存在するからです。


基本構成と駒の役割

先程から「例外として」や「原則として」といった表現を多くしていますが、このTFTというゲームにおいてテンプレート構成は存在しますがそのとおりにならないこと、プラン通りにならないことがほぼ全てのゲームで発生します。ですが、まずはテンプレート構成にも通じる基本的な構成について説明をしたいと思います。それでは下にある構成の一例を出しますので、これを使って説明をすすめます。

画像1

これはLoLchess.ggという戦績や駒の基本情報、配置の検討などができるサイトで作成したものを切り取った画像です。サモリフの方(LoL)でいうopgg的なやつです。

ここではそれぞれの駒がどんな能力を持っているのかについては気にせずに進めます。まず、画像左側に表示されているのがシナジーで、この状態だと7個のシナジーが発動されていることになります。見てもらえばわかりますが、シナジーが発動される条件はそれぞれ異なります。今回このシナジーの説明についても省略します。気にする必要はありません。それより、特に大切なのは置かれている駒の役割です。

画像2

まず画像の一番上の一列目に置かれている駒は前衛・タンクとなります。役割としては相手の攻撃を受ける、相手の妨害をするということがあげられます。何よりも、相手の攻撃からこちらの後衛・キャリー(後述)を守ることが役割です。ときには、前衛がキャリーとなるケースもあります。そもそもキャリーとは、構成においてダメージを出して相手を倒す役割です。このキャリーが相手のタンクを倒してキャリーも倒してそのラウンドは勝利、逆に相手のキャリーにタンクもこちらのキャリーも倒されてラウンド敗北ということになります。当たり前のことですが、勝つためには相手のタンクもキャリーも倒すということが重要です。実際、タンクを倒せた頃にはこちらのキャリーが瀕死ということもあります。そのため、前衛がキャリーとなる構成は配置が難しいです。ただ、前衛からなぎ倒される感覚があったらそれは前衛キャリーの形なので、覚えておきましょう。

画像3

前衛について長くなりましたが、次に二列目および三列目に置かれている駒はサブキャリー・サポーターとなります。サブキャリーは文字通りサブのキャリーです。TFTというゲームには単体を狙った妨害を行えるシステムが多く存在します。もしその妨害にこちらのキャリーが狙われてしまったら、こちらの構成はダメージが出せなくなります。そうなったときの代わりにダメージが出せる駒ということです。また、キャリー単体が相手の全ての駒を倒せないときにダメージを先に出して相手の駒を少し削っておく役割もあります。サポーターはキャリーのサポートをしたり、相手の妨害をしたりといった役割があります。また、よくシナジーの補完の役割を担うことがあります。「あと1体でシナジーが発動するけど1コストを入れるのもなぁ」というときにだいたい入るのがこのサポーターのポジションです。そのため、序盤にはあまり見かけない駒も多いです。

画像4

そして最後四列目、最後列に配置されている駒が遠距離攻撃キャリー・全体サポーターとなります。このゲームにはそれぞれの駒が攻撃できる射程の概念が存在し、その射程が4以上あると最後列から相手のキャリーを安定して動かずにすぐ攻撃することができます。ちなみに射程1だと目の前しか攻撃できません。後衛の駒に共通する点として、体が弱い、攻撃されるとすぐ倒されてしまうことがあげられます。その分、駒単体が与える構成への効果も大きいものが多く、守ることができれば大きなリターンを得られるでしょう。ここに気をつけないと、相手に前衛のタンクを無視されて攻撃されて構成の強みが出ないで負けてしまうこともあります。

これが構成の基本形イメージです。前でタンクが耐えている間に後ろからキャリーが相手を倒すという戦闘です。なんとなくイメージできたでしょうか。これがいわゆる最終形ということになります。このような最終形を目指してゲームプランを立てて、そのプランを崩さないように序盤から進行し、終盤にはこの最終形を完成させてゲームに勝利する、というのが理想になりますね。
ですが、それで勝てるならこのゲームはここまで続いていないと断言してよいでしょう。それがこのゲームの面白さであり、奥深さだと思います。毎試合どこかでプランが崩壊し、臨機応変な対応が求められることが多々あります。そのプラン通りにならない理由はいくつもありますが、ここでは駒に持たせるアイテム駒の配置という2つを紹介します。こちらについては、次の記事で紹介したいと思います。



ということでTFTガイドその4「相手を倒せる構成をつくろう」は以上となります。次のガイドでは駒が持つアイテムや配置といった一つ上のレベルを目指す内容になります。それでは次回の記事でお会いしましょう。


前回

次回


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?