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【TFTガイド】アイテムと配置で120%の力を引き出す【入門・初心者向け その5】

本記事をご覧いただきありがとうございます。のあ(noa)です。本記事は入門・初心者向けTFTガイドの第5回となっております。これまでのガイドを読んでいない方はぜひそちらの方からご覧ください。

今回のガイドテーマはアイテムと配置についてです。この2つは構成によって大きく変わる要素であり、常に研究され続けている項目になります。アイテムに関しては変更が入ることもありますので、本記事ではアイテム活用の考え方や配置の基礎となる部分を扱っていきたいと思います。前回までの内容を踏まえて話をすすめますので、適宜確認しながら読み進めていただければと思います。



アイテムも構成の一部

アイテムは素材完成品の2種類があります。合成アイテムという言い方もありますが、本記事では完成品として統一します。素材はステージ1や中立から青いオーブで落ちるアイテムであり、BFソードなどステータスのみが上昇するものです。そして完成品は素材を2つ合わせることでできるアイテムで、能力値の上昇の他に特殊効果がついています。この特殊能力が重要で、完成品の本質は特殊効果にあるといっていいと思います。この完成品を使い分けることで、構成のパワーを最大限かそれ以上引き出すことができます。
この記事を読めばどうやって完成品アイテムをつくれば構成のパワーを引き出せるかがわかるようになることを目指して書きますので、よければ最後までお付き合いください。

完成品アイテムには大きく駒を強化するもの相手を妨害するものの2種類があります。まずは駒を強化する完成品アイテムについてですが、前回の記事で駒の役割としてタンクやキャリーが存在すると説明しました。完成品アイテムにもタンク向けやキャリー向けのアイテムが存在します。そして、駒単体の能力を引き出すための必須アイテム駒単体を強化できる代用可能アイテムに分けることができます。それではこれらを順を追って説明していきます。

必須アイテムというのは、このアイテムがなかったら駒本来のパワーを発揮できないアイテムになります。何回も通常攻撃をすることでダメージを出せる駒が必須アイテムを持つことで何回も攻撃できてダメージをより多く与えることができる、スキル主体の駒が必須アイテムを持つことでより多くスキルを発動できる、という感じです。”より多く”という表現をしていますが、必須アイテムに関しては”より多く”でなければ駒が活躍できない状況になりがちです。

この状況に陥る理由の一つが構成の違いです。構成によってダメージが出る瞬間が大きく異なります。対戦が始まってすぐにある程度のダメージを出せる構成があれば、少し溜めてから大ダメージを与えられる構成、継続的にダメージを与え続けて倒す構成など様々です。必須アイテムにより、最終的には構成の強みを底上げできるようになります。ある程度のダメージをより多く与えられるようになる、大ダメージの発動を早くできる、継続ダメージを出し切れるまでタンクが耐え切れるようになる、そんなイメージをするとわかりやすいかもしれません。


完成品アイテムのつくり方

それでは実際にどうやって完成品アイテムをつくっていくべきでしょうか。一番簡単なのは駒を集めてからその駒にアイテムを一つずつのせていく方法ですね。引いた駒に対応する強い完成品アイテムを渡す、というのはシンプルですし間違いもないかと思います。どんなアイテムでも完成品があるとないではパワーは大きく変わります。なので序盤から完成品があるとその分勝ちやすくなり、最後まで残りやすくなります。

しかし、このTFTというゲームにおいてはゲームが進んでから引ける高コストの駒が最終的にキャリーやタンクとして使われるケースが多いことを考慮しなければいけません。最初から1コストの駒に理想の装備を渡していると、最終的なキャリーのアイテムがないことや、アイテムを持っている駒を売ってアイテムを乗せ替えてもあまり強くない、なんてことがよくおきます。

そこで、最終盤面をイメージしてアイテムをつくることが大切になります。これは戦える構成作りにおいても重要なことです。最終的な構成を見据えて駒を集めることと同様に、最終的な構成を見据えてアイテムを集めて完成品にしていくということです。このときに優先してつくりたいアイテムが最終盤面の必須アイテムになります。

終盤も使うアイテムが序盤につくれるのなら、それは作り得というやつです。もちろんそのアイテムを作ることで構成の幅が狭まる可能性はあります。ですが、それ以上に序盤から強く構成を作ることによる連勝や体力の維持といったメリットが大きいです。このために必要なことは、最終盤面を知っていることです。最終盤面を知らない状態ではどのアイテムを作ればいいのかがわからないと思います。この記事をここまで読んでいる方であれば、既にTFTをプレイしたことがある人がほとんどだと思いますので、やってみたなかで「これがやりたい!」というものを決めてやってみることがまず始めとしてはとてもおすすめです。


作ったアイテムは誰が持つ?

さて、最初にアイテムは作れるけれど、誰が持てばより強い盤面にできるかを考えましょう。まずは、作ったアイテムを持つ駒を含んだ構成をイメージします。その構成において、アイテムを持つ駒と同じような働きができる低コストの駒を探しましょう。といってもだいたいいないことが多いので、その際にはアイテムが腐らない駒にしましょう。
手数で戦う最終キャリーのアイテムであれば、手数の多さが重要な低コスト、スキルダメージで戦う最終キャリーのアイテムならスキルで戦う低コスト、といった感じです。

これは何回もやって試してみることが一番です。実際、セオリーはあるけれど実はこっちの方が、なんてこともあります。自分なりの考えを探してみるのはいかがでしょうか。

ちなみにですが、終盤のキャリーやタンクのアイテムを序盤から持つ駒のことをアイテムキャリーと言ったりしますし、このようなアイテムを作って持たせることや序盤に駒を集めて強い盤面にすることを進行と言ったりします。よく、序盤の進行が悪いと終盤にヘルスが残らない、なんて考えたりします。


配置の基本からコツまで

それでは最後に構成を活かせるか殺すかが決まる配置についてです。まずは前回の記事で扱った構成について触れましょう。前回の画像ではアイテムがなかったので、今回はアイテムを装備させて考えてみましょう。なぜその装備なのかについては省略します。

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今回のアイテムはだいたい80点くらいです。すべて理想ではありませんが、十分に1位を狙えると考えてもらって構いません。今回は3アイテム持っている駒がメインキャリーになる想定です。
今回のポイントはサポートがメインキャリーをちゃんとサポートすることと相手の妨害を避けること、そして相手の妨害を効率よく行えることの3つです。順に説明します。

1つ目のサポートがメインキャリーをちゃんとサポートすることですが、これを意識しないとサポートの駒が腐ってしまうことになります。サポートはすることが分かりづらく効果も見えてこない気がしますが、最終的な勝敗に出ることが多いです。サポートのスキル1回で勝ちに繋がったケースは多いので、よくわからんしと言ってタンクを1枚増やすなどわかりやすい駒に置き換えるのは注意が必要です。
2つ目の相手の妨害を避けることですが、TFTには一番遠い敵を狙うスキルが存在します。そのため、メインキャリーを一番角に置かずにずらして対応しよう、ということです。そもそもの角配置についてですが、角に置けば置くほど一番最後まで生き残りやすいというメリットが存在するので、一般的にはキャリーは角においたほうが良いとされています。また、キャリーの前にサポートなどの駒がいると飛び込んで来る駒の攻撃を最初に受けないというメリットもあります。これもサポートの役割の一つです。
3つ目の相手の妨害を効率良く行えるについてですが、この構成ではアイテムを1つだけ持っている駒がその役割を大きく果たせます。角に置かれている駒は先程から出ているようにメインキャリーを邪魔しようとする相手を妨害します。そしてもう1体の2列目に置かれている駒は相手の中に飛び込んでいくことが出来るので、持っているアイテムの妨害効果を相手に振りまく事ができます。

以上のことを踏まえた配置になっています。最初からこんなことを考えながら配置していくのは難しいと思います。今は様々な上手い人が常に構成紹介の記事やプレイ配信をしているので、そこを参考にすることが一番です。



ということでTFTガイドその5「アイテムと配置で120%の力を引き出す」は以上となります。今回でTFTガイド入門・初心者向けは一旦終わりとして、ここから先はTFT上達編としてこれまでの内容を深堀りした記事を更新していくつもりです。よければ今後もお付き合いください。


前回


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