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なぜヒンドゥー教徒は牛を食べないのか?環境が全てを決める。無意識を味方につけろ。

なぜヒンドゥー教は牛肉を禁じるのか?という動画を見ました。

僕は、社会科の授業で
ヒンドゥー教徒は牛を食べないと聞いて、
なんでだろうと10年以上も疑問を持っていたんですが、
この動画のおかげで解決しました。

僕はステーキとか牛丼とか大好きなので、
「牛肉食べないなんて、もったいないなー」と思っていたのですが、

この動画を見て、
ヒンドゥー教徒が牛肉を食べない理由がとても合理的で感心しました。


ヒンドゥー教徒が牛を食べない理由を一言にすると、
「インドで農業をするのに牛が必要だから」
っていうのが答えですかね。

もっと詳しく言うと、
インドは土地が粘土質の土壌で、雨季と乾季があるので、
乾季になると土壌がガチガチに固まってしまって、
耕すには牛の力が必要ということです。

そして、牛を食べてしまうと、耕作に必要な牛が足りなくなってしまい、餓死する人が増えてしまうので、宗教で禁じているというわけです。

とても合理的です。

インドの人口が世界一なのも牛の力を使うことによって、大量の農作物を育てることができるからだそうです。

僕がこの話を聞いて思ったのは、
「人間のふるまいとか行動って自然や環境による影響を凄く受けているなー」
ということです。

牛肉食べられないって、日本人からするとかなり辛くないですかね?

僕は明日から牛肉食べられないと言われたら、
ショックで一週間は寝込むと思います。

牛丼もステーキもすき焼きも食えない。
キツすぎる。

でも、インドの人はそれを当たり前のこととして受け入れています。

それは結局、
インドの自然的な条件として、
牛肉を食べないことで、農業で有利になり人口が増えるからです。

だから、自然や環境の力って「牛肉を食べない」っていう結構な苦行を受け入れさせるくらい強いんですね。

で、ここまでの話はインドとかヒンドゥー教とかかなりデカイ規模ですが、
日常生活においても、やっぱり環境は重要です。

例えば、サラリーマンは毎日、満員電車に乗って通勤していますが、

これは、よく考えるとかなり凄いことですよね。

満員電車なんか苦痛でしかないです。

仕事のない日だったら、わざわざ満員電車には乗らないと思います。

でも、多くのサラリーマンが毎日文句を言わず満員電車に乗っているわけです。

これが、自然や環境の力なんですね。
どういう環境かというと

・会社に遅れると怒られる。最悪の場合はクビになる。
・ちゃんと出勤して仕事をすれば給料が貰える。

こういう環境があるから、サラリーマンは毎日満員電車に乗るという苦行を当たり前のとして受け入れられるのです。

ヒンドゥー教徒が肉を食わないの当たり前なのと同じです。
満員電車に乗るのは当たり前なのです。

自然や環境の力はめちゃくちゃ強力です。

なので、仕事や勉強、スポーツやダイエットなんかでも、自然や環境の力を使っていくと大きく成長することができます。

僕は早稲田大学政治経済学部という、
私立ではトップの大学を卒業しているのですが、
僕が大学に受かったのも環境の力が大きいです。

早稲田とか頭いいじゃんって思うかもしれませんが、
僕は小学生の頃はあまり勉強できないタイプでした。

特に、漢字を覚えるのが苦手で、
漢字テストではよく0点を取っていて、
親や先生に叱られていました。

しかし、そんな自分ですが、
小学校高学年になって、
地元の優等生が通う、
塾に親に無理やり入らされたんですね。

僕は中学受験はしなかったんですが、
その塾は周囲が皆中学受験に向けて猛勉強しているような塾でした。

当然、入塾した直後は下のほうの成績だったんですが、
塾に通っているうちに、
少しずつ平均に近い点数をとれるようになっていきました。

で、その塾では最終的に平均ちょい下くらいの成績だったんですが、公立の学校よりは、塾のほうが遥かにレベルが高いため、僕はいつの間にか学校ではかなり勉強ができるほうになってました。

そして、中学ではかなり上位だったので、高校受験では県でトップの高校になんとか滑りこむことができました。

で、高校でもやっぱり、入学当初は学年最下層の成績だったんですが、周りが東大や医学部を目指している人ばっかりだったので、卒業する頃にはなんだかんだいって早稲田ぐらいなら受かるみたいな感じになっていました。

別に凄く努力したとか、苦労して勉強したみたいな意識はなかったです。

周りのレベルが高かったので、自然と自分のレベルが上がったのです。

これが環境の力です。

で、ここからはこうした環境の力をどうやって自分の日常で使っていくかという話なんですが、

僕がおすすめするのは、「記録」をつけることです。

自分の行動を記録する習慣をつけるのです。

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