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私のpixivコミック本棚4選と 、 ほんを選ぶ時にもとめるもの①

おはようございますこんにちはどうも私です。noteのことをすっかり忘れて今日も今日とて鍵垢Twitter(孤島)もしくは壁とひとり会話をやっていました 

ふと思い出したのと、もっと好きな事を誰彼構わず話したいなと思ったので。まずは皆さん大好きであろう漫画のお話とpixivコミックのおすすめ漫画のお話をして行きますわよ!!!!

pixivコミック本棚4選のまえに

今回の私のpixivコミック本棚4選は、あるテーマに沿って選んでいます。本日のテーマは、「救われるかどうか」です。

ちょっと初回、ましてや漫画に求めるものとしてはどうなのかとはなりますが、この世の中、やっぱり漫画の中だけでも救われなくちゃあならないんです。なんというか、そういうものだと私は思っています。詳しくはまた後で話します。                                                         なので、明るいとか、おどろおどろしいとか、グロいとかそういうのでは無く、救われるかどうかを基準として4つ選びました。 なのでワクワクした漫画4選だとまた変わってきます。あしからずご了承ください。そして興味があれば是非試し読みをしてくれると嬉しいです。初めて行きましょう。

①今日はまだフツーになれない/U-temo

「フツー」ってなに? モヤモヤしつつ今日もなんとか生きている。(作品紹介文より)       


 27歳漫画家の山下(表紙左)とフリーターの高橋(表紙右)。平日のクリスマスイブ、お昼頃。楽しそうに過ごす2人と「あの日から、私たちはまだフツーになれないでいた」の文字から始まるこの漫画は一貫して「フツーとは」について考え続けている。  

  やりたいことは出来ている。出来ているはずなのになんだかまだふつうにもなれていない気がするんだ。    2人の少し寂しそうに見える目が今にもそんなことを言い出しそうでグッとくるものがある。


少しの周りとの違和感、違いが積もり積もってどうしようも無くなった時にそっと支えて、そばに居るのがお互いなのだ。心配する訳でもなく、聞くことも無く、ただただいつもと同じように振る舞い、受け入れる。そんな存在は貴重じゃないだろうか。表面だけの心配ではない、分かりにくい愛のかたまりをお互いに少しずつ食べ合いながら、自分を認めようとなんとか生きている。

フリーターでも、人と話が会わなくても、画面の向こうのかわいいあの子と恋に落ちても、それが自分のフツーであれば生きていけるのだ。好きなものをすきというのはおかしくないよと2人は何回も何回も伝えてくれる。自分自身のフツーを許すことが私にとっての救いになるまで。ここ救いポイント。 


U-temoさんの可愛いながらさっぱりとした絵柄が、話を重たくせずにするすると読むことが出来るのでめちゃくちゃオススメ。11話まで全部公開してあるので読もうと思えばすぐ読めるので読んで欲しい。


注意  ジャンルは百合漫画(キスなどの描写はまるで無いが念の為)なので気になる方はタグをよく調べてから読んで頂けるとよけいな傷を負わずにすみます。


まじで良いぞ…………全人類読んでくれたらもっと人に優しくなれんかなあとは思いますね、あと絵柄がまじで良い。話にピッタリこんすぎるんだよなあ大感謝  

次行きます


②私は壁になりたい /白野ほなみ

「人を好きになれない、なったことがない」Aセクシャルのゆりこは親の圧力によりお見合いをすることに。その相手は幼馴染に片思い中のゲイ、岳朗太だった。                                                            「人の恋愛を壁になって見守りたい」派のゆりこ(腐女子)と「幼馴染(♂)が好きで好きでしょうがない、でも家庭の事情で結婚しなくてはいけない」岳朗太。

「ずっと一人で生きていくと思っていた」そんな二人の需要と供給が合致した結婚生活。(紹介文より)



まずは設定がスゴすぎるので公式紹介文を読んでいただきたい。ハテナが飛び交ったり、Aセクって何?となる方も多いだろう。

今回お話したいのは2人のお互いへの好き嫌いとか、恋愛とかそういうことでは無いもっと奥底の愛情の部分なので省こうかなと思う。Aセクについては追記する。とりあえず人を好きになれないんだということ、→ゆりこ、岳朗太間に恋愛感情はないんだよということだけは知って欲しい。


お互いに恋はかなわない2人、その2人の結婚生活は本当にあたたかいものである。辛いこともあるが基本的にはどちらも前を向いてにこにこと明るい、そして優しい。

岳朗太のために料理をがんばろうとするゆりこ、かならず迎えに来ようとする岳朗太。協力して家事をする姿はまさに相手を思いやった愛のある家庭なのである。ただ、恋愛感情では無いだけで。お互いがお互いをちゃんと愛しているのだ。

そんな結婚の形だってあっても良いじゃないか、恋して好きだ すきだと言うだけが愛情の深さでは無いのだなあと、凄く、なんだか救われたような気がした。救いポイントである。


これらを描くのは、カラーレスガール(こちらもたいへんよい。)の作者でもある白野ほなみ先生。カラーレスガールでは、性別違和の美大生の心の内が分かりやすく、それでいてしっかりと描写されている。安心安全の実績ありの方なのでめちゃくちゃ安心して読める。不安な方は試し読み、Twitterでサーチしてみると良いかもしれない。

本当に深く深い場所での愛情を感じられるんだなあ………………家族って暖かいんだなあと家族であることの大切さ、優しさを感じられる良い作品だと思います。設定もあらゆる所からの人を上手いこと取り入れられるんじゃないかなあと凄く期待している作者さんの1人です。読んでね。⤵︎ ︎追記やる

Aセクシャル…………人に対して恋愛感情、性的欲求を抱かないセクシャリティのことをさす。(日本ではこの意味が多い。)   

作中でゆりこは恋愛感情が持てない 、ドキドキしない、誰かを友達以上の好きになったことがない と話しています。これらのセクシャリティは個人差が大きく、自分の中であるため自分がそうだと気づくことないままの人も多いらしいです。LGBTQ……のQ以降の部分を少しでも知ってもらえるきっかけになれば。

ふたつで文字数多めになってしまったので③④は次やります。では今日は私はねます。おやすみなさい。













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