「競馬の教科書」ってぶっちゃけどうなの? #1
こんにちは。競馬予想家 Noa(のあ)です。
このマガジンでは〈玉嶋 亮氏が出版する「競馬の教科書」に競馬予想家 Noa(のあ)が個人的見解や批評をぶつけちゃおう!〉という趣旨のもと、購読者、非購読者それぞれにコミットできるような有益な内容をお届けしていくことを目的としています。
要は「競馬の教科書」をまだ買っていない人も、既に読破している人にとっても、このマガジンは読んでみる価値あり!ということですね(^_-)-☆
※このマガジンでは本著のPDFファイルを使用し解説等をしていきますが著者である玉嶋 亮氏の許可のもと制作しております。同様の内容を著者の許可なく行うことは著者の権利を侵害することになり得ますのでおやめください。
※このマガジンは完全無料公開とさせていただきます。よって私、競馬予想家 Noa(のあ)には一切の収益が発生しておりません。
今回から始まる「『競馬の教科書』ってぶっちゃけどうなの?」ですが、全体では全10回に及ぶ構成を考えています。(反響が大きければ回数も増えるかもね?)
記念すべき第1回ではこの本を読み終えた私が全体の総括をしていきます。(そして2回~10回で各章ごとの詳細な解説や批評を書いていくスタイルでいきます)
今回のテーマは「『競馬の教科書』を読むにあたり必ず頭に入れておかなければいけないこと」
この本を一通り読み終えた私が、これから読む方やもう既に読み始めている方に向けて「これを意識して読めばより面白いよ!」ってポイントをお伝えしていきます。
まず「競馬の教科書」の全体的な総括をする上で私が絶対に皆さんに伝えなければいけないことが1点あります。
それが・・・
「競馬の教科書」を買っても意味ない人がいるぞ!
ということです。
このマガジンに足を運んでくださっているという事は「競馬の教科書」を既に購読されていたり、購読するか迷っているが興味はあるという方が多いはず。そして皆さんはこの一冊が自分の競馬ライフをより充実したものにしてくれる、そんな学びを与えてくれるんじゃなかなぁ~とワクワクされていると思います。
ただし、この「競馬の教科書」買っても全く意味がないぞ!という方がいらっしゃいます。
驚きですよね。
「競馬を楽しみたい、勉強したいと思って一冊1,500円も出して買ったのに意味がないなんて…」
そんな思いをしないように自分は買って損しない人間なのかどうかを把握しておきましょう!
では、具体的にどんな人にとってはこの「競馬の教科書」は意味のないものになってしまうのかをお伝えします。
・競馬は当てることが楽しい!回収率はそこそこでいいから的中!的中!!
・大好きなお馬さんを応援するのが競馬の醍醐味!がんばれ!○○ちゃん!
残念です…。こういう方は「競馬の教科書」を買っても意味ないです。
「え…。的中させるのが競馬の醍醐味でしょ!的中率重視じゃダメなの?」
ダメです。
的中率重視がダメというかこの「競馬の教科書」を買ってはダメです。意味がありません。
そして「好きな馬を応援して何がいけないんだ!」という方もいるかもしれません。
これもダメです。特にアーモンドアイやディープインパクトなどファンが多い「アイドルホース」なんてもってのほかです。この本を買っても意味がありません。
この「競馬の教科書」を買って本当に意味がある人はこういう人です。
・競馬で勝ちたい!回収率100%越えを目指したい!!
・競馬で勝つための考え方やノウハウを知りたい!
「そりゃ誰だって競馬で勝ちたい、儲けたいに決まってる!でも控除率が20%もある以上、そんな簡単じゃないでしょ!?」
「競馬で勝つためには血統とか調教とかいろんな知識が必要でしょ?勉強している時間もそれを応用する術も知らないよ!」
関係ないですね。本当に競馬で勝ちたい、控除率の壁を越えて回収率100%を越えたいと本気で思っているならそれは関係ないです。
私には数多くの競馬仲間がいます。「競馬の教科書」著者である玉嶋 亮氏もその1人です。彼を含め私の友人のなかで競馬で〈勝っている人〉〈負けている人〉には明確な境界線があります。(ちなみに私も玉嶋氏も年間回収率は100%を概ね超えてきます)そしてこの境界線を越えることができなければその人は一生負け組です。その境界線とは知識量やそれを応用するためのノウハウなどではありません。
一体何が勝ち組と負け組の差、境界線を越えられるか否かを左右するのか?
それは〈考え方〉です。
大衆とは一線を画し、自身が少数派になるための〈考え方〉
これが競馬で勝つためには不可欠であり「競馬の教科書」が教えてくれる最大のテーマだと私は考えています。
なぜ少数派になる必要があるのか?
そのロジックをお伝えしましょう。
皆さんは世の中で成功者と呼ばれている人が、多数派だと思いますか?それとも少数派だと思いますか?
ちなみに、日本で年収一億円を超える人の割合は、全労働人口の0.03%程度と言われています。お金が全てではないですがそれを1つの判断基準とするなら、成功者は少数派であるといえます。
だとするならば、少しでも成功したいとか他者より優れた成果を残したいと考えるならば、自身が少数派に入っていなければならないということになります。
それは競馬においても同じで、ギャンブルである以上は負け組が全体の大半を占めています。その中で他者より優れた回収率を叩き出し控除率20%の壁を越えて勝ち組で居続けたいと考えるのであれば、少数派になるしかないんです。
少数派に入るということは、思考、マインド、選択における判断基準など、様々な要素において「多くの人が選ばない方」を選ぶということ。
つまり「セオリー通りでは勝ち組にはなれない」ということなんですよね。
しかし、少数派を選ぶということは勇気がいることですし、無知な少数派は単なるバカです。なぜ敢えて少数派を選んでいるのかというロジックや根拠を持たずに単に「みんなは右に行っているから私は左に行く!」というのでは勝ち組にはなれません。
少し話を競馬に戻しましょう。競馬において我々に与えられている選択肢は2択ではありません。18頭立てなら18択。更に馬券によっては相手選びまでしなきゃいけない。単に少数派になればいいというわけではなく「正しい少数派」でいなければいけません。
この「正しい少数派であれ」という考えは私も競馬予想をする上で一番大事にしています。特に「正しい」という部分って突き詰めると本当に難しいんです。競馬ってレースが終わってからでないと何が正しかったのか正解はわかりません。が、その時には既にお金を失っているかもしれない。ですので「正しさ」の精度を上げていく努力を怠ってはいけません。
私はそのために「馬場」「血統」「ローテーション」という3つものファクターでレースを精査して(濾過するようなイメージ)「正しい少数派」を目指しています。
この「競馬の教科書」では私とは(恐らくほとんどの人とも)異なる考え方とロジックでこの「正しい少数派」になるための方法を研究し読者に伝えてくれています。
これこそが「競馬の教科書」を買う最大のメリットです。この本を買って、読み終えた時に、自身が「正しい少数派」であるためにはどう考え、どのように競馬と向き合わないといけないのかを理解できていなければこの本を読んでないのと一緒です。ですのでこの「競馬の教科書」での学びを最大限活かし、競馬で勝ち組になるためには、この記事で書いた〈考え方〉、大衆とは一線を画し、自身が少数派になるための〈考え方〉を学んでいるんだという意識を持って読み進める必要があるんです。
・なぜトラックバイアスやコーナリング能力に着目して予想をするのか
・なぜ統計やデータは参考にしてはいけないのか
などこれらは「競馬の教科書」で取り上げられている考えのほんの一例です。
これらをそのまま鵜呑みにしていては自己の成長に昇華はできません。
必ずその根幹には「正しい少数派にならなきゃいけない」という基礎教訓が存在しているということを認識して読み進める。
それがこの「競馬の教科書」を読むうえでは大事なんです。
そしてこのマガジン「『競馬の教科書』ってぶっちゃけどうなの?」もその一助になることを目指しています。
次回からはいよいよ「競馬の教科書」で取り上げられている具体的な予想法や考え方について、「正しい少数派にならなきゃいけない」という基礎教訓を踏まえて分析していこうと思います。
・最後に
この記事が「参考になった」「面白かった」という方は記事へのスキをよろしくお願いします!
そしてこのマガジンシリーズでは「競馬の教科書」著者である玉嶋 亮氏たってのリクエストによりTwitterでマガジン読者からのコメントを募集させて頂きます。
皆さんからのツイートには実際に玉嶋 亮さんからリアクションが来たりしますよ!
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この記事を読んでみて「競馬の教科書」読んでみようかなという方は下にAmazonの商品ページも貼り付けておきますのでリンク先から是非、購入してみてくださいね。
それではここまでご覧いただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
競馬予想家 Noa(のあ)
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