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【金鯱賞予想】中京芝2,000mに共通する血統傾向

G2金鯱賞2021、血統全頭診断を公開中!


・中京芝2,000m全体の血統傾向


金鯱賞が行われる中京芝2,000mは平場・重賞問わず「スピード血統」「米国血統」が走りやすいレース。

同コースで行われるG3中日新聞杯も米国型ノーザンダンサー、米国型ナスルーラが好相性。

過去に人気薄で好走した馬も2018年2着のサトノノブレスは母母父に米国型ナスルーラ。2017年2着のロードヴァンドールは母父が米国型ノーザンダンサー系のストームキャット、3着スズカデヴィアスは母母父が米国型ナスルーラを内包。

父型では金鯱賞の開催時期が変更された2017年以降の4年間、父サンデー系か父キングマンボ系しか馬券には絡んでおらず、中京芝2,000m全体の特徴としても同様の傾向が見られます。


1.米国型ナスルーラ系、ノーザンダンサー系
2.父サンデー系or父キングマンボ系


・G2金鯱賞2021について


10番 ポタジェ

父は当レースで(中京芝2,000mでも)最も実績のあるディープインパクト。母父に米国型ノーザンダンサー系のオーサムアゲイン、母母父にもボールドルーラー系(米国型ナスルーラ)内包で金鯱賞に実績のある父と牝系を持つ馬。ディープインパクト産駒の単純明快な狙い時は「勢い」がある時。簡略的に言えば「近走着順の良い馬」を狙えば情けない結果にはなりづらい。それは昇級戦→相手強化であっても関係ない(むしろ期待値が高くなる)ので今回も軽視はできない1頭。


3番 ブラヴァス

父キングカメハメハは当レースで好走馬を多数輩出(ヤマカツエース〈16,17年〉など)している種牡馬。母父が当レースに高い実績を誇るのはさることながら2代母ハルーワスウィートは「スピード能力に長けた」血統。その源にあるのがグロリアスソング×マキャヴェリアンという血の融合でサンデー系を持ち、ヘイローのクロスとグロリアスソング、マキャヴェリアンを両方兼ね備えた血統というのは近代競馬ではスピードの超良血。軽い馬場の直線で弾ける末脚はこのメンバーに入っても引けをとらないはずで注意が必要な1頭。


ここまで取り上げた2頭は軽い馬場コンディションがベストなタイプですが今年の中京開催は例年とは違い、前回開催からの間隔も短く、前回開催の終盤はタフな路盤になっていたため、そこからの大幅回復ができているのかどうか、また金~土曜日の降雨の程度によってはタフな馬場コンディションで行われる可能性も。

2017年以降の金鯱賞は馬場コンディション「軽い~標準」(ノア調べ)でしか行われていないためこれまでとは真逆の血統が走る可能性も。

となれば既にタフな馬場コンディションをこなしている実績馬を評価するのが盤石なはず。

デアリングタクトは桜花賞、秋華賞とタフな馬場コンディションを既に経験しており、どちらのレースでも高いパフォーマンスを発揮している。グローリーヴェイズもタフな馬場コンディションは血統面からも歓迎なはずで、実際に京都大賞典(2020年)を優勝しており適応能力は実証済み。


土曜のレース結果を見てみないと何とも言えない馬場コンデションですが、波乱があるなら軽い馬場コンディションの時か。

競馬予想家 ノアの最終結論はレース前日にnoteにて公開予定ですが、皆さんも馬場によって狙う馬を変える意識を持ってみては如何でしょうか?


ノアのG2金鯱賞、最終見解はブログにて公開!

気になる方は下記の記事をチェック!!

▼G2金鯱賞、最終見解はこちら▼






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