あっけなく
本当はBPFが終わった直後
遅くても3月中には書こうと思っていたのに
気づいたらもう4月。
私が書いてなかったんじゃなくて
月日が過ぎるのが早過ぎるだけだよね
せっかくだから今でも鮮明に覚えているイベントのことを
ここに書き残しておこうと思う
号泣させられた後だけど
3月11日
BackpackFESTA2023東京が終わった
つまりこれがTABIPPO学生支部の
活動の終わりでもある
この8ヶ月間
私の生活はTABIPPO一色だった
日常のどの思い出を切り抜いても
そこにはメンバーがいて
旅に出た自分がいて
この活動を通して
間違いなく私の人生は加速したし
日常がちょっぴりどころじゃなくカラフルになった
改めて
あの時学生支部に入るって選択をした自分を
最大限に褒めてあげたい
あの時のほんのちょっとの選択で
私は旅の魅力を知って
旅で世界はもっと素敵になると信じることができて
夢を語れる仲間ができて
毎日笑いで溢れる日々を過ごすことができた
そんな人生に彩りをプラスしてくれた活動の最後の日
BPFが終わった直後、
意外にも思ったことは
「終わりはあっけない」
ということ
舞台チームとして
たった2時間半のために
とんでもない時間を費やして
悩んで葛藤して不安になって自信がなくなって
ワクワクして楽しみになって寂しくなって
いろんな感情が入り混じるまま当日を迎えた
当日を噛み締めよう
そう思って入った会場
でも現実は
気づいたらリハが始まって
気づいたらロビーが会場していて
気づいたらお客さんが舞台の前にいて
気づいたらひがしゅんの挨拶が終わっていた
お客さん全員が退場するまで
退場の曲を流す
この最後の音響の仕事を終えた時
ちょこっとだけ涙が溢れてきた
これが何の涙だったのか
未だによくわからない
全部が無事に終わった安心感からか
これで終わりって気付かされた寂しさなのか
全員で最高を創れた誇らしさなのか
みんなと離れ離れになる悲しさなのか
もっともっと感情がぐちゃぐちゃになって
やりきった満足感と達成感と最後という現実を突きつけられて
片付けなんてできなくて
みんなで放心状態みたいになる気がしてた
でも実際は
意外にも冷静で
最後まで不安で雲掛かってた自分のプレイリストに
少しだけ自信という名の太陽が差し込んだような感情だけ
もちろん一生残る一瞬を創れたと思うし
この日のことは絶対に忘れないと思う
でもあの日心のどこかで思ったことは
「あれ、意外とあっけなく終わったな」
ということ
でもそこから少し時間が経った今だからわかることがある
それは
今思えば全然あっけなくなかった
ということ
あの時逆に感情が溢れすぎていた
溢れすぎた感情を受け止める場所がなくて
何も感じてないような気がしてた
きっとそうだと思う
舞台が終わった後にぴーさきから手紙をもらった
多分あそこであの日1番と言っていいほど泣いた
あの時ただ単純に嬉しかった
音響照明って
相棒みたいにやってきた役職が
もう終わりなのが寂しかった
でも今思うことは
嬉しい寂しいの感情に加えて
1ヶ月以上前から絶対書こうって決めてた
みんなへの感謝の手紙を書くことすら忘れてたくらい
当日のことで頭の中がパンパンで
終わった後のことを考えられないくらい
自分は心に余裕がなかったんだ
そう気づいたから泣いたんだと思う
いつの間にか当日の成功と自分の役職に一杯一杯で
感情がキャパオーバーしてた自分に
今更ながら気づいた
幻みたいに終わった当日は
今思い返せば全然あっけなくなんてなかった
何週間経った今だって
直前のシェアハウスのこと
当日のこと
充実していた毎日のこと
何だって思い出せる
というか、ふと思い出してしまう
勝手に写真を振り返ってしまう
自然とプレイリストを流してしまう
もう絶対使わないであろうあの曲たち
今でも聞いてくれてる子がいる
この曲聞くとあのシーン思い出すって言ってくれる子がいる
私はこの曲とこの曲が好きだよって言ってくれる子がいる
自分が創り上げたものは
あっけないものなんかじゃなく
儚いものでもなく
ちゃんとみんなに届いてた
ちゃんとみんなの記憶に残ってた
それを感じられただけで十分すぎる
改めて
学生支部全員でこのイベントを作り上げることができてよかった
学生支部に入って
みんなに出会えてよかった
一生付き合っていきたい人で溢れてるし
また夢を語ったり変な笑い声で爆笑したい
活動が終わって寂しいけれど、
離れ離れになる人もいて悲しいけれど、
会うのに理由がいるなんて考えたくないけど
またきっとすぐ会えるよね
世界のどこかで
だって私たちには「旅」がある
p.s. 誰か編集済みの曲も入った当日のプレイリスト
ドライブにあげたら聞いてくれますか？笑
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