知識を調理する1流の料理人とは2023.03.04

※ルール

①これはブログとして使用する

②誤字脱字気はにしない、20分以内2000文字を目指す

③修正はするが、それよりも今感じている思考を残す

④1年後の自分に向けたメッセージを入れる

⑤1年後に、文章を書くスキル、考えを伝えるスキル、読みやすく伝わりやすい表現を身につけることを大切にする

文章としての点数のつけ方:主題・疑問・感想・副題・共感・怒り・客観的視点・一般論・個人的な解釈・ウィットに富んだ表現・ユーモアがいずれ20分以内に自然と挿入できている。


From.福岡の久留米から

やっぱり人に何かを伝えるのは難しい。こうやって毎日書いているくせにいまだにそんなことを思う。人によって違う前提条件をしっかり説明してあげないと、説明を読んだり聞いたりした人はスッキリしないだろう。

何より納得がいかない。そのことを最近痛感した。アップセル・クロスセルの説明をする機会っがあったからプレゼン資料をつくって発表した。そのアップセルとかクロスセルを始めるにあたっていくつか条件がある。

それが今回の前提という部分を深く学ぶことにつながる。だから今回はその発表での反省と改善、そして前提について確認していこうと思う。

どこまで知っているの?


前提条件とは、ある物事が成り立つための前置きとなる条件という意味と、論理学で推論において結論が導き出される根拠となる判断という意味がある。

どちらもちょっと同じような意味にしか感じないから、どうしようかなと思っている。多分今回話したいと思っている意味は1つ目の意味だと思うから、そうだと思って説明していこう。

まずプレゼンするときにも、前提が必要になる。その発表する題材のことをどこまで知っているかで説明の仕方も当然変わってくる。しかも今回のアップセルとクロスセルを始めるときにも前提がないといけない。

何が必要なの?


アップセルとクロスセルのおさらいからしていこう。まずアップセルとは、顧客の単価を向上させるための営業手法の一つで、ある商品を検討している顧客や以前商品を購入した顧客に対して、より高額な上顧客デルに乗り換えてもらうこと。

たとえば、10万円のPCユーザーに高機能な分単価の高い15万円のPCを購入してもらうことや、年会費無料のクレジットカードから、ゴールドカードに変更してもらうことがアップセルにあたる。

反対にクロスセルとは、商品の購入を検討している顧客に対し、別の商品もセットもしくは単体で購入してもらうためのセールス手法になる。

たとえば、スマートフォンを購入した際に、ケースや画面の傷を防止するシートの購入を提案したり、Amazonで買い物をする際のレコメンド機能などはまさにクロスセルを狙った販促方法といえる。

クロスセルの利点もアップセル同様新規顧客を獲得するよりも低コストで売上を向上させることができる点にある。

2つとも顧客単価を上げるためにあるものだ。その2つは新規で顧客を獲得するために行う販売手法ではない。だから前提としては、すでに顧客がいないとこの販売手法は取れないということがある。

この前提条件は一見当たり前のように感じる、というか当たり前に満たしていないといけないものではあるんだけど、中々見落としてしまいがちなところだと思った。

結局大事なものは決まっている


相手へのお得感を見せたら、顧客も増えるというわけではない。アップセル・クロスセルを始める前に確認しないといけないこととして、元の商品はちゃんと売れているのかを把握しないといけない。

元の商品が悪いのに、付属品がついたりグレードが高いものを販売したところで売れるわけがない。良いものだという信用も何もないんだから。お客に認められているかどうかが肝になっている。

逆に言うと、すごい良い商品じゃなくても売れる。ターゲットが本来の商品を買ってくれていて、認められて信用されてさえすれば物は売れるし、アップセルとクロスセルも始めやすくなる。

どこを基準にするのか、値段とか品質、業界での立場とかいろいろ。値段が低い方が当然市場には浸透しやすい。しかし、安いだけが取り柄になったらお客単価を上げにくくなる。

何事も程よいラインが一番なんだとわかる。やり過ぎには最新の注意を払おう。言うのは簡単だけど、市場を見ながら常に立場を把握して対策を練る。アップセルとクロスセルはあくまで立場を守る1つの手段でしかない。

前提を間違えないように良い知識を最高のタイミングで使う。それでこそちゃんと覚えていると言えるし、アウトプットの集大成となる。なにか始める前には必ず前提条件を確認して、それを肝に銘じておこう。

それだけで間違った使い方、間違った伝え方とかが格段に減ると思う。せっかくの良い知識は正しく使おう。高級食品を1流のシェフが調理して初めて絶品になるように、

知識という名の食品をゴミにしないような1流のシェフを目指して使っていこう。
では、また明日。




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