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覚え方って難しいよね 2023.03.11
※ルール
①これはブログとして使用する
②誤字脱字気はにしない、20分以内2000文字を目指す
③修正はするが、それよりも今感じている思考を残す
④1年後の自分に向けたメッセージを入れる
⑤1年後に、文章を書くスキル、考えを伝えるスキル、読みやすく伝わりやすい表現を身につけることを大切にする
文章としての点数のつけ方:主題・疑問・感想・副題・共感・怒り・客観的視点・一般論・個人的な解釈・ウィットに富んだ表現・ユーモアがいずれ20分以内に自然と挿入できている。
From.福岡の久留米から
学校で嫌いになってしまった授業を好きになってもらうのは、とても難しい。でもできないわけじゃないというのを昨日改めて実感できた。あなたも得意な教科や苦手な教科、もしくは好きな教科と嫌いな教科もあると思う。
昨日アルバイトである生徒の授業をしていた。その生徒は英単語を覚えるのが特に苦手、というか大嫌いという子だ。今までその子にいろんな英単語の暗記方法を教えてみた。
一日3語を見て読んで覚える方法、毎日同じ100語を見て1週間覚える方法とかいろいろ。それでもあんまり効果がなかった。その時は頭を抱えてしまった。そもそもそれらの方法は、本質的に間違っていたことに気づく。
今まで実際に覚えてきたやり方ではどうしようもなかった。新しい方法を考えるしかない。今回はその思考方法と振り返りをしていこうと思う。この思考を実用的なレベルまで落とし込んでおけば、融通が利きまくるはずだ。
問題点は、単語が覚えられない
問題点には、必ず原因がある。だからまず問題点の確認と原因をまとめていこうと思う。問題点はもちろん英単語が覚えられないということ、そしてその原因をまとめるのだが、そこが少し難しく感じた。
どうしても覚えられないのか、それとも覚えようとしていないのか、そこの2択を間違えてしまうとそれだけで本質的ではなくなってしまう。なんで覚切れてないんだろうと思ってその生徒に聞いてみた。
と言ってもさすがに本当に覚えてるのかって質問は角が立つし、場合によっては今後のやる気にかかわるからそんな聞き方はできない。実際塾長がその生徒に一方的に覚えさせて、クレームを言われているのを見たことがある。
それは完全に一方的に覚えさせようとした塾長が悪いから、何も気にしていない。そこで聞いたのは、英語は楽しいかどうかだった。中学生や高校生でまじめに取り組むことができる人は少ないと思っていたから。
何か目指すものとか、楽しさがないと勉強なんてできないと、経験上そう思っていたから、まずはそこを聞いてみた。担当した初日にも聞いてみたんだけど、その時と答えは変わっていなかった。
言うまでもなく、楽しくないということだった。そりゃそうだ。英語自体楽しくないと思っている人が、ただひたすら英単語を暗記するだけなんてそれは地獄だ。
覚えられないのではなく、覚えたくない
その生徒の気持ちを受けて、原因を見つめなおそうと思った。その前に生徒への質問で問題点も変わった。英単語を覚えられないではなく、英単語の暗記を覚えようと思えないに変わった。
そしてその原因が分かったのはつい最近だった。2週間くらい考えてみた結果、原因は覚えようとできない、やる気がでない、覚え方がわからないし楽しくない。
そしていよいよ解決策を考える。考えることは、たのしい覚え方、やる気の出し方、覚える機会の作り方の3つだ。考えをまとめることから始まる。楽しい事であれば、機会を作ることができたら抵抗を感じることなく覚えられる。だから、
まず考えることは、本人にとって楽しいと感じることができる覚え方と勉強する機会を作ることだ。勉強する機会は塾に来ているというところでほぼ解決出来ている。後は来たいと思えるかだ。
ただ勉強しに来るなんて、とてつもない優等生がすることだと思っている。ゲームとかの趣味の方が面白いに決まっている。さすがに今から勉強がゲーム等の趣味に勝てるようになるとは思えないけど、
せめて勉強したくないという気持ちにならないように、なる回数を減らせるようにしていきたいと考えていた。そこで来ることが嫌にならないために勉強するための場所に加えて、
話をする場所だというイメージをその子に持ってもらった。ずっと雑談ではなく、無理なく勉強しながら講師との会話で休憩する場所だというイメージを持ってもらった。
勉強しなくなるのではとも少し思ったが、その心配はなかった。そこは集団心理だ。周りが勉強していたらその空気に影響されて勉強してしまう。ただそこは勉強嫌いだからあまり集中できない。
そこで本題。楽しく覚えてもらうことへの解決策が必要になってくる。これが一番考えたが、その子は絵を描くことが好きだったから、単語の意味を全部絵でかいて覚えてもらうようにしてみた。
結果が出た
そしたら効果はすごくあった。今まで20問の単語テストで10点以上取ったことがなかったその子が18点をとった。しかも勉強している気分ではなかったという理想的な感想を得ることもできた。
問題点の変更とその原因、そして最後の解決策が間違っていなかったことにほっとした。さらに達成感がとてつもなかった。問題点、原因、解決策の考えはサロンで学んだことだ。
その学んだことが実際に生きる、まだ完璧ではないが、使えるまでに昇華したんだと少し自信にもなった。何のために覚えるのか、それは使えるようになるために覚えているんだというアウトプットを大事しなければいけない理由も改めて実感できた。
この考え方はすごいいろんな場面で使えるから、あなたも困ったこと、悩みとかがあったら問題点、原因、解決策の流れで考えてみて下さい。
今回はとにかく自分が嬉しかったことを書いてみました。では、また明日。
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