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【ゲーム】【ウマ娘】祝!セカンドアニバーサリー!ミスターシービー&ツインターボ師匠!

ちょまじいーかぜー!(挨拶)

 ごきげんよう邪悪な課金おじさんことのまどです。
アニバーサリー来ましたね!新キャラに新シナリオに新要素に新イベントに新サポカにえー…すっごいすごい!(ナリタトップロード並感想)
 まずは新キャラーーの前に、前回のチャンミ結果発表です!

チャンミ結果発表

 2023年 アクエリアス杯 結 果 ! !

A1着

 や っ た ぜ ! ! ! ! ! ! ! ! !

 今回はアオハル杯で育成したイナリワンがまとめて差し切ってくれました。
サンキューイナリワン、サンキューアオハル杯!
 次のチャンミ情報も出てますし、しっかり準備して連覇目指して頑張ります。

ガチャ結果

 まずは今回の新規実装ウマ娘の、ミスターシービー!ツインターボ師匠!をガチャから呼び出さなきゃいけませんね。
前回は天井という結果に終わりましたが、今回はなんとか早めに欲しいところ。まぁ片方は☆1なので途中で出るでしょう!
 では単発から…。

1連目

 や っ た ぜ ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! !

12連目

 や っ た ぜ ぇ ! ? ! ? ! ? ! ? ! ? ! ?
これは運…?それとも女神の”力”なのでしょうか…?
予想外にめちゃくちゃいい感じです、早速ステータス確認しましょう!

ステータス確認

ツインターボ師匠

固有スキル

 固有はこんな感じです。ちなみに勝負服獲得前です!
”中盤”の”半ば”に”差をつけて先頭”だと”超長時間速度をちょっと上げ続ける”が”終盤の終わり”に”ちょっと垂れてしまう”。
 割と珍しいデメリット付きのスキルですね。師匠らしい逃げと逆噴射。
”垂れる”はスピードかスタミナかどっちになるんでしょうか。なんとなく育成した感じはスピードなような気がしています。

ボーナス

 ボーナスはこんな感じです。スピード30%!最強クラスのボーナスですね…!覚醒すると”先駆け””しゃかりき”それぞれの金スキルである”先手必勝””出力1000%”を獲得します。なんというかシンプルに逃げですね。
脚質条件のスキルが多く、距離条件のスキルが無いのでどこでも活躍できるでしょう。適正的には長距離は因子でなんとか?短距離はかなり厳しいですね。
 しかしこのボーナス…スタミナさえなんとか出来ればかなり活躍が見込めますね。

ミスターシービー

固有スキル

 固有はこんな感じです。
”終盤が迫ったどこか”で”後方”だと”速度を少し上げ続け””中距離か長距離レース”で”先頭から離れている”と”効果が増える”。
 発動タイミングがランダム、効果は徐々に加速するタイプですので中々難しそうですね。先頭から何バ身かも気になります。シービーは結構中盤加速スキルが多い印象なので発動しない可能性もありそうですね。

ボーナス

 ボーナスはこんな感じです。
スピ、スタ、賢さに10%ずつ、優等生ですね!固有的にも中~長距離を走ることが多そうなので助かります。
スキルも”直線一気””型破り”とその金スキルである”迫る影””天衣無縫”があります。型破りは中~長距離両方で使えるのがいいですね。軽やかステップは発動が緩いのですが中距離スキルなので長距離で育成する場合気を付けましょう。
 目標でマイル戦があるので若干因子で上げた方がいいですが、Bなので事故率はそこまで多くないでしょう。それより、パワボがないためパワー不足による追込の事故が怖いですね。三冠取り逃しそうです…。

 さて、ステータスも確認しましたし育成してみましょう!

育成雑感

ツインターボ師匠

育成結果

 今回は新規実装シナリオであるグランドマスターズで育成しました。
目標に有馬記念があったので長距離を伸ばしてスタミナ多めで組みました。マスターズよく分からない状態だったので基本的には得意率で編成。レスボ兼パワトレ用にマベたん差しました。
 シナリオは逃げの中でも狂気に近い全力疾走になってしまうツインターボ師匠の元気一杯さといい子さと犬感があってめちゃくちゃよかったですね。序盤ではツインターボ師匠のゲート難や暴走癖をどうするかという話が多く、SでありMであるというのは性癖の表裏一体さというもののあわれを感じましたね。なに言ってるんでしょうか、よく分かりません。
後半ではアニメ2期の場面を踏襲しているので懐かしいなぁと思いながら見ておりました。有馬記念が本当にオールスターで楽しかったですね。
またエンディングは個人的にかなり異色な話だと思いましたが、ツインターボ師匠らしいいいエンディングでした。記憶に残り続ける師匠…!
 さて今回グラマスで育成したのですが、結論から言うとグラマスめちゃくちゃ育てやすかったです。まだまだ理解が足らないのですが、例えばツインターボ師匠だと三冠路線に出るとトウカイテイオーとやり合うのですが、このトウカイテイオーが中々強い。ただ☆1無覚醒の状態でもかなりやりあえており、開花しシナリオギミックを理解すれば十分勝てる相手だと感じました。
 また、固有がめちゃくちゃ発動しやすいのでしょっちゅうデバフのエフェクトが見れて楽しいですね。見た感じはスピードデバフのように見えますがどうなんでしょうか。

ミスターシービー

育成結果

 こちらもグラマスで育成しました。
デッキは追込…といいつついつも使ってたシービーのサポカ使えないのでスイーピーを借りて、マベたんはレスボ用に差しました。タイシンはスピシャカールの方が良かったかもしれません。この辺は要調整ですね。
 シナリオは自由なウマ娘であるミスターシービーとそのライバルであるカツラギエースのぶつかり合いが中心に広がっていきます。あとシービーのパパママが登場するのですが、こちらパパが元トレーナー、ママが活躍したウマ娘とのことでこの世界の人口比率を考えると男:女:ウマ娘で2:1:1くらいなんでしょうか。考察の虫がうずいてきちゃいますね!また、親紹介RTAの上位に食い込んできましたね。

 というかシンザンに触れられてましたが来ちゃうんですか?もしかしてセントライトも?
個人的にはカブラヤオーをお待ちしています!

 さて、今回ですが菊花賞でカツラギエースに負けたため2冠で止まっております。ルドルフと3冠対決できなかった…ッ!
えー今回はスタミナ不足だったので次はもっと盛っていきます。
そういえば育成していて固有みてないんですよね。シナリオだとステータス差があり、結構終盤には前にいるからなのですが…。
まぁ追込自体がかなり強い脚質なので固有は保険として考えるのがいいかもしれません。あるいは追込が少ないチムレやチャンミ向きかなと思います。

史実の名馬

ツインターボ師匠

 ツインターボは1988年生まれで牡馬にも関わらずかなり小柄でした。
体重は大体400~420kgで小柄で有名なビコーペガサスと同じくらい。
 しかし一度レースになると、

先頭を切って飛び出していき
中盤では何馬身と言えないくらいの大リード
終盤はヘロヘロのフラッフラで他馬に追い抜かされ
ゴールには歩いて到着する

 というとんでもない馬でした。
というのもツインターボは非常に臆病であり、また人を乗せて走るのが好きではなく、スタートも下手。
初戦はスタートに失敗しても挽回しやすいダートでデビュー。これを危なげなく勝ち。
芝に転向して更に2勝目!
これはダービー間に合うか…?と青葉賞に出ましたが実力不足のためか9着と惨敗。
ダービーは諦めて東京で条件戦のレースに出ますがここでは5着。
しかし、陣営は次走にG3重賞のラジオたんぱ賞に出走。なんで重賞?と思われますが実はラジオたんぱ賞が行われる福島競馬場は小回りで直線も短く、東京競馬場のようにゴール前の急坂がなく逃げやすいコースだったのです。
この狙いは大当たりでツインターボは重賞初勝利を飾ります。
続いてセントライト記念、福島記念ではどちらも2着と大健闘。
 そして遂に初のG1有馬記念に挑戦!ただ初の長距離ということもあり、いつもの爆走は控えめ。そんなこともあってか14着という結果に終わりました。
ちなみに勝ったのはアッと驚くダイユウサク。一番驚いたのは2着のメジロマックイーンでしょう。
 さて、4歳になりましたが実は有馬記念のあとに鼻血が出ていたことが判明。馬は鼻からでないと呼吸ができないので、命の危険があります。更に体調不良にもなってしまいました。
結果、療養続きで11月に1戦。しかもビリで4歳を終えてしまいました。
 5歳になり逃げ戦法を調整しつつレースに出走しますがうまくいきません。
ここで陣営は逃げの名手である中舘騎手を鞍上に起用。
そして初戦、ホーム?の福島競馬場の七夕賞!これは是非実際のレースをご覧ください。

 さて、次走。陣営はオールカマーに決定しました。
こちらもG3ですが実力者が多く出走していました。1番人気にはライスシャワー!2番人気に桜花賞馬のシスタートウショウ!前走を評価されてか、あの走りがみんな大好きになったのか3番人気にツインターボ。4番人気にはイクノディクタスがいました。
 ここでもツインターボは逃げる!逃げる!のですがその逃げは普通じゃなかった!

 大逃げの大逃げ。しかも前走を見てみんなが付いてこないことを理解してか、速度は実はそんなに早くない。でもみんな付いてこない。
これ幸いと逃げ続け、気付いた的場均騎手とライスシャワーが追いかけましたが稼がれた距離、残っていた足。ツインターボの快勝でした。
 そして次走は天皇賞秋に出走!3番人気になりますが清々しいまでの逆噴射でビリの17着。その後は走っては負け、走っては負けの連敗続き。
ちなみに帝王賞に武豊騎手が乗って出走し惨敗。
その後は地方のダートで走り、1度勝ちましたが後は負け。
1996年には引退し種牡馬となりましたが1998年には心不全で死亡。産駒は僅か5頭のみで血統は既に途絶えたと聞きます。

 ツインターボという馬は不思議な名馬でした。その逃げはどこからどう見ても自爆物ですし、結果自爆します。馬券を買っていてもそうでなくても、あぁやっぱりな!と思わず笑ってしまう。
でも次は勝つんじゃないかと期待はかかる。
 そして彼がいなくなった後も、競馬が好きな人がよくこういうのを聞きました”あの馬の逃げっぷりはまさにツインターボみたいだった!”なんて。

ミスターシービー

 ミスターシービーは実は2頭目でした。同じ牧場で40年くらい前に同じ名前の馬がいてダービーに出走するも敗北。その後は障害に転向した馬でした。
 そして2頭目にミスターシービーと名付けられたのが彼です。
その名前は牧場を代表する馬になって欲しいということで”千明牧場(Chigira Bokujo)”の頭文字からとってミスターシービーと呼ばれました。
 デビュー戦は先行策を取り軽々と勝利、2戦目は出遅れて後方からとなりましたが差し切って勝利。
しかし、3戦目では発馬機内で暴れて大きく出遅れてしまいました。結果としてクビ差で2着。これが初敗北となりました。
 明けて4歳。マイルの共同通信杯で前回敗北した相手にリベンジを成功させると、弥生賞で快勝。
そして3冠の初戦の皐月賞を迎えます。その日の天候はなんと雨!泥濘んだ重馬場は追込馬には不利と言われていますが、向正面辺りからスイスイ追い抜かしていき、最終コーナーには先頭のカツラギエースに追いつき、最終直線で交わしてそのままゴール!
泥だらけの勝利は是非見ていただきたいです。
ミスターシービー初のG1勝利であり、吉永騎手の初クラシック制覇であり、松山康久厩舎の8大競争初制覇と初尽くしでした。

その後はダービーに挑戦。当時は20頭が出走するため、ダービーポジション(10番手以内で第1コーナーを回らなければ勝てない)というジンクスがありました。開始前にハミ吊りが切れるというトラブルがありハミ吊りなしで出走。道中はダービーポジションを気にかけることなく後方に位置取り、後半からぐんぐん進出。
しかし、最終コーナーでなんと更にトラブルがありました。タケノヒエンがよれて回避したらキクノフラッシュに衝突。更にニシノスキーの進路を妨害してしまいます。そこで崩れないミスターシービー。先行勢を一気に交わしてゴール!
道中のトラブルについて審議が行われ、その結果ミスターシービーの優勝は確定でしたが吉永騎手の出走停止とトロフィー剥奪という処分が下されました。
さて、菊花賞に備えるための夏休み。なんと蹄を痛め、夏風邪も引くという体調不良のため秋は京都新聞杯からスタート。ここではカツラギエースに敗北して4着。
そして、菊花賞本番。3000mという長距離の中、ミスターシービーはいつものように後方で待機。先行勢が掛かり気味になっている中で淀の坂に来ました。坂は平地と違い上るのも下るのもスタミナを消費します。そのため”坂はゆっくり上り、ゆっくり下れ”と言われていました。
 しかし、ミスターシービーはその坂を駆け上り駆け下っていきます!
ここも是非レースを見てみてください。

こうしてミスターシービーは菊花賞を逃げ切り3冠を制覇。
セントライト、シンザンに続き19年ぶり史上3頭目の3冠馬がここに誕生したのです。
 この年はその後休養となったのですが、国際招待レースのジャパンカップでは”なぜ一番強い馬が出ないのか”という質問がありました。その理由は分かりませんが、もしかすると夏に痛めた蹄のことを考えて期間の近いジャパンカップを回避したのかもしれません。
 さて、5歳になって初戦をアメリカンジョッキークラブカップを想定しましたが、生憎の雪でダートになるかもという話で(実際ダートで開催されました)回避。その後中山記念を想定しましたが、蹄の不調で回避。
結局秋の毎日王冠で始動。このレースで長い休養と追い切り調教での不振から初めて1番人気を外しレースではカツラギエースにアタマ差で敗北、2着で終わりました。しかし、その実力に陰りがないことを観客は知りました。
続く天皇賞秋では1番人気に選出。この年から3200mから2000mへと変更されたのですが、シンザン以降19年続いていた1番人気は勝てないというジンクスを見事粉砕して4冠馬となりました。
ミスターシービーが天皇賞秋に勝った翌週。シンボリルドルフが3冠馬となりました。更にミスターシービーとシンボリルドルフがジャパンカップへの出走を表明、ここに日本初の3冠馬対決が実現しました。
その際は中一週という休養の短さとシンボリルドルフは初の古馬戦ということでミスターシービーが1番人気、イギリスから来たベッドタイムが2番人気、アメリカから来たマジェスティーズプリンスが3番人気シンボリルドルフが4番人気となりました。
しかし、ミスターシービーはズルズルと後方に待機し続けて10着でした。
 では誰が勝ったのか?
シンボリルドルフは終始好位につけて、自己最高の上がりタイムを見せましたが、3着。
実力はG1級と謳われるセン馬(去勢された牡馬のこと、当時イギリスではセン馬のG1出走は認められていなかった)ベッドタイムはその実力を遺憾なく発揮しましたが、2着。
 勝ったのはカツラギエース。ミスターシービーに負けても負けても挑み続けた執念の逃げが世界を制したのです。ジャパンカップで初めて勝った国産馬としてその名を歴史に刻みました。
続いて有馬記念に出走。ここではインコースに入ってしまい馬群の壁に手間取られシンボリルドルフ、カツラギエースに敗北して3着でした。
 明けて大阪杯から始動し、ハナ差で競り負けて2着。天皇賞春ではシンボリルドルフとの3戦目となりましたが、シンボリルドルフの後方に沈み5着となりました。
その後体調不良で休養している間に骨膜炎を発症、引退となりました。
引退式も雨の中の開催となり、嵐のようにミスターシービーはターフを去りました。
 そして種牡馬となるのですが、その功績から産駒にも期待がかかりました。なんと初年度からクラシックで活躍する産駒が産まれ、このことで種付け料が高騰。その後は産駒が走らず、海外産牡馬の流入、そしてその高額な種付け料から元が取れないという判断を招き、種牡馬としては失敗したと言われております。
 実はミスターシービーは放牧地では母親のシービークインの隣にありました。珍しい母子隣人でしたが、どうやら気付いてはいなかったようです。
そして2000年、父トウショウボーイと同じく蹄葉炎で死亡しました。

 ミスターシービーは3冠馬の中では評価の低い馬だと言われます。シンボリルドルフに3戦して3敗したこと、同世代の有力馬であったカツラギエースが大器晩成型だったこと、前有利の競馬になっていたにも関わらず騎手が追込戦法を取り続けたこと、蹄の弱さからズレやすい軽い蹄鉄を使っていたことなどなど。周りが弱かったから3冠馬になれた、別の騎手ならもっと勝てたなど。
 しかし、私はそうは思いません。
出遅れ癖を豪快な追込戦法で乗り越え、不安のある蹄を周囲の努力で支え、気まぐれな性格を操縦しきった。その場その場で最善の選択をして、ミスターシービーを走りきらせた。
 誰も彼もが、批判的であれ擁護であれ語らずにはいられない。そんな3冠馬がミスターシービーなのでしょう。

 ちなみにミスターシービー。イケメンで有名でハイセイコーに続くアイドル的な人気もあったそうです。
それまでの競馬のイメージを明るいものに変えたハイセイコー。
競馬ブームの下地を作り上げたミスターシービー。
そして、1990年代前半にはオグリキャップの登場。
1990年代後半には競馬漫画やゲームが次々登場して人気を博し。
2000年代になるとディープインパクトが現れました。
 そして、今。ウマ娘から人が増えてきております。
ウマ娘も競馬も一体今後どうなっていくのか、楽しみになってきました!

 それでは、また!

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