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20240427 国際研

今後の分野

1.国際法

・国際法理論…国家論/国際法とは何か?/領域論(国境画定方法等)
・WTOの基本(穀物貿易、穀物のサプライチェーン)

米国の農業政策は強いのか?
日本の農業経済は政策中心の
州際委員会、州を跨ぐ鉄道運賃を小さい州が取れない、連邦政府が独占する
州間の運賃を高くする、北部に輸出して海外に輸出していた南部が生活できなくなる
→グレンジャー運動
https://www.maff.go.jp/j/kokusai/kousyo/wto/w_05_siryo/pdf/usa_seisaku.pdf https://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokusei/kaigai_nogyo/k_syokuryo/pdf/01america_us-3.pdf 

・新領域 海洋法/宇宙法/サイバー
・外交特権(中南米/メキシコ・エクアドル)
→米州機構が口出ししてくるから米州機構を理解しないと
・歴史学からアプローチ→戦間期や戦時国際法

2.国際政治(国際関係論)

国際関係論への批判
英米学派国際関係
マルクス主義国際関係論
カントを源流にした、カントを源流にした合理理論をIRに導入
冷戦終わった後にリアリズム、リベラリズム
→イズム批判(from 計量政治学)

カント『永遠平和のために』の輪読
ヘーゲリアンはカント批判しがち

3.法哲学

・正義論 法とはどうあるべきか
・法概念論・法理論 法とは何か「強制力があるものが法である」、「sanction(公的意味づけの貼り付け)が法である」
・批判的人種理論…日本の解釈が少し本来の意味と違うからやる意義ある
(司法の言う「白人」、アルメニア人は白人、中東っぽい、コンテクストが「人種」を作る、法という営みを通して当たり前とされるコンセプトを作るという人種以外の概念にも援用可能、法による「ジェンダー」の規定)
トランプが聖書販売、裁判費用稼ぎ、「ドイツ的キリスト者」運動の下品バージョン
https://www.afpbb.com/articles/-/3511850 
アメリカ病を象徴すると同時に勉強させられる

4.社会学


法概念論とは何か
社会学…「秩序は以下にして可能か」(大澤真幸)
社会を構成する要素…教育、"法律"、行政
H.L.A.ハート『法の概念』

・マーサ・ヌスバウム『感情と法』

・記憶のポリティクス
ウクライナ、ゴーゴリ、露vsウ
現実のパワーが記憶を左右する
習近平、琉球と中国の繋がりの博物館、歴史の記憶を持ち出して現実の琉球諸島の影響力の行使(日本への嫌がらせ)
巻き込まれるタイプ
沖縄本島の雑誌の記憶と、本州の雑誌の差異、「左翼の記憶」、政治的パワーのぶつかり合いが反映、国際関係と結びつくと厄介

・法論理学、法言語学
→言サ

・法進化論、政治進化論
政治進化論とは?
トラスト法
マークトウェイン「キンピカ時代」
トラスト運動、スペンサーを引用して「独占は自然現象。fitがunfitを弾くのは台風のようなもの。」
「適合」的な法解釈以外が淘汰される→解釈は固定的ではなくて流動的なんだ→悪用できてしまうのでは→決められてるのでは
プーチン喜びそう
権力性に無自覚な学者

学者は「理論」と、理論の「利用」を分けて考えるべき
民族の定義
「共通の言語、文化、歴史、特定の領土を共有する人々」
→スターリンが激賞「ユダヤ人は領土持っているから民族じゃない!」
民族リスト、国勢調査
リスト化されない存在しない民族は排除していい
学者の意見を直接的・間接的に政治家が照会
→学者が政策を決められてしまう
→政治性に自覚的になれ学者

日本人の沖縄の小説家
中国の大学で中国寄りの歴史
和人と琉球人の反目を強調
習俗
文学やってるのに民俗学者? 何者なんだ

「科学であって政治ではない」
アイヌ系論集、考古学の先生のエッセイ「考古学者は研究の政治性を自覚してくれ、『客観的な科学』をやっているのか、時代区分」
「中世アイヌ文化期」「近世アイヌ文化史」→それ以前にもアイヌ民族いたのに→Twitterの悪い右翼が外来性を主張
豪州を参考にしよう、従来の時代区分と、先住民に配慮した新しい時代区分

科学的客観性も時代時代に構成されていくものという人文科学
理系に馴染まない
形質人類学
 エスタブリッシュメントされた学者の反応、19c後半、種は固定的で変化しない、固執しないと、議論そのものが転回すると地位を失う
→学説は政治運動?

科学哲学、反証可能性、カール・ポパー
トーマス・クーン『コペルニクス革命』(東インド総督クーン)

現代のIRは?
細谷、遠藤、東が中心
その周りに小泉
「ロシアは悪」
それに反する群馬の先生は有名大学教授に推薦してもらえない
権力闘争?
ソ連の学者を研究している
一人はアウトロー、一人は1944年に共産党でキャリア積む、学術書記(管理係、情報が集まる)
天皇の将軍が王様になったように書記が国家元首になった
学術書記=学術官僚
学問をコントロール
2人が論争
アウトローの人は出版できなくなる
一方はエスタブリッシュ
ソ連内部の政治がぐちゃぐちゃになると変わってくる
アウトロー側も弟子に、学術書記の盗作疑惑の論文書かせる

方法論的対立もある
定性的 東野篤子遠藤乾、米国流計量政治小浜、土井

割と向きになる
彼らの食い扶持をめぐる争い
→「日本の国際政治学会終わってる」
学問の世界で生きて行けなかったら死
考え方そのものが根本的に間違っているなら学者に値しない、死
方法論は事実関係じゃないから困る、タチが悪い

飯山あかり、学会で食っていけなくなったら食い扶持を漁る

環境法にまつわるlaw makingの側面(論文)
教職で、子どもの権利条約の拘束力ではなく、存在すること自体が強調された
子どもの権利条約はカントの意味の「理念」
実現しないが、「すべき」な到達点として設定
教職課程の人がそれを知ることが大事

自分がやりたいこと

・サイバー法(の発表準備)
赤堀毅『サイバーセキュリティと国際法の基本』
・法論理学
清野勉『歸納法論理學 : 真理研究之哲理』(1890年)
イルマー・タンメロ『法論理学の原理と方法』(1971年)
H.ルフェーヴル『形式論理学と弁証法論理学』(1975年)
・法言語学

次回やること

「気候変動への人権法アプローチ : 脆弱な国家や共同体への補完的対応の可能性」

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