「要するに」が口癖の奴
話をしている時によく「要するに~」と言い出す人があまり好きではない。
しかし誤解してほしくない。
「要するに~」とそれ以前の話の要点をまとめてくれるのはもちろんありがたいことなのである。会議などでうまく話をまとめてくれる人は本当に助かるし賢い人なのだと思う。
ただ、「タイミング」と「要点をまとめる適切さ」によるというだけなのだ。よく僕が「要するにユーザー」に憤りを感じるシチュエーションが2つある。
1つ目は「要するに~」の後の内容がもうすでに誰かが言ったこととほぼ同じである時だ。
「要するに~」のあとは今までの会話の内容を
「簡潔」に「今までの会話の言葉と被らない表現で」
抽象化する必要がある。
しかしそれがうまくできていない。
私が思うに、この時はだいたい要するにユーザーが
それまでの会話をあまり理解できていなかったのではないかと思う。
「要するに~」と話しをまとめているように見えて実は自分自身の中での理解を深めているだけなのだ。
自分が理解してないのに我が物顔で先ほどまでと同じことを言う。
この時に私は憤りを感じる。
2つ目は「要するに~」ということで他人の意見をさも元々自分のアイデアであったかのように見せる時だ。
これが一番たちが悪い。
これは2人で話しているときに多い。
そもそも2人で話している時にアイデアを要する必要はほぼほぼない。
アイデアを出した人は自分の中で生まれたものなんだからほぼ100%理解しているし、アイデアを聞いたやつ(要するにユーザー)が理解しているのなら話を要する必要などほぼない。
アイデアの内容がふわっとしていて提案者も理解しきれていない時以外は要するにユーザーがしゃしゃりでてきているとしか思えない。
少し言い過ぎた気もするが。
要するにタイミングと適切な内容であれば本当に助かるのでぜひ要してもらいたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?