私と創作(SS)

私は今でこそ小説やUTAUなどの創作活動を行っていますが、そもそもの始まりは小学校低学年でした。

幼き日の私はなにかと一番になりたがる性格で、その中の一つに「最年少で本を出版」をしたいという欲求がありました。
私は、当時から漫画より文章量の多いものをよく読んでいたので自分にも書けるんじゃないかと思い込みポケモンの二次創作を原稿用紙に書いていました。
しかし、飽きっぽい性格が出たのか1週間もたたない内にやめてしまい、そこからしばらく書くことはしませんでした。
 その後、中学年を経て高学年へと進級した私は、自由帳に絵を描いたりするようになっていました。ほとんどが模写ではありましたが、やはり描いていたのはポケモンでした。そして、その事がきっかけになったのか、私はとある女子と仲良くなりました。彼女はよくカービィを初めとしたHAL研のキャラクターを描いており(ちょうどその頃私はスマブラXにハマっていたのでキャラは知っていた)、描き方を教えてもらったりしました。
恋愛経験が皆無な当時の私は、優しく教えてくれた彼女を好きになり、卒業してそれぞれ別の中学校に行った後ももっとよく知りたいという感情から(同じく当時流行っていた)3DSの動くメモ帳で、彼女がやっていたリレー漫画に手をつけました。デジタルで絵を描いたのはその時が始めてで、勝手のわからないままツールなどで図形を利用したオリジナルキャラクターを描きました。この時産まれたのが現在のエリマ・ライズ(神星物語 -Burning Ice-の主人公)です。ある程度使いなれてきた頃、今度はMV(手描き)に手をつけ始めました。しかしここでまた私の面倒臭がりな性格が発露し、数百枚もの絵の連続を描くのが面倒になりました。しかし、表現をする事への興味は薄れなかった私はあることを思い出します。

「絵を描けないのなら文を書けばいいじゃないか」
 

私は絵を捨て、文を書く道を選びました。
始めに書いたのは(現在の)雛井那継の過去。既にその時から彼は鬼っ子というキャラクターであったため、そこを掘り下げるような拙い文章を書いていきました。

ここが私のSS書きとしてのスタートラインとなりました。

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