ヒトナツノケイケン 【奉納 あほあほ祭り】
高校時代は空手道部に在籍していた。
地区大会を勝ち抜き、県大会に出場することになった。開催地は遠く、宿泊を伴うものだった。
それは夏の夜のこと。
夕食後、布団を敷き、明日に備えて就寝する直前のことだった。
蚊に刺されたのか、キンカン塗ってまた塗って♪と歌いながら腕に塗っていた。すると、いきなり他の先輩たちに羽交い締めにされ、そして無理やり両足を広げられ為す術がなくなった
キンカンを持った先輩が歌いながら近寄ってくる。
キンカン塗ってまた塗って♪
そして、トランクスの隙間からキンカンを差し込まれ、お稲荷さんに塗り込まれた。
しばらくすると、熱いやら痛いやら、なんとも言えない猛烈な刺激がお稲荷さんに訪れた。
オーノー、インノー‼️
初めての感覚にのたうち回るしかなかった。
先輩曰く、夏恒例の林間学校ならぬキンカン学校とのこと。
ヒトナツノケイケンがカイカンに…
なんてことあるわけがない。
そんなヒトナツノケイケンをあほあほ祭りにホーノー。
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