人気者は選ばれている可能性がある

反コロ、反ワク、政治活動、社会活動などやっていると、そこから人気者がでてきます。最近ですと、参政党、ごぼうの党の奥野氏であったり、つばさの党の黒川氏も結構人気になりましたね。最近はネットでの情報拡散力が人気になる秘訣でもあります。Youtubeでのチャンネル登録者数は参政党21.5万、ごぼうの党4.3万人、チャンネルつばさ24.6万人。奥野氏は有名ユーチューバーとコラボしまくっているので、公式チャンネルの登録者こそ少ないもの露出は多いです。この1年で3者共にかなりの増加だと思います。

基本的に、これらの政治家は、メインストリームではないので、ネットでの情報拡散と、支持者による情報拡散がメインです。
ちなみにNHK党は党首立花氏も、幹事長の黒川氏も、放送事故を作り、炎上マーケティング風に、主張を伝えています。これは当選者がいる政党ならではの手法で、TVで存在を知った人も多いのではないでしょうか。

参政党、奥野氏、黒川氏、いずれも緊急事態条項には反対!という頼もしい発言をしています。しかし、憲法9条はというと、国防力をあげるためには改正もやむを得ない、というスタンスに見えます。こういうと、「いや、〇〇さんは、XXと言ってますよ」と言ってくる方がいますが、私にはこう聞こえるのです。こう伝わっているのです。こんな大事なことを解釈を間違えるような伝え方してはいけないのです。

憲法9条を守りますとは聞こえないのです。総合的には、3者とも、絶対に「改憲に反対」とは言っていないのです。

これは偶然なのか、そうではないのか。私たちの可処分時間は限られていますから、ある話題が盛り上がれば、その分別の話題は俎上に載りません。
有名になってくる政治家は限られています。
護憲という考え方がそもそもマイナーなのかもしれないし、3者はものすごい努力をしているし、才能もあるから有名になってきたのかもしれません。
でも、インターネット上での情報拡散は、プラットフォームに依存するのも事実です。現在はGoogle、Youtube、twitter、Facebook、LINEあたりで、ほぼ情報流通を独占しています。LINE以外のサービスはアルゴリズムにより、投稿の閲覧回数が増えたり減ったり確実にします。つまり、プラットフォームの意思で、どの人を有名にするかしないか決定することができます。LINEのチャットなどは一部検閲は入るでしょうが比較的民主的に情報拡散されます。

JT3 Reloaded のIIA解説

JT3 Reloadedという人が、とても興味深く、しかし長い動画をUpしてくれています。

素晴らしい動画なのですが、いかんせん長い。
なのでここで要約すると、以下のようなものになります。動画の内容と私個人の考えが混ざってますが。

  • 政府はIIAというネット活動を行い、情報のコントロールをしている

  • IIAは情報の流通を制御するのが目的で、本当に重要な情報や活動を広めないようにする

  • IIAによりあの人は、あなたは、知らない間に自覚なく加担者になっている

  • インターネットは情報を拡散するためではなく情報を閉じ込めるためのツールである

  • 元々は海外の世論作りで使われていたが、今では自国民をコントロールするために使われている

  • IIAは完全に情報を封鎖するのではなく、全体の10%以内くらいに留めておけばよいと考えている

  • 反政府運動をする人は限られているので、いがみ合わせケンカさせ消耗させればよい

ちなみに私は参政党、奥野氏、黒川氏に冷ややかな目で見ています。というのも、緊急事態条項のやばさを伝えてくれているのはありがたいのですが、それ以外の事、戦争に巻き込まれるやばさや、人権抑圧のやばさをあまり伝えてくれていないからです。

プラットフォーマーによる情報拡散の可能性

IIAによって、他の政治家より、都合がよいので、この3者の情報が拡散されている可能性があります。これら護憲と言い切れない政治家の露出が増えることにより完全に護憲の政治家の露出は減ります。

金に流されてしまう可能性

黒川氏についてですが、リモート会議中に、一緒に出席していた二人がわいせつ映像を流したことで有名ですが、私はそれで完全に引きました。
当時数人で活動していたであろう黒川氏にとって、その二人は大事な仲間であっただろうし、幹部だと思います。その行いは学生のノリのようにしか見えませんでした。本人がやったことではないという人もいますが、そんな仲間しかいないというのがその時点での事実だと思うのです。本当の政治を志しているなら、同じように真剣な仲間が集まると思いませんか?
そこに学生サークルのノリのような人が集まってたらそこで話される会話は「真剣に国をよくするための話」より「いかに目立って人気をとるか」ばかりになってしまうのではないかと思います。政治家は人気商売だから仕方ないです。

ゼロから政治家を志すのは相当な困難だと思います。数年やってたら本当に疲れると思います。起業と一緒。自分も経験したからわかります。そこについに有名になっていっぱしの政治家になれるチャンスが舞い込んだら、手を伸ばしたくなる気持ちもわかります。NHK党首の立花氏がマイナンバー推進派で、その発言を黒川氏は自身の支持者の前で謝ったらしいですが、そもそも幹事長なのに党首とそんなに考えが違うのになんで一緒の政党やってるの?政治の方向性なんてどうでもよくて利害だけ一致したから今の形があるんじゃないの?幹事長になれば今後の知名度や収入とか、やはり魅力的なんだろうなとか考えてしまいます。そんな風見鶏にしか見えない人が、学生ノリから数年で政治家として、大きな権力を持ってしまったら、それこそ恐ろしいです。
まあ大きな権力をもつよりある程度の金で満足する確率のほうが高いように私は思いますが。ここでは金に流される可能性の話をしているだけで、黒川氏が金に流されてるなどとは言っていません。誰であれ金に流される可能性はあります。金や情勢を考慮しないと政治は生き残れないです。だから別に個人を否定しているつもりはありません。ものすごい努力をしている事も認めます。

私としては、こんな理由で色々想定すれば、手放しで喜ぶことなどできないのです。

例えばこんなひどいシナリオ

人気者3者が揃って反対する緊急事態条項はなくなりましたが、それ以外の9条改正を含む自民党案は全て揃って改憲されてしまいました。次の瞬間、「国連憲章の敵国条項に抵触」を理由に外国から日本の基地にミサイル攻撃があり奇跡的に被害は軽微でした。が、これを受け、メディアは大パニックを演じ、「国会が破壊されたら政治が停止する」との理由から2度目の国民投票であっさり緊急事態条項も可決。

ありえないでしょうか?だから、最初からあらゆる改憲に反対を唱えたいのです。完全に護憲であると言わない政治家にはこのようなリスクがあると思うのです。そして国民一人一人のレベルを上げていかないことには真に国民のための政治を行う政治家が人気を博することはないかと思います。

監督があちら側という可能性

1人1人の選手は悪くないのに、全体として試合に負ける可能性があります。
人気者で努力家で信念もあるプレイヤーが何人も揃う。でも試合には勝てない可能性がある。なぜなら誰を試合にだすか決める監督があちら側のプラットフォームだから。なぜか一人1人方向性が少し違い、いがみあい、チーム全体としての、突破力は今一つに。
もし仮にそうだとしたら、あの選手素敵!がんばれ!アンチはひっこめ!などと言ってることに何か意味あるのでしょうか。プラットフォーマーが支援すればそれこそ一定の支持者はでてきます。だからこそ選手のファンにちゃんとした知識を持ってもらい、道を外さないようにしてもらう事こそ大事だと思います。

監督のつくる試合だけがゲームではない

今私たちが取り組んでいることはそんな単純なゲームではありません。
特にチラシ配りなどという分散的な啓蒙活動は、コントロールのしようがないのです。だから、全国で5万人が本気でチラシ配りをするようになったら、それはもう私たちの勝ちです。
だからリアルで活動しましょう。仲間候補がたくさん集まるデモがあるなら参加したらよいと思います。感情的にならずに、こんな視点もあると共有してほしいです。

こんな記事書いても、敵を作って叩かれるばかりです

とわかっていますが、少しでも、政治家を見る視点が共有できて国民のレベル向上に役立てるのであれば、この記事を公開する意義があります。と書くとまた偉そうだと怒られそうですが。

ここに私個人の推測・見解・可能性を述べました。誰かを侮辱する意図は全くありませんが、そう思える箇所がありましたら、コメントでご連絡くだされば修正いたします。

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