市区町村に情報公開請求して閲覧してきた。

例の白黒のプロジェクトの情報公開請求をして閲覧に行きました。閲覧とはいえ1時間時間を確保して担当者1名がついて説明を聞き、要望も伝える事ができました。
他の人のケースでは担当者が2名で、「閲覧の時間なので要望はまたの機会に」みたいにあしらわれる事があるようでしたが、今回は健康福祉局のNさんが真摯にご対応いただきました。
いろいろ話しましたが共有すべき点をいくつか。

組織

うちの市のような大きな市はワクチンに関する部署が、10以上存在し、接種券送付、集団接種、市民の声を聞く、など細かく分かれている。
Nさんは市民の声を受ける部署だそうです。受けた声を担当部署に伝えるのが仕事のようです。
コロナやワクチンに関しては沢山の声があると。
我々のように危険性を訴える声まあれば「接種券はまだか!早く打ちたい」という声もあると。
どちらかに偏る事なく、ちゃんと市民の声を担当部署に伝える事が仕事だと仰ってまして。話から推測するに、市のワク関係者は数十人と思われます。
組織や担当者の立場を理解して同じ市民としてみなの健康のためにお願いします!という接し方であればかなり通じるものがあるかと思いました。市区町村と厚労省は全く別組織ですから。
名刺はできればもらえば良かったです。後日もどんどん情報共有していけると良いです。
封筒に部署と名前などはあるので後日連絡できますが。
Nさんの場合は、声を受けるのが仕事のため、私が渡した資料は関係者に伝えるとの事でした。

閲覧

送付された資料の原本を見せてくれた。
郵送だと本当にもらうだけになるので今回は閲覧を選択したことで声を届ける機会を得た。全て写真OK。

誰が見たか

「市長はこれら書類を確認しましたか?」
「見れる環境にはあります。しかし市長には大量に書類なども届いているので。。局長、部長、係長など、その下の長は皆見ている。私ももちろん見た」
実質的には組織で共有されたことは確認できました。

手渡し資料

副反応データベースから抽出した事例一覧を合計4枚程持っていった。
また国の人口動態の月別グラフ、市の人口動態データを同時に集計した表を持っていった。
異常な死者数の増加には興味を持っていた。
市民の健康福祉のために働く部署であるなら、この死亡数の増加は無視できないですよね、原因を探るよう依頼すると、真剣に聞いてました。資料をしっかり扱ってくれるのが事前にわかっていたならもっとわかりやすい資料を作成しても良かった。資料は口頭で説明しながら手渡ししたが、そこから同僚へ説明なしに渡される可能性あるため、いいたい事は文字にしてしっかり入れるべき。

対応
Nさんは毎回情報開示請求には対応されてる担当者のようなので、請求者のイメージが悪いと、今後相手にされなくなる恐れありなので、マスク着用で、優しい話、市民の健康のために話している旨をNさんの立場に寄り添って話したつもりです。
毎回、違う人が心に響く話をされれば、動くかも。
どんどん理解させるためにも、複数人が会う予定がわかれば違う話できますね。

興味ポイント

接種券の一律送付をやめた自治体が最初は泉大津市のみだったが今では65にもなっている話には驚いていた。
この数が増えれば、我々も一律送付しないでいいんだ、という流れになると思われる。この話はぜひ拡散していただきたい。白黒プロジェクトの方は常に最新データ(市区町村一覧も含めて)を公開して欲しい。

今回のNさんの場合は人口動態にもかなり興味を持たれていたようです。命と健康は最も尊重されるべきもの、それが異常なペースで減っている事実は健康福祉を守る部署には見過ごせないですよね、と言われたらその通りという感じでした。
担当者によって理解度は違うし既知の情報もあるかと思いますが、それぞれの人が見つけた興味ポイントを共有するのはとても大事だと思うのでぜひシェアしていきましょう。

同様のことは教育委員会への対応でも言えると思います。

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