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野母商船「太古」乗船記

 こういう記事は今までブログの方で書いてましたが、今回は試しにこっちで書いてみます。相変わらずの乱文雑文ですがご容赦を。

1.乗船前

 今回九州へやって来た目的の1つが九州国立博物館で開催中の加耶展を見学すること。というわけで、日中は九州国立博物館を見学し、その後は以前から行ってみたかった柳川の街を歩いたりしてました。

2.乗船

 20時過ぎに博多港に到着。乗船手続きの前に、ターミナルのすぐ近くにある「みなと温泉 波葉の湯」でお風呂を済ませておきます。「太古」にも一応シャワーはありますが、数が多くないので先に済ませておいた方がいいと思います。

 21時15分過ぎに博多ふ頭第2ターミナルへ。乗船手続きを済ませ乗船開始を待ちます。待つこと約30分、21時45分に乗船が始まりました。出港は23時45分ですが、早めに乗船できるのはありがたい限りです。

結構広いです。写ってませんが収納が多いのも👍。

 今回のお部屋はツイン個室。運賃と貸切料金込みで約1万円というなかなかお手頃な価格。離島へ向かう夜行航路は個室がないか、もしくは上等級のお高い個室しかないところが多いので、お手頃価格で使える個室があるのは嬉しい限り。

長距離航路顔負け(?)、オシャレな雰囲気の船内

 22時30分、お隣から九州郵船の「うみてらし」が一足先に対馬・比田勝へ向けて出港していきました。比田勝に到着するのは3時25分(!)、寝不足になりそうです…(到着後も船内で休憩できるようですが)。
 23時45分、「太古」は定刻通り博多港を出港…したと思います…。といのうも、部屋でゴロゴロしてたら出港前にそのまま寝てしまいまして…。

3.いざ五島へ

 3時過ぎでしょうか、船底を叩きつけるような波の音と揺れで目が覚めました。しばらくすると揺れは落ち着き、間もなく最初の寄港地である宇久島に到着する旨の放送が流れました。島影に入ったことで揺れも落ち着いたのでしょうか。

 揺れも落ち着いてきたところで二度寝。再び目覚めたのは6時半過ぎ。知らぬ間に小値賀と青方を通り過ぎていました。デッキに上がるとまさに日が昇ろうかという時間帯。朝焼けに浮かぶ五島の島々の美しいことよ…。

 6時50分過ぎ、この航路のハイライトともいえる若松大橋潜ります。全長522mの美しいトラス橋です。未明に生月大橋の下も潜っていますが、爆睡してたので知りません…。島と島の間を縫うように進んでいく様は、まるで瀬戸内のおふねに乗っているような感じでした。

夜間は閉鎖されています。

 再び部屋に戻ってゴロゴロしているとまた寝てしまい、目を覚ましたのは8時前。もうとっくに奈留島も通り過ぎていました。朝になって開放されていた展望ラウンジに向かうと、もう福江島は目の前でした。

 8時15分、定刻通り福江島に到着。とっても快適な航海でした。快適すぎて、ほとんどの寄港地寝過ごしてしまったことが悔やまれます(笑)。また機会があれば、今度は昼行の上り便に乗ってみたいですね。

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