TIF2022 備忘録

2022年8月7日(日)、人生で初めて、TOKYO IDOL FESTIVALに現地参戦。あまりにも余韻が抜けないので書き殴ることに。

リストバンド交換

HOT STAGEの待機列に並ぶべく、8時からのリストバンド交換には絶対に間に合う必要があったので、7時半ごろに東京テレポート駅に到着。ルートミスをしながらリストバンド交換列に到着。あーりんのオタクがいっぱい並んでいた8人に1人はピンク。ピンクの95%があーりんオタク。やっぱりあーりんはすごい。そしてリストバンド交換が始まる。あーりんオタクたちは一目散にSMILE GARDENに向かう。「走らないでください」というアナウンスを聞いて競歩気味に歩くオタクはかわいい。私はフィロソフィーのダンス→タイトル未定を目当てに交換後HOT STAGEへ。

HOT STAGE待機列形成

これが最初の衝撃。HOT STAGEであるZepp DiverCity(TOKYO)の前には既に大勢の人が。しかし列なんてものは存在しなかった。みんながなんとなくふわふわ待機している感じ。どうやら8:30に列形成が始まるらしく、それまではどこに並んでも変わらないみたいな話らしい。列は3種類あるようで、キラキラチケットと、Tシャツステージの待機列と、一般の3本ができるらしい。オタクたちはスタッフの動きを見ながら「あっち?こっち?」とソワソワ。いざ先頭の札が掲示されると、戦闘の火ぶたが切って落とされる。その間わずか3秒。全員がドゥワーーーーっと走る。先頭の札を持っていたスタッフに突進しそうな勢いで、Tシャツを着たオタクたちが一斉に群がる。先頭を確保したオタクはVサインをキメていた。よかったね。気をつけてね。その後は私もソワソワしながら、無事一般の待機列に合流し、10:30のTシャツ限定ステージの終了を待つことに。

FES☆TIVE

入場できるか心配だったHOT STAGEに無事入場完了。これでフィロソフィーのダンス→タイトル未定の完璧なムーブが見られると一安心。しかし、これから登場するFES☆TIVEは申し訳ないことに全く知らない方々。初めてのTIFで、初めて見るグループで良かったのだろうか。不安を抱えながらライブがスタート。でもあっという間に空気に飲み込まれて、気が付いたらノリノリ。途中の自己紹介では、お祭り系アイドル、と言っていた気がする。つまりフェス向きということだろうか。全編振りコピできるオタクはすごい。自分はできそうなところだけ小さく動いて楽しむオタクだったけど、帰って楽曲聞いても楽しい。次見られるときはもう少し勉強していきたいなと思った。

フィロソフィーのダンス

今回の1つ目の目標は、フィロソフィーのダンスを見ること。スタプラDDの原点はももクロだけど、アイドルオタクの原点はフィロソフィーのダンス。楽曲の強さに心惹かれ、暫くずっとフィロのスを聴いている時期があったくらい。それをきっかけにアイドル楽曲大賞などからいろいろなアイドルを聴くようになった感じ。ましてや十束おとはさんは最後のTIF。だからその原点のフィロのスは聴いておきたかった。そして始まったステージは最高だった。流石の楽曲ラインナップと歌唱力。途中、曲の披露ではなく観客の煽りだけに使う時間があった。たぶん1分にも満たないけど、この日自分が見たアイドルの中で唯一煽りに時間を割いたグループ。なんか貫禄を感じたような気がした。

タイトル未定

今回の2つ目の目標は、タイトル未定を見ること。アイドル楽曲大賞インディーズ地方アイドル部門で6位になった『鼓動』が私の大のお気に入り。ここからいろいろな楽曲を聴き始め、気が付いたらタイトル未定のチェックは欠かさないオタクになっていた。そんなタイトル未定はメインステージ争奪戦決勝で完全優勝。カラオケバトル優勝。TIFゲーム部優勝の3冠と、この夏の主役と言っても過言ではない活躍ぶり。ホクホクの彼女たちが満を持してHOT STAGEに登場。1曲目から自分たちで勝ち取ったステージを全力で楽しむ彼女たちが最高でした。フィロソフィーのダンスでホカホカのHOT STAGEを、蜃気楼→鼓動で一気に制圧。夏のオレンジの頃には無敵モードを感じるレベル。3日前のROMAN CANDIESで予習済みのこの曲。楽しかったなぁ。カラオケバトル優勝者とゲーム部優勝者にファンサの鬼と直球勝負の鬼。本当にすごいグループでした。気づいたころには泣いちゃった。彼女たちに出会わせてくれたアイドル楽曲大賞に大感謝。阿部葉菜さんのツイート。「何度だってやり直せるし 何にだってなれる」という鼓動の歌詞を引用するツイートはすごかった。僕も何度だってやり直したし、何にだってなれそうな気がする。

わーすた

フィロソフィーのダンス→タイトル未定という最高の音楽体験を終えてHOT STAGEを後にし、わーすたのステージを見に行くためにSMILE GARDENに向かう途中。屋外に出た瞬間聴こえたのはまさかのハッピージャムジャム(どのグループだったんだろう)。Twitterでも誰かが発言していた通り、「趣」を感じた。そしてSMILE GARDENに遅刻で到着。ちょうど10分ほどライブを済ませ、中間のMC中だった。そして始まったのはPLATONIC GIRL。正直わーすたは最近聴き始めたのでそこまで詳しくはない。この曲も名曲であることくらいしか知らない。ミライバルダンスか清濁あわせていただくにゃーが聴ければよいなと思っていたところ。どっちも聴けず、勉強不足を感じる結果に。

昼食

お腹が空いたので昼食探索へ。DIverCityのフードコートは人でごった返しており、レストランもどこも行列。と思いきや、本当に外れにあるメキシコ料理のお店はガラガラ。ここでタコライスを食べてきのホ。のステージに向かう。

きのホ。

3日前にROMAN CANDIESで見たグループ。実は遅刻して2曲見損ねた。予習と復習はできていたので振りコピも良い感じ。相合傘はもうカンペキかな。ジャンプ禁止のステージ。煽られたら飛んじゃいそうになった。つま先をギリギリ残してセーフ。2日後の振り返りのツイキャスの学食の蕎麦の話がとても面白かった。小清水さんが好きになりました。大人の事情とか一切気にしないタイプ。CM取れなさそうだけどめっちゃ好きです。小清水!鳥貴族は美味いからな。

Ringwanderung

この辺で暑さにやられてしまい、一旦室内に行きたいなーということで、DOLL FACTORYへ。このRingwanderung(リングワンデルング;リンワン)は、アイドル楽曲大賞2021推し箱部門でタイトル未定と僅差で2位、メインステージ争奪戦にも出場していたということで、ただならぬ気配を感じながら室内へ。とても涼しかった。そしてリンワン、めっちゃ楽しかった。披露した4曲のうち知っていたのはパルスのみ。でも、「これがタイトル未定とやり合ったグループか」となった。いつの間にか、ステージで上着を脱いでいる子がいるではないか!すごい熱量。まだ誰か分かっていないですが、とりあえずカッコ良かった。今後も気になるグループです。

クマリデパート

限界無限大ケン%とあみだ☆ふぉーちゅーんくらいしか曲は知らないけど、とりあえず気になっていたグループ。でんぱみたいな感じかなーって思っていた。曲は知らなかったけどクマリデパートっぽさは感じた。挨拶が「ご来店ありがとうございます」だった。そっか、デパートか。かわいい女の子(お姉さん?同い年くらいだと思う。)が全力で完璧に振りコピしていた。オタクは推しに似ると言うが、かわいいアイドルのオタクはかわいいのだろう。そういえば、橘花怜さんはももクロのライブで全力振りコピしているところをスカウトされていぎなり東北産のリーダーになりましたね。

マジカル・パンチライン

あいわなびーとShiny Shoesと、卒業した浅野杏奈さんしか知らないグループ。楽曲が強いという話で行った。聴きたい曲は聴けなかった。メンバー兼プロデューサー(PP; Playing Producer)がいることを知った。めっちゃ若いメンバーがいることも分かった。もうちょっと勉強しておけばよかったなぁ。暑かったのと、この後のチェキ会で何喋ろうか考えていたら終わっていた。ごめんなさい。

fishbowl特典会

人生で初めてチェキを撮りに行った。いろいろ不文律があった。初めてなのに鍵開けやってしまった。正直ミスったなぁ。社交性の低いオタクでごめんなさい。その後物販見に行ったところにfishbowlプロデューサーのヤマモトショウさんがいた。フィロのスの楽曲も多く手掛けている「推しP」にも頑張って話しかけてみた。しかしここでも社交性の低いオタクを発揮してしまう結果に。もうちょい頑張ります。

FRUITS ZIPPER

『わたしのいちばんかわいいところ』しか知らないグループ。TikTokでバズったダンスだけは覚えて行った。3曲目に『わたかわ』が来て会場は"キターーー!"という感じ。ガチアンセムですね。これももう少し勉強していきたかったかも。わたかわ踊るオタクが一番かわいい。これはガチ。

Lovelys

この後にENJOY STADIUMでタイトル未定が控えていたので移動。1つ前のグループがまだやっていた。「あと1分」と連呼していた。振りコピを完璧にこなすおじさんおばさん集団がいた。めっちゃ楽しそうだった。オタクは幸せだな。ちょっと興味ある。

タイトル未定(2回目)

そんなこんなでタイトル未定のステージ。あれ?結構人集まってきた?タイトル未定が見つかり始めている?そんな楽しさを感じながら、1曲目に鼓動が流れた。うわああああ。嬉しい。3曲やり切って持ち時間終了、かと思いきや、スタッフの方から「機材トラブルで1曲目が上手くいかなかったので『鼓動』もう1回やります」とのアナウンス。えええええ。良いんですか???鼓動もう1回聴いて良いんですか???とぶち上げ。鼓動と夏のオレンジはクラップも振りコピもできるようになったぞ。北大大会の後にライブあるらしいけど行けるのかな。詳細全力待機。

JamsCollection

全く知らない方々。途中から見始めたのもあり、そこまでちゃんと見れたわけではない。バット振る曲があった。振りコピとかできれば楽しいんだろうなぁって思った。勉強が必要ですね。

B.O.L.T.

ENJOY STADIUMのタイトル未定が終わった後は、結構悩ましかった。SMILE GARDENでMETAMUSE(ZOC)を見てからSKY STAGEに上るか、すぐ上るか。ここで思い出した。自分はスタプラDDであることに。そしてB.O.L.Tを見ることを決意。正直B.O.L.T.は曲はほとんど知らない。スタプラフェスで少し聴いたけど、って感じ。「お願いします!」を連呼する『Please Together』が印象的だった。もう少しスタプラも勉強していった方が良いなと思った。

Ringwanderung(2回目)

2回目のリンワン。これが良かった。DOLL FACTORYとは全く異なるセトリ。全く曲も知らないが、流石タイトル未定と競り合うアイドル。と、2回目なのに思ってしまった。なんか上から目線みたいだが、リンワンのオタクも同じことを思っているのかもしれない。リンワンは優先順位高めで勉強したいなと思った。

群青の世界

こちらは名前だけ知っていて曲は全く知らないパターン。とりあえずステージを見て帰ってから曲を聴いてみた。最近のアイドルは生歌が圧倒的多数派だし、生歌でも残念な歌唱力のアイドルはいないし、口パクにしかできないパフォーマンスがある。そう思ったのはこのステージだったような気がします。追い切れていないアイドルのステージは何を注目すればよいのだろうか。今後の課題かも。

二丁目の魁カミングアウト

この方々も初めまして。魁とかいて「さきがけ」と読むのはここで初めて知った。なんと出てきたのは男4人組じゃないか!どうやら「ゲイアイドル」らしい。なるほどそういうことか。となりながらも、なんだろうな、と思いながら見ていたが、この人たちの煽りが絶妙に上手かったし、振りコピもしやすかった。割と観客もしっかり盛り上がっていた気がする。腐女子ファン(?)もしっかり付けていて素敵だなと思った。

タイトル未定(3回目)

夕日が沈み、夜が始まっていく。まさに1曲目の『薄明光線』といったような空色の中、のSKY STAGEにはタイトル未定が登場。ここにきて『鼓動』と『夏のオレンジ』を封印。その後も『灯火』→『青春群像』としっとり3曲を完璧に歌い上げてSKY STAGEを完全に制圧。盛り上げれば良いってもんじゃないんですね。これがタイトル未定の強さか。そう思っていたらまた泣きそうになっていた。推せてよかった。

OCHA NORMA

事前情報は「ハロプロの末っ子」という情報だけ。ところがこれがまさにその通り。どことなく初々しさを感じながらも、ハロプロならではの洗練された歌とダンス。特にダンスの「調和」の観点では他のグループに比べると桁違いにレベルが高かったように感じた。フォーメーションは崩れないし、シンクロ率は高いし、決して簡単な動きを繰り返しているわけでもない。ハロプロはすごい。その気づきを得られたステージだった。

きのホ。(2回目)

2回目のきのホ。ROMAN CANDIESでの予習含め、割と何が来ても良いくらいの気持ちで待っていられた。1曲目は『開幕自分宣言』。知っていた。2曲目『スタートライン』。踊れた。楽しい。3曲目『夜の庵』。読み方分からないけど曲は分かる。クラップちゃんと入れられた。楽しい。4曲目『ブリリアント帰り道』。やべ、知らない曲だ。久しぶりにやったらしい。楽しかった。きのホ。は最近のブームなので、これからたくさん聴きたい。ROMAN CANDIESで知れてよかった。SKY STAGEの激アツタイムテーブル組んでくれた運営ありがとう。

fishbowl

この日初めてのfishbowl。ずっと見たかったらROMAN CANDIESで見れちゃった方々。熱波が異常に楽しいことに気付けたのでOK。夜のSKY STAGEなら『観察』は来るだろうなーと淡い期待を抱きながら。1曲目は『深海』。この曲を歌うのはめっちゃ難しいだろうなと思っていた。ROMAN CANDIESで聴けなかったから、初めて聴いたことになる。聴けて良かったなぁ。2曲目で『観察』。キター!という高まりは僕だけではなく、多くのオタクが歓喜に満ち溢れていた。新間さんの歌い出しはなんかエモかった。そしてやっぱりfishbowlは踊りが難しいなぁって思った。振りコピは諦めていたけどカンペキにこなすオタクもいた。オタクすげえ。3曲目『熱波』。これも大好きな曲。ラップパートでみんなノリノリ。ラスサビ前の久松さんの「いぃぃくぅぅぅよぉぉぉーーー!!!」の煽りはうっかりノっちゃうよねぇ。ヘトヘトの状態で4曲目『平均』。ここの繋ぎでコンパクト自己紹介。このサイズの自己紹介で覚えてもらえるのだろうか。と思いながら夜空に映える朱夏衣装を眺めていたら、なんだか良い気持ちになってしまった。

DIALOGUE+

この日最後はDIALOGUE+。知っていたし、良いことも知っていた。吉田尚記さんが、めっちゃおススメしていた。『僕らが愚かだなんて誰が言った』しか知らなかった。どうやら3曲目の『おもいでしりとり』が名曲らしい。きっと何かしらの大事な曲なのだろう。これも勉強不足だったかなぁ。これからもっと聴きたい方々。

1日終えて

まだまだ知らない楽曲、知らないグループがたくさんいることが分かった。TIFに出られるアイドルはほんの一握り。分かっていても、知っていても、好きな曲はあっても必ずしもアンセムではない。とりあえず、今回現地で見れた曲はプレイリストにして聴いてみることにした。ハロプロがサブスクで聴けなかったり、1日に同じ曲を何回かやったグループは重複できない等あるので、うーむという感じ。とりあえずOCHA NORMAはそうとして、という感じ。どこか漏れがある気がするんだよなぁ。まあいいや。

とにかく楽しかったな。来年は3日間参戦できるかなぁ。1日で結構体力削ったしなぁ。今年は僕の体感だと涼しかったし、これが猛暑だとまた話が変わりそう。
声出しはない方が好きかも。声出しできるタイトル未定を推せるかは分からない。声出しできないから推せたのかも。fishbowlの楽曲にMIX入れる人いたら引いちゃうかも。楽曲聴きたいんだよなぁ。でもfishbowlはアイドル楽曲としてはかなり異端なのでPPPHやオーイングなどのコールは入れにくいのかなぁ。8文字とかも入れにくい気がする。
アイドルは最高で最強!より長く生きた人がより長くアイドルを推せる。じゃあ長生きしてやろうじゃないか。そんな気持ち。
帰り、舞浜からディズニー帰りの人たちが乗ってきた。いつもはみんなホクホクで羨ましいけど、今日は僕の方がホクホクなので、何のダメージもなく西船橋下車。津田沼でロッキン帰りの人をたくさん見た。3番線の東京方面の快速から4番線の千葉方面の各停に乗り換えしていた人が結構いたけどこれはトラップだよ、気を付けてね。

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