リスロマンティックを知って②


大学時代から自覚した、自分に好意を持つ異性への嫌悪感。ネットで調べた蛙化現象の克服方法、いくら実践してもその感情は全く消えない…。社会人になっても、変わることはありませんでした。

ある時友人を通じて恋愛アドバイザーの方と知り合い、その方の個別セッションに申し込みました。そこで、自身のルーツについて振り返ることをします。私の父親は私が中学生の頃不倫で家を出ていっており、その記憶を振り返り異性親に対しての気持ちをクリアにする、という課題を行いました。(有料セッションだっので詳しくは省略します!)

異性親との関係は恋愛に強く影響するとの見解もあり、たしかに男性への生理的嫌悪は父親への嫌悪感に似ていました。そこをクリアにするのは苦しいことでしたが、なんとか課題遂行。

よし、これで次の恋愛は上手くいくかも…!私も友達のように、好きになってもらった人を好きになれるかも…。

そう思いましたが、やっぱり好きになってくれた男性への嫌悪感はなくなることはありませんでした。好いてくれた男性はみんな悪いことはしてません。誠実で優しい方が多かったと思います。(本当にすみません…)

最近嫌悪感を抱かなかったのは、本命のいる方とセフレの関係になった時くらいです。

そんなこともあり、「自分は恋愛においてマイノリティなのかな…?」という考えにたどり着きます。そこでなんとなく、セクシャルマイノリティって調べたら、リスロマンティックを知った、という感じです。

比較的共感の得やすい感情な気もします。私の周りにも、「私も好きになってもらうの苦手!」って言ってくれる子はいます。でも、みんな誰かとお付き合いしてます。それが自分が好きになった人であれ、好きになられた人であれ、両思いという関係を築いています。自分と同じくらい極端な子は(今のところ)出会っていません。


リスロマンティックを知った時、身の置き所が見つかった安心感と、自分がずっと求めていた「幸せの形」は私にとって得ることがとても難しいものである事を知ったショックが相反していました。

※この言葉を知ったのが1週間ほど前で、私自身なにか変わったわけではないですが、まだ気持ちの落ち着きどころは見つかってません(笑)


リスロマンティックを知って、というタイトルは一度終わりです。リスロマと蛙化現象について思うところと、自分の気持ちの落とし所や、今後の在り方についてなんかも、つらつら書いていけたら…と思っています。

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