「狭い!」

大学から徒歩3分、池袋の騒がしくない住宅地の新築で、バストイレ別、オートロックまで付いたもろもろ家賃11万ぐらいもする、ワンルームを親に借りてもらった世間知らずボンボンであった私の最初の感想です。

備え付けのクローゼット、ベッドとテレビ、机を置いたらもうスペースないやん、みたいに思ったことを覚えているが、一緒に引っ越しを手伝ってくれたおかんは、「十分やて、慣れるわ」と入学式に出て、芸術劇場や周辺散策をして、大阪に帰っていった。

地元のサッカー友達と一生の別れみたいにサッカーをし、カラオケに行き、オールで過ごして、アホみたいに金髪にして、上京した。(今生の別れ風に3月末に地元を離れ、GWに地元帰ると恥ずかしい、というのは大学生あるあると思っている。)

大学の近くということもあり、お昼ご飯を食べに帰るほど、家というかあの部屋が好きだった。

大学3年生のとき、英語の授業を履修していた1年生のとってもかわいいモデルみたいな子が部屋に来た。どんな流れで来ることになったかは覚えてないけど、「留学中の彼女がいるから」と、とてもピュアに下心なく、お昼ご飯を食べて、コーヒーを飲んで駅まで送っていった。何回か同じ感じで過ごし、確か最終授業のときに、部活がオフだったので、映画見て、泊まっていったが、何もせずに朝ごはんを食べて駅まで送っていった。

やれたかも委員会みたいな話。大学生はどんどん仕掛けようね、34歳でそんなことを思い出し、何故何も起きなかったのか、起こせなかったのか、くそ後悔しているというnoteでした。

結局そのお部屋は、大学4年間丸々お世話になりました。おとん、子供が生まれて、おとんのすごさがわかるよ、ありがとうー!!

2人の息子が大学生になったら、通えてもどこかで一人暮らしさせようと心に決めています。

楽しみである。

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