スペインデジタルノマドビザ〜初めての申告と納税
スペインで初めての納税を終えて
四半期に一度やってくるスペインの所得税納税。
全然嬉しいことではないけれど、納税の為にスペインで携帯も購入し、銀行口座も苦労して開設したので、納税なのになんだか達成感。
2月中旬にフリーランス登録が完了したので、3月末締で初めての申告がやって来て、4月に納税をしました。社会保障/国民年金は日割計算での請求でした。日本と違って手続きが完了すると翌々日には支払い期日がやってきます。すごくスピーディー。このスピード感、シエスタ(お昼寝)文化のスペインのイメージとちょっと違うのよね。思ってるよりきちんとしている国•国民です。(感じ方は個人差によるのかな)
四半期毎の申告は下記のスケジュールになるのかなと思います。
私の場合はデジタルノマドビザ取得後、フリーランス登録をしているので納税もフリーランス基準となります。 ビザ取得後、フリーランスとして活動される方には参考になると思うので読み進めて頂けたらと思います。
スペインでの初めての税徴収は▷社会保険料•国民年金 ▷所得税▷税理士代、この3つがスペインの銀行口座から引落となりました。
税理士から事前に告知を受けていた税率20%が所得にきっちり反映され引き落としされました。
▷ スペインデジタルノマドビザ〜税金•社会保障の投稿でも記載しましたが、日本からの収入は月毎にINVOICEを提出します。経費関係の提出書類はレシートのコピー。
経費に関しては上記記載投稿でも載せていますが、結構厳しめです。事務所兼自宅の場合の賃料や光熱費の家事按分は日本と比較にならないほど低く、出張費のお客様との会食代もCoffee/お酒類がレシートに記載があると、”本当に仕事に関係する経費なのか?”と確認がありました。
会計士からは、監査が入った場合は自己責任になる旨はご了承ください、と日本と同様の常套句もしっかりとありました。
スペインで初めての納税を終えてみて。
割ときちんとした性格なので日本でも月毎に収支はまとめていたのだけど、スペインの四半期毎、3ヶ月おきにやってくる申告はいい気がする。日本の年に一度の大仕事!みたいな確定申告より疲弊感は軽減されます。年に一度の達成感は欠けるけど。
弁護士から入手した経費勘定項目や経費処理方法を残しておきます。基本経費対象は日本と変わりません。家事按分率は低く、経費精算も厳しめ目線と言うことはお伝えしておきます。もし詳しく知りたい方がいましたら参考になさってくださいませ。
移住してみて、日本に居る時からは明らかに経費は減っています=申告額は増えるけど、納税率は軽減。本業をこなしつつも学業にも費やす時間が圧倒的に増えているのと、サクッと週末にヨーロッパ隣国へ行けちゃうのでQOLは高めでございます。
先日”ローマの休日”をしたのですが飛行機片道€23. タクシーかっ。
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