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創作と生活の話 2020

まくちゃんがすてきな最近の振り返りの記事を書いていたので便乗しちゃいます…今年の超〜個人的な振り返り(というか備忘録)なので、どうぞ気楽に🏋️‍♀️

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創作の話

・ コロナの自粛期間真っ只中で転職活動をしていた。面接など全てオンラインで完結していたので、転職活動している感覚が皆無だった。内定が出た次の会社も本当は存在してないと言われても不思議じゃないな…とか思ってた。

・ 次の会社が始まるまでの有休消化中、人生で初めてマンガを描いた。アサリ(貝)と女の子の話なのだけど、ネームを描くのが苦痛すぎて途中から話を考えつつペン入れをするというメチャクチャなやり方で満身創痍になりながら仕上げた。すべての漫画家さんへの尊敬の念を抱いた瞬間だった。これ以上は私にはむりだ…

・ 転職活動とは別に、なんとなく目を背けてきた「いつか絵で生活ができるようになりたい」という目標のためになにか始めようと思った。これはコロナの自粛期間に自分の内側と対峙することが増えたおかげだと思ってる。ベタだけど、生きてるとこれまでの当たり前が突然無くなることもあるし、いきなり人生が終わったりもするんだよな…とか改めて考えていた。

・ 上記の目標のためにとりあえず自分の好きなものだけを描いていこうと思い、ねこの絵を描きはじめた。ねこを描く理由は偶像崇拝のそれに近いのかもしれない…ねことの生活によって魂が救われたので、布教したいのかもしれない…とかごちゃごちゃ言ってるけど、ねこ、かわいいですよね。それが全てです。

・ しばらくねこを描き続けてたある日、「ぜひうちのねこを描いてくれませんか?」とTwitterのDMではじめて声をかけてもらった。ちょうど夕飯の支度をしていて、嬉しさのあまり大泣きしながら3合の米を研いだのを今でも覚えている。

・ その方にはねこの絵を部屋に飾れるようなかたちで納品させてもらった。今でも時々、人様の部屋に自分の絵が飾られてる写真を見返しては、ちょっと涙ぐんでいる。

・ 2月に参加したコミティアでも、自分のイラストをみて感想を伝えてくれたり買ってくれた方々とお会いできて、自分が「生きてる」感じがした。そのあともSNSで見てくださってるのも本当に感謝しかない。

・ 誰かの生活の中に自分の創作物が少しでも溶け込ませてもらえてるのが嬉しい。人を励ますとか、心を救うことはできないけど、わたしは「ねこはかわいい」というたったひとつのメッセージを色んな人と分け合いっこしていきたいと思った。

・ 他のことで忙しくても、ちょっとずつでも、やめないで続けることが大切だと絵を生業にしている方から教えてもらったので、来年も気長に描いていきたいな。

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生活の話

・ 秋の終わり頃、一緒に住んでいた恋人と別れて一人暮らしを始めた。こんな状況にならないと周りの人たちのありがたさを再認識できないなんて皮肉だなと思いながら、家族や友達など周りの人たちに様々なかたちでかなり助けてもらった。わたしは良いことも悪いこともすぐ忘れてしまうけど、このご恩だけは決して忘れたくないので、こうして文章で残しておく。

・ 久しぶりの一人暮らしで新生活をスタートして、ひとのご飯の心配をしなくてよくなった。映画が観れる時間が増えた。絵を描く時間が格段に増えた。深夜まで友達とおしゃべりしたりゲームする時間が増えた。ずっと欲しかったソフトクリームの照明を買えた。しまっていたフィギュアを全部飾ることができた。

・ 寂しさもあるけど、自分の好きなものにとことん向き合える環境になったのがうれしい。「次は何をしようかな」が、自然に出てくることに少しびっくりした。

・ また恋愛したいと思えるまでどのくらい時間がかかるかはわからないけど、今は本能の赴くまま好きなものに浸る時期なんだろうなと思った。

・ 生きててごく稀に人生を俯瞰的に見れる時期があって、今がまさにそう。前回は4年前の社会人2年目、その前は10年くらい前の浪人生のときだったような…もっとこまめに俯瞰的になったほうがいい気がするけど、意識的にできないので訓練しなきゃいけないのかもしれない。

・仕事は全てリモートワークで時間もあるし、いくつか副業もさせてもらえてるので、来年はお金を貯めつつ絵を描いたり好きなものと向き合うための地盤を整えていこうと思う。

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みなさま、良いお年をお過ごしください🐄🎍

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