治療用ナノボディの腸内分泌を目的とした大腸菌の作製

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治療用ナノボディの腸内分泌を目的とした大腸菌の作製

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ジェイソン・P・リンチ 14
コーラル・ゴンサレス・プリエト 14名
アナリーズ・Z・リーブス
チャールズ・B・シューメーカー
ウェンディ・S・ギャレット
キャミー・F・レッサー 15
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Published:March 31, 2023DOI:https://doi.org/10.1016/j.chom.2023.03.007
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ハイライト

プログラム可能なタンパク質分泌システムを搭載した大腸菌「PROT3EcT」のエンジニアリング

PROT3EcTは、機能性ナノボディを周囲に分泌する。

抗TNF-α分泌促進剤PROT3EcTの前処理により、前臨床IBDモデルで大腸炎が抑制される
概要
治療薬を疾患部位に直接投与することで、治療効果を最大化し、オフターゲット効果を抑制することができる薬剤プラットフォームが求められている。ここでは、タンパク質を周囲に直接分泌するように設計された常在性大腸菌群であるPROT3EcTの開発について報告する。PROT3EcTは、タンパク質分泌システム、転写活性化因子、治療用ペイロードの3つから構成されています。PROT3EcTは、機能的なシングルドメイン抗体であるナノボディ（Nbs）を分泌し、マウスの腸内に安定的に定着して活発な分泌系を維持します。さらに、腫瘍壊死因子α（TNF-α）を中和するNbを分泌するPROT3EcTの変異体を予防的に1回投与するだけで、炎症性TNFレベルを低下させ、化学的に誘導した大腸炎モデルにおける損傷や炎症の発生を予防することができました。この研究は、PROT3EcTを消化器系疾患の治療用プラットフォームとして開発するための基礎を築くものである。

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掲載されました： 2023年3月31日
受理されました： 2023年3月8日
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