免疫関連大腸炎は糞便微生物ディスバイオシスと関連し、糞便微生物叢移植により軽減できる

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免疫関連大腸炎は糞便微生物ディスバイオシスと関連し、糞便微生物叢移植により軽減できる

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38108398/

Arielle Elkriefら、Cancer Immunol Res.
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引用

要旨
免疫チェックポイント阻害薬(ICI)による治療で誘発される大腸炎(irColitisと呼ばれる)は、癌治療に合併する罹患率の大きな原因である。われわれは、irColitis発症時に糞便マイクロバイオームの異常が存在し、健康なドナーからの糞便移植によってマイクロバイオームを回復させれば、疾患の重症度が軽減されるという仮説を立てた。ここでは、単一施設の大腸肛門炎患者18人(うち5人は健常ドナーの糞便微生物移植(FMT)を受けた)の糞便微生物叢プロファイルを示す。虹彩大腸炎の発症時に採取された糞便サンプルは、胃腸症状を有する比較対象群と同程度の-多様性を有していたが、虹彩大腸炎は糞便微生物ディスバイオーシスによって特徴づけられていた。プロテオバクテリアの多さは多変量解析において大腸炎と関連していた。ステロイドや生物学的抗炎症剤に抵抗性の大腸炎患者5名に健常人FMTを施行したところ、5名中4名で大腸炎症状の初期臨床的改善が認められた。その結果、5人中4人に大腸炎症状の初期改善がみられたが、2人は抗生物質投与後に大腸炎症状が再発した。両者とも2回目の "サルベージ "FMTを受けたが、その際も大腸炎の臨床的改善がみられた。要約すると、大腸肛門炎発症時に存在した微生物群集の明確な変化が観察された。ステロイドおよび生物学的製剤抵抗性の虹彩大腸炎のいくつかの症例では、FMT後に臨床的改善がみられた。免疫療法の毒性に伴うマイクロバイオーム異常症を回復または予防する戦略は、前向き臨床試験でさらに検討されるべきである。

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