名古屋で働く院長の告白6　2015年夏

≪案外何も変わらないんだな≫

2015年8月17日開業にこぎつけた私の心境はこんな感じでした。
開業後もやることが多すぎて余韻に浸る間もなく、シームレスにそれまでの生活が続いていくといった感じです。
しいて言えば書類仕事が増え、セールスの電話がよくなるようになったくらいでしょうか。
開業後もそれまでと変わらないハードワークを続けました。

開業と同時に私は絶対に避けられないミッションを抱えていました。それはナースコールの代わりとなる訪問看護を探すことです。ナースコールとは買収後も表面上は友好的な関係を続けていましたが、いつナースコールがなくなっても問題ない状態にしなくてはなりませんでした。

これは個人的な気持ちだけではありません。ナースコール尾頭橋もファンドの意向が変わればそれまで通りの訪問看護は継続できない可能性があり、質の担保を保証してくれるわけではなかったからです。