名古屋で働く院長の告白18

この頃事務内では加藤が訪問看護事業業務に時間をとられていたため、坪井が中心となって日常業務を回してくれました。
そして12月には新人の浦が入職し、彼女の教育係も務めてくれていたのです。

浦はもともとアパレル店員をしていましたが、あまりにも過酷な労働環境に続けることができなかったそうです。

≪うちみたいな地味な職場で彼女はやっていけるだろうか≫

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