名古屋で働く院長の告白11

2017年4月から夏までは法人化の事務処理に追われる日々でした。

名刺や法人名義の印鑑作成、パンフレットやHPの差し替え、車や事務所、携帯電話、インフラ関係の名義変更、病院やCMへの広報等やることは次々に湧いてきます。

しかし、開業時とは状況が全く異なっていました。

それは2年が経過し事務員が立派に育っていたのです、加藤を中心として大河内、坪井がかなりのことまでしてくれました。彼らに任せて私は通常業務と挨拶回りに集中することができたのです(法人化すると事務員の活躍の場が格段にふえることを実感しました)。

≪あんな頼りなかったやつらが立派になりやがって≫

この時ばかりはチリドック野郎達を頼もしく、そしてその成長を嬉しく思いました。


この頃私はある問題を抱えていました。
中途半端であったナースコールとの関係についてです。

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