見出し画像

超特急って怖い。すごい。怖い。

まず初めに


乏しい文章力と足りない社会経験で書かせていただくので拙いところが多々あると思います。
ご了承ください。


先日写真フォルダを整理していたところ、周りのオタクの見よう見まねで緑色のペンライトと共にNEWワールドの看板みたいなやつを撮影した写真を見つけ、初乗車の時のことを思い出し懐かしくなりました。書くか本当に迷いましたが、初乗車から一年でキリもいいので初乗車ブログ...…
というか乗車から沼落ちまでを書こうと思います。

今回は、こんな感じで沼落ちする人もいるんだな〜って感覚でお読みください。ポエマーになっているところが多々あります。すみません。


超特急にハマるまでどんなオタクだったか


まず私のオタク遍歴を紹介させていただく
小学3年生の時、ゲームの魅力に気づきハマる。UNDERTALEが大好きになり、キャラクターの一人であるスケルトン、Sansに初恋を奪われる。
そこからは
アニメ漫画ゲームと二次元オタクを極め
果てには配信者にも手を出して黒歴史街道を進む
アニメキャラクターのリアコとかだった。
本当に。

その時の私は、なんだか三次元が気持ち悪くてしょうがなかった。
と言うかそんな自分に酔っていたんだと思う。
陰影の色、毛穴、肌の凹凸、毛など気持ち悪く感じる要素が多すぎて、三次元とかどこがいいんだかさっぱりわからなかった。

世間的にかっこいいと言われている人を見ても全部「整ってはいるんだろうけど...」といった感じで、見分けがつかなかった。
かっこいいとは思えなかった。

我が家には姉、母、父、犬がいるのだが、
母と姉は三次元が好きで、母に至ってはあまり二次元を受け入れてくれなかった。


出会いは突然に…


それは、去年の夏のことだった。

突然姉が謎のドラマににハマり出したのだ!!!!!!!!

姉は某有名アイドルグループをはじめに、
無名のアイドルグループまでとにかく幅広くアイドルグループを推していたが、
あんまりドラマとか見る方ではなかったので驚いた。

「一緒に見て!!」
と母と共にリビングに連れ出され、大画面に始まる「みなと商事コインランドリー」のOP。さて、どんなドラマなのかなと眺めていると、、、、

「タイプだな、、」

!?!?!?!?!?!!!!???!?

こ、この主人公、すごいこと言い出した。なんか確かにキラキラエフェクトが黒髪の子にかかっているけど!!!
そこで私は気づいてしまったのだ。

BLドラマだ!?!?!?!!!?!?

え、なんで?
お姉ちゃんBL好きなの?どういうこと?
頭の中が疑問符でいっぱいになり、落ち着いて見れなかった。ほんとにこの時は湊さんとかシンとか見てる場合ではなかった。

そっからはもう凄かった。
お姉ちゃんはみなしょーにどっぷり。
母と私も巻き込まれて、一緒にみなしょーをみた。最初は「また〜!?」といって呆れ気味だった母もなんだかんだみなしょーを好きになって、食卓で前日に録画したみなしょーを見る始末。
夜ご飯を食べながらBLドラマをみるというよくわからない状況も、夏の間ずっと続けば慣れた。

そんな中、お姉ちゃんはとある人物が好きになる。「超特急の草川拓弥」である。
今度は「超特急」というコンテンツを布教される母。次から次へと押し寄せる未知のコンテンツ。可哀想に。

私は「超特急」で盛り上がる母と姉に置いてかれたような気分になり、話についていけないのが正直なところ寂しかったので、姉から出てくる超特急の情報を少し聞くようになる。
とはいえ、私は当時三次元に微塵も惹かれていなかったので、名前とか全然覚えられなかった

そんな私が唯一参加できた「超特急」は
お姉ちゃんが夜になると踊り出すダンプラだった。お姉ちゃんは昔ダンススクールにかよっていたから踊るのが上手で、推しになったグループのダンスは大体踊って楽しんでいた。
私も踊るのは(全然できないけど)好きな方だったので、お姉ちゃんと少しでも長くいる口実のために隣で一緒に踊っていた。
テレビで見ることのできるyoutubeから、
踊りすぎてあなたへのおすすめの最初に出てきている動画を再生する。
「シャンシャンシャンシャン」
と短いのイントロの後に
「抱きしめたい 離さない 声を聞かせてマーメイド」という意味のわからない歌詞。
そう、姉がダンプラで踊っていたのは「超えてアバンチュール」
姉は当然推しの"タクヤくん"を踊り、私は推しが存在していなかったのでとりあえず見やすい真ん中の紫の人を踊っていた。
私は曲の意味とかよくわかっていなかったけど、お姉ちゃんと話しながら踊るのはたのしかったから続けた。その他にも「Добрый день」や「같이 가자」などを踊ってた。


行動力がすごい


そんな日が続いたある日。姉が突然言った。

「ライブ行ってもいい?」
(姉によると、この時は姉は母に「全然オタクとかする気はないんだけど、ちょっときになるんだよね〜」と言っていたらしい)

そして姉は続けた。

「なんなら着いてこない?」

え????そんな、そんな軽い感じ???
ずっと踊っていた超特急...タクヤくん以外の名前も知らない超特急...
でもなんか気になっていたので、私も乗車することにした。

乗車するよ!と決まって、さすがに何も知らないのはまずいと思い、なんとなくの超特急の基本情報も姉から教えてもらった。

「最近新メンバーが加入して、9人になったんだよ」

えっ...めっちゃいる...
私はダンプラの超特急しか知らなかったせいで、超特急は5人だと思っていた。

「ペンライトあったほうがいいよ」

買うの!?!?推しがいないが...
私はダンプラの超特急しか知らなかったせいで、8号車のコールとペンラ芸がすごいことをあんまり分かっていなかった。
とりあえずお姉ちゃんの推しである"タクヤくん"のグリーンを事前に購入した。

とりあえずprogress8号車の日のライブの録画を見せられて、なんかわからないけど手を振り回した。新メンバーの名前も色も全然覚えていなくて、なんなら顔も覚えられなかった。姉にはなんども「シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハル」と「チャコール、ブラウン、ターコイズ、オレンジ」という単語を言ってもらった。チャコールが初耳の色だったし、ブラウンがメンバーカラーなのも聞いたことがなかったので、特殊な色のグループだなと当時は思った。なんだその感想。


そして迎えた当日



すごい人だった。この寒さの中、人が笑い合いワクワクしていて、ライブです!と高揚感に包まれていた。私は二次元のオタクの中でもライブとかに行かないタイプだったので、ライブの空気自体が新鮮で、特別なものに思えた。
目がチカチカするような原色を纏ったオタクたちが足早に過ぎ去る中、母とともに代々木競技場第一体育館の中へと足を進めた。

最後列に座り緑のペンライトを取り出してその時が来るのを待つ。なんだかそわそわして慣れなかった。モニターにはNEW WORLDの文字。ドキドキしていると、放送が流れた。後ろで流れている曲に合わせてときおり歌ったりしながら面白おかしく注意事項を読み上げ、場内を笑いで包んだアナウンス。「影アナ」、これも初めての文化だった。メンバーが話すんだ!?って思ったし、より緊張が増した。

そして、モニターにモノクロのビデオが流れ、ライブが始まる。NEW WORLDの録画やDVDがある人、乗車した人に本当にこの気持ちを
共有して回りたいのだが、
登場の仕方めっっっっっっっっっっっちゃかっこよくないですか!?!?!?!?
私はその時点でテンションがおかしなことになった。すっごいワクワクした。演出がかっこよすぎて心を掻っ攫われた。

アホみたいな感想で申し訳ないが、ライブを見た時に思ったことは
「うわぁ、、、すげぇ、、、」
だった。無理だった。あの圧倒的なパフォーマンスを目の前にして豊富な語彙など出てくるわけがなかった。
乗り気ではなかったとはいえ、目の前のことはとりあえずめいっぱい楽しむタイプなので、
周りの人たちのペンライトの動きを必死で真似した。「ちゃんと予習すればよかった」なんて後悔をする暇もなく、気づけば私は超特急がつくりだすライブの中に飲み込まれていた。
夢中になっていた。
なんか、なんとも表現しがたいのだが、
曲が進むにつれて、胸の内がグワァーーって熱くなるような、止まっていた心臓が動き出すようなそんな感覚になった。心の底からの思い•情熱が高いダンススキルに乗っかったそれは私にとって、もはやパフォーマンスとかではなかった。
威力の増した「攻撃」だった。
心をボコボコに殴られたような感じ。衝撃だった。あの感動は多分一生忘れられないと思う。

正直、衝撃が大きすぎてメンバーの名前が全部飛んでいってしまった私だったが、その目はある人に吸い寄せられていく。
「なんか...あの赤い人かっこいいかもしれない」
三次元の人にかっこいいという感情を抱くのは初めてだった。多分ライブでハイになってた影響もあると思うのだが、彼のダンスに、溢れる熱に、心が揺さぶられた。

そしてこの「かもしれない」はある部分で確信に変わる。そう、5推しになる箇所といえばお馴染み。あそこでときめかない人はいない。「超ネバギバDANCE」のラスサビ前、「ご乗車ください」である。モニターに映し出されるギラギラした顔、爽やかなウインク、流れ落ちる汗。
それをくらってしまって「えっ...わぁ...」という意味のない単語が口からでた。
絶対かっこいい人だ。
この人たちは絶対かっこいい人たちだ。
今まで会ったことのない、見たこともない、魅力の塊みたいな人たちなんだ。
ぼんやりと初ライブの熱に包まれていただけだったのが、急に意識がはっきりした。
「楽しみたい!!楽しませたい!!!」
という(8号車も含め)メンバーの意思に叩き起こされたのだ。
ユーキさんに
「もっとちゃんと見て!目に焼きつけて!」
って言われているような気がして、しばらく目が離せなかった。

そして意識がはっきりした私は、超特急の"強さ"に驚かされることになる。
息をきらし、汗をかきながらキレキレのダンスと伸びやかな歌声を披露する様子に釘付けになった。演出も凝っていて、なにも知らない私でも次の展開にワクワクして待つことができたし、
メンバーがファンを見るときは本当に愛おしそうな顔になる。ファンもそれに答えるように
息をあわせてペンライトをふるのだ。
なんかもう、ファンとアイドルとかではくくることのできない絆がそこにあった。
そのなかに入ってみたい。はじめてそう思った。どんなグループをみてもなんとも思わなかった私だが、超特急は違った。
もはやボーイズグループのライブとかではない。究極のエンターテイメントがそこにあった。
私はずっと驚かされっぱなしだった。
この世界にこんなにも眩しくて、こんなにも応援したくなる素晴らしい人がいたのか。
こんなに人を幸せにすることができる人達がいたのか。もうどうしよう、こんなとんでもないものに出会って、私どうなるんだろうと思った。


ライブが終わっても、なんか浮かれてて世界がキラキラして見えて颯爽とハローマイラブ状態に。「超特急のこと、ちゃんと調べよう」と誓ったクリスマスイブだった。



一富士二鷹三茄子



超特急の脳内への影響はすごかった。
初乗車の日の夜は、
満天の星空を見上げていたら、ありえないぐらい眩しい星がゆーーーーっくり流れて、
なんだあれ....!?とか思っていたら、
「あっ流れ星!!........まだ流れてる!!すご!まだ流れてる!!!」とリョウガさんの声
(ビリオンの2番初めのリョウガさんのお決まりのやつNEW WORLD ver.)
が冬の空に響き渡るという夢を見た。
完全に引きずっている。
それだけでなく、
12/31から1/1にかけての夢
1/1から1/2にかけての夢
世間一般的に初夢と呼ばれる期間のどちらにも超特急が出てきた。
ほんとにすごい体験だったんだろうね。



8号車って幸せ者



8月8日東京ガーデンシアターにて行われたBULLET TRAIN Spring Tour 2023「B9 Unlimited」8号車の日追加公演での写真


超特急について調べていくうちに、みんな大好きリョウガさんに見事に撃ち抜かれてしまい、今は元気に35推しをしている。
超特急を好きになってからすごいスピードで一年が過ぎ去った。
ツーショ会とか、豊洲のリリイベとか、B9とか、サインお渡し会とか、
超特急を自分なりにめいっぱい応援して、
昔のこととか知って、超特急が大切で愛おしくてどうしようもなくなった。
人間の人生は体感19年らしい。
めちゃくちゃ短くない?
そのうちの何年超特急を応援できるのだろうか、なんて考えて脳内Billion Beats状態に。
超特急を好きになってから
変な方向に痛々しさが加速している気がする。
けど、そんな些細なことはどうでもいいくらいに超特急には幸せをもらっている。
感謝してもしたりない。
生涯をかけて尽くしたい(結婚?)
社会の綺麗な部分だけで構成されているような素晴らしい人間はただでさえ稀なのに
9人も集って活動をしているという奇跡。
すごくない?ほんとにすごくない?
超特急のおかげで本当の「尊さ」に気がついた。全宇宙かけても足りないような、壮大な愛。
強い思い。
おそらくほとんどの8号車が抱えるであろうこの気持ちだ。ありがとう。
オタクがいつも気持ち悪くてごめん。「超特急が好き」を掲げて世界中を走り回りたい。気持ち悪くてごめん。
冷静に考えたら、知らない人から熱烈な好意を向けられるのすごく怖いと思う。
しかし彼らは、8号車というだけで無制限の愛をこちらに向けて、微笑みかけてくれるのだ。
すごい。ほんとにすごい。
超特急って、すごすぎて怖い。
人をこんな感情にさせてしまうの、ほんと怖い。すごい。なんて罪深い人たちなんだ。

正直、今も3次元の映像はあまり慣れない。
現実の人間を推すようになってから、3次元って同じ人なのにビジュの良し悪しで結構変わるし、難しい世界なんだなと思った。でも、生きてる証があるだけでこんなに嬉しくて、アニメやゲームにはなかった常に新しい公式の供給がある世界がこんなにも幸せということに気づかされてしまった。

来年の春ツで友達を乗車させて8号車へと誘う予定だが、私の友達はみんな生粋の2次元オタなので、三次元のライブに全然興味を持ってくれない。
だが、逆境こそ燃えるというもの。
私が何がなんでも8号車にしてやる。絶対に。
刮目せよ!!!!𝐌𝐲 𝐟𝐫𝐢𝐞𝐧𝐝!!!!
これがとんでもエンターテイメント集団、
超特急だ!!!!!!!!

私の8号車ライフはまだまだ続く。レールの、その先の.....レールまで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?