始まったばかり

85日目、 21時間15分目。

思った通り今週はまったく書けなかった。
順調かに見えた今年いっぱいで24時間達成は残り11回を残している。忘年会の予定やシャトルランの予定もある中でこれはかなりシビれる数字。やべえ。

久しぶりに北見に帰ってきた。今朝は釧路にいて、釧路の朝は薄手のコート一枚でもギリギリ我慢できるくらいの寒さ。
一転、北見に戻ると寒い。うっすらと積もった雪の下は路面が凍っていて、冬靴でも滑る。運転がこわい。
一刻も早く外気を避けるため歩く人は急ぎ足、車は滑るのを恐れてノロノロと動く。異なるスピード感が混在するのが冬だったなと思い出した。

家に入ると生活感が消え去った室温にゲンナリする。三つある部屋のドアを開けっ放して、それぞれの部屋に備え付けられているストーブを全開にする。一週間前、家を出る時偶然大家に会って、一週間家を空けるのだけど、水を落とさなくて平気か？と聞いた。曖昧な返事で大丈夫と言われたけれど不安な思いで出発したことを部屋をガンガンに温めながら思い出していた。
なんとか部屋の中で正常に活動できるまで1時間弱かかった。
冬だって家を空けることは多い。その度、泣きそうになりながらこうして家を温め続けるのかと思うとより一層またここから始まるのかと思い知らされる。雪国の冬はまだ始まったばかり。