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夏の終わり

56日目、 14時間目。

もう前回書いたのは遥か昔、書き方すら忘れてしまった・・・.dotoができあがってから目まぐるしく時が過ぎる。というか、本来こうだったはず。
この日記というかなんというか書いていた頃は随分と時間があったみたいだ。うーん、どんなノリで書いてたか忘れた笑

お盆が終わった。北海道はこっから一瞬の秋を通り越して、また長い冬に向かう。
そうそう、先日誕生日を迎えました。32歳。ひっそりと迎える誕生日。
そういえば誕生日の思い出ってあんまりないかもなー夏休みとか被ったり、お盆直前でバタバタしていたり、なんか祝われるのも気恥ずかしくて、いつもあんまり言わない。でも祝うのは好きなんだけど。

夏に産まれたからか、夏の終わりには敏感だ。いつも息つく暇もなくあっという間に過ぎていく夏。
振り返ったらいい思い出はたくさんできているんだけども、北海道という土地柄なのか多くのことが夏に集中する。この時を逃すまいと。
そんなセンチな気分なので、なんとなく書き始めてしまった。あー、時間計ってないし笑笑

振り返ると、喉元過ぎれば的な話なんだが、今も目の前には「マジでこれできんの?」的なものが山積してる。
不思議なことに振り返るとそれらはそんなに高くは見えないんだけど、麓にいるとそれは物凄く高く感じるし、無理じゃね?って諦めたくなる。

先日初めてくらいの勢いで登山をした。羅臼岳。
興味はありつつも、自らは行かないだろうなーと思っていたところをお声がけいただいたので乗っかることにした。
命からがらなんとか踏破できたんだけども、道の途中、さっきのような感覚が襲ってくるのを感じた。

見上げると米粒ほどに先を行く人の姿。この登るの?正気か?と思ってしまうことが何度もあった。上みるとビビる。無理だって諦めたくなるもんだな。だけど、不思議なことにたまに見上げて登ることを決めると、あとは足元の一歩一歩を続ける、そしたらいつの間にか嘘だろと思っていた高みに辿り着いてる。人生は登山なのかもしれない(一回しか登ってないくせに)

そうそう、あと引っ越しました、家。
地元に帰ってきてから、繁華街(街と言う)の徒歩圏内に住もうと決めて、徐々に近づくこと3軒目。
ついに街の徒歩圏内というか街中に住むことになった。めっちゃ広くて2部屋余らせてる、屋上あって最高。事務所も引き払って、自宅兼事務所にしている。
今も窓際に座ってこれを書いているんだけど、18歳で一人暮らしを始めてから、今まで家は寝ると身支度と物置くらいの感覚で満足な住環境なんてなかった気がする。そういえば初めて一階じゃない笑 

家にいる時間が増えたから、作業環境も整えなきゃいけなかったから、いろいろ住環境に投資してみた。
それも材は友達が工面してくれて、後輩の大工が机を作ってくれたり、昔よく言っていたお店の什器をもらったり、尊敬する先輩のめっちゃいい家具をこれからゲットしたり、食器やキャンドルやドライフラワーなんかも友達の。自炊するタイミングもあるから地元のものや知り合いのつくっている季節のものが食べれる。ありがたい。
息を止めて潜ってを繰り返してあっという間に過ぎている日々だけど、過ぎ去った日々の積み重ねはこういうときに膨大な量だと感じる。
なんか今はいいカンジです。

今、目の前にある山や壁も、いつかには屁でもなくなっている。
「みんなからの善意をおまえは活かせるのか?」といつもいつも自分に問いかけられているようで胃がキリキリする毎日だけど、なんとか越えて、また違う頂を目指したいもんです。

おめでとう32歳のおれ。がんばれよー

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