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素人が名画を模写ったら見えてくるものがあるはず#3

こんにちは。
前回チャレンジしてみた名画がまさかの壁画で、なかなか難易度が高かったわけですが、今回はキャンパスに描かれた作品に当たるでしょうか。
模写をするまでに至った経緯等は#1の記事にて。


お題を決定させるための参考書はお馴染み【西洋美術館】。ページはp678。光と影の画家レンブラント。掲載作品は【イサクの犠牲】。
正直、レンブラントさんのことは存じ上げませんでした。この作品についても私自身おそらく見たことなく、バロック美術と聞くと「ああ、うん。こんな感じだよね、バロックって(無知)」と素人丸出しで言ってしまいそうな作品です。めちゃくちゃ失礼。すみません。
前回【最後の晩餐】の模写の反省点でもあるのですが、時代背景や作者についてあまりにも無知過ぎるので、もっとよく学んでから模写に取り掛かろうと思います。模写させて頂くからには敬意と憧憬を持って作品を深く理解しなければいけませんね。

バロック美術

16世紀末~18世紀初頭という時代はバロックと呼ばれ、その時代に生み出された美術はバロック美術と呼ばれます。

これまでの均衡の保たれていたルネサンス絵画とは対照的に、バロック絵画には躍動感があふれ、明暗の対比がはっきりとし、描かれている人物たちの動きは流動的である。画題となるのは主にギリシア神話や聖人、あるいは貴族や王族の生活や肖像である。また注文主は王族・貴族・教会などの大金持ちであった。
(Wikipediaより)

その時代、いわゆるお貴族様が毎日宮廷でオペラを鑑賞してたりする華やかなイメージがありますが、超絶素人の私個人としてのバロック美術は、とにかく影が暗い写実的描画の作品達という印象です。有名どころですと、フェルメールの【牛乳を注ぐ召使い】があります。どうぶつの森をプレイされている方やびじゅチューンの歌をご存知の方にはピンとくる名画ではないでしょうか。

レンブラント

お名前はレンブラント・ハルメンソーン・ファン・レイン。出身はネーデルラント、現在のオランダです。代表作に【夜警】の通称で知られる油彩作品があります。
オランダ黄金時代といって、オランダが物凄く成長し世界的に輝いていた画家であり、肖像画家として有名になったそうです。
光と影の明暗を巧みに表現することから「光の魔術師」なんて異名も持っておりました。ミラクルヤンみたい。

そんなバロック時代のレンブラント先生の【イサクの犠牲】。タイトルから解るように宗教画です。作品解説は模写完成後にさせて頂くとして、早速模写チャレンジ始めます!

1時間かけて配置を決める

無題20-1

まずは大まかな位置取りとアバウトな配色を決めました(決まっていない)。今回は人物が少ないので前回ほど下書きに時間はかからなかったですね。
前回【最後の晩餐】の模写があんなにバランス悪く出来上がったのは、最初に描き始めるキャンパスサイズが異なっていた点に原因があると考えます。サイズ比が違うのにそのキャンパスサイズで収めようとするものだから、結果引き伸ばされたような間延びした模写になってしまったと。
なので今回は原画とのサイズ比を合わせました!
当然すぎることを模写2回目で行いました…。
これによって枠端からの距離とかを正確に描いていけたら、自ずと配置問題は解決されるのでは!?ジグソーパズルのように周りから埋めていく戦法……これだ!!と意気込んで始めたのですが、どう頑張ってもずれちゃうの、どうすればいいんでしょう。

今回はここまで。次は細部を描き込んでいきましょう。
常に全体を見ながら頑張っていきます。


(参考書)


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