子どものスマホはほどほどに

どうも、ナカです。


先日、大学時代のサークルの友人らで集まって、忘年会しました。


皆、小さい子どもが居たりと、何かと大変なので、

「昼間開催にして広めの部屋を貸し切って、子ども同士遊んでくれてたらラクなんじゃないか」

「そりゃあ良い、やってみようか」

ということで、子どもを連れてきたい人はめいめい連れてきて、ドンチャカヤイノヤイノしました。


やはりテクノロジーの進化というのは素晴らしいですね。

親たちが飲んだくれて自分達が産まれる前の思い出話をして飽きそうでも、スマホくんという友だちを与えられると、また色んな遊びを一緒に開始するのだからね!


暫くすると、理学系の博士課程まで修了した生粋の(所謂)理系の論理で脳内構成されている友人の子(2歳半)が、iPhone片手に徘徊している。


ナカ「そのキカイ、どうやって使うの?」

友人の子「こうやっていうといいんだよ。」

友人の子「へい、しぃりぃ(ナカ注釈:Siriのことです)!でるたえっくす!」

ナカ「(で・・・デ・・・Δx(デルタエックス)だとぉ・・・。2歳半で既に微小変化を遊びに取り入れているのかぁ・・・?ざわざわ・・・)」


だがしかし、これにiPhone・Siriは無論、何も答えようとしない。

xが何なのか、定義されていないのだから。


iPhoneの画面をチラッと見てみると、なぜか幼児の「Δx」は「違いがおっぱい」と認識されていた。


①Δxと連呼する幼児

②無言で「違いがおっぱい」と応えるSiri

③爆笑を堪えるナカ

3者3様の想いは交わることの無いまま時は過ぎ、結果、iPhoneはPINロックされ、友人は困惑した。



随筆:子どものスマホはほどほどに

完。

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