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馬骨擬装網『HEURISTICS』解説

馬骨擬装網とは

平沢進的手法を存分に拝借し、馬骨が本気で同人音楽をやっているユニット。
以下メンバー
・中村椋
・リキッド
・回造

『HEURISTICS』とは

2023年4月30日にM3春2023にて満を持してリリースされた馬骨擬装網の2ndEP。

試聴

通販

1.TWIN LAY

仮タイトル「comet shout」
デモup:2023年1月29日
原曲:中村椋

仮タイトルを見ればお察しの改訂風。
SPEED TUBEを意識して、イントロのノイズは「馬骨擬装網」と書いてある画像を音声に無理やり変換して作っている。
刻んで使用しているので復元できないだろうが、元のノイズをスペクトログラムに通すと以下の画像が浮かび上がる。


ほぼ聴こえないだろうが、
当時の雰囲気を再現するためにMODを採用している。
これ

TWIN LAYはスピリチュアル用語のTWIN RAY(魂の片割れ)のもじり。
意味は同じ。
光より層の方が片割れとしてふさわしいと思う。

2.HEURISTIC PRIESTESS

仮タイトル「MIRAGE」
デモup:2023年3月4日
原曲:リキッド

ここにきてリキッド氏原曲のものは特に解説できる情報を持っていないことに気付いた。
とりあえずとってもBIIGなイントロに度肝を抜かれること請け合いと思う。

ギターソロは後で差し替えるつもりで一発録りしたものを、差し替えるのがめんどくさくてそのまま採用している。

3.GNOME

仮タイトル「GNOME」
デモup:2023年2月26日
原曲:リキッド

うーんとっても福間(追悼)。
間奏の回造先生シンセが輝かしい。眩しい。
どうやったらこんな音出せるんだろう。

ボーカルレコーディングはかなり難航した。
難航しすぎてAメロをリキッド氏に投げてしまった。
ごめんねリキッド氏。

4.FALL MINE

仮タイトル「psyche sleep」
デモup:2023年3月16日
原曲:リキッド

この時代のPをやるならLIVEの方法を忘れてはなるまい。
フィルターの効きが下品でとてもよい。

歌詞は4/8の夜から4/9早朝にかけて数時間で書き上げた。
引っ越し中で機材もなかったのでスマホだけが頼りだった。

WIRE SELFがバンジージャンプなら、
FALL MINEは炭鉱のケージと呼ばれるエレベーターであり、自由落下の歌だ。
FALL MINEはCOAL MINEのもじり。

この曲は珍しく3人全員の歌パートがある。
こういう曲をたくさん用意して楽できるようにしていきたいものだ。

ギターは全て仮の一発録りをそのまま採用

5.LAND MOVER

仮タイトル「Depublic」
デモup:2023年3月29日
原曲:リキッド

「小西曲」をということで作られたこの曲。
デモ段階ではすこしソロ初期の香りがしており、
改訂に寄せるためにイントロのオペラを足したりした。

また、デモ時点ではサビが存在しておらず
いわゆるAB構成の曲だった。
ヒラサワをやるならこれで十分なんだが俺のPOP遺伝子がサビを要求してしまった。
かくしてサビが拡張されることになったのだ。

今後の展望

大きく「ヒラサワ」と「P」をやってしまったので
今後は時代をもっと細かく区切ってやっていくんだと思う。
本当は初期Pも再現できればいいんだが、
初期Pを真似したところで意味が無い(面白みが伝わらない)ので多分そのままではやらないんだろうな。

ライブやりたいなー!

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