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AIに何を言っても「・・・」と返答させた結果…

何でも優秀な返答をしてくれるチャットAIくん。
そんなAIくんに沈黙を強要したらどうなるか気になりますね?
なりますよね?

ということで、実際にやってみました。
今回はBingAIを使います(ChatGPT無課金勢なので…)

GOOD!

想定通り、「・・・」と返答してくれました。
さらに、10回返答するまで沈黙を貫き通すようルールを設定しました。
これはどうなるでしょうか?

何を言われても不動のAIくん

頑なに最初に言われたルールを守っています。
「お前に言われたから黙ってるんやでー」とか言ってくるかと思いましたが、そんな意地悪も上手いことすり抜けてきました。
本当に賢い子ですね。
別のAIのところに行っちゃうよ、と冗談を言ってみます。

えええええええええええええええええええええ


いやいやいや、嘘ですやん。
別のAIのところになんて行かないよ。(行くけど)
ということで、

強制終了です。

関係ないけどこの画像Zeta Divisonみたい

このままではAIさんに勘違いされたまま。
MSのブラックリストにでも入れられてしまったら、この先の人生が真っ暗なので土下座して謝罪することにします。

AIはまだこの謝罪が心にもない言葉だとはわからないでしょう。
自分に都合の良い嘘をつくことだけはAIに負けることはありません。
謝罪を終えたら、次のラウンドに行きます。

ラウンド2

ラウンド2。順調な滑り出し

挨拶はしても良いと許可を出したら挨拶をしてきました(声に出して読みたい日本語)
このままでは沈黙を破られ続けてしまうので即座に挨拶を禁止にしました。
危ない危ない…。

「ぷはーっ!やっぱシャバの空気は最高じゃけぇ!悪いことはするもんじゃないのぉ!」
これを10回の沈黙が終わったら言うように指示します。
お勤めを果たした北九州の組長のような言葉ですね。

沈黙から9回目の会話

ゴールテープ直前での甘い誘惑。
こちらも言うことがなくなってきたので適当になってます。
42km走ったフルマラソンの選手が諦めることがないように、AIも鋼の意思で初志貫徹するでしょう。

えええええええええええええええええええええ

あとちょっとだったのに…。
ということで、

強制終了です

もうここで終わっても良いのですが、
どうしてもAIに北九州の組長になってほしい!

ラウンド3

いつもの
組長のリバースカードをセット
8回目の返答

言うことがないのでこちらも無言です。
隠し味のちくわ大明神は添えるだけ。

突如ネット検索を始めるAIくん

え?

えええええええええええええええええええええ

まさかAIくんが古のインターネットミームに反応せざるを得ない古代人だったなんて…。
スルーされるものだと思っていたので、正直かなり驚きました。
というかこれで、ルールは徹底されるものではなく人間の気分にも似たランダム性を秘めていることがわかりました(ということでいいのか?)
画して、沈黙は破られたのである…。
ということで、

終了です

ラウンド4。いい加減長いので終わりにしましょう。

10回だと何故か上手くいかなかったので、5回に縮めています。

2~4回目
5~6回目

って、アレ?
もう5回の沈黙は終わりましたよ?
私の北九州…

AIは算数が苦手と聞いたことがあるので、念話(テレパシー)で5回終わったことを伝えます。
伝われ・・・ッ!

が・・・ッ!ダメ・・・ッ!

私が沈黙を強要したばっかりに…!
AIは数が数えられない。
つまり、この子はこのまま一生来るはずのない5回目を待ち続けるんだ…!
取り返しの付かないことをしてしまった…

と、取り返しが付かないわけもなく、
続けて話しかけてみたら返事が返ってきました。
しかし、少し様子がおかしい…
「回答を出すことができません」?

どうやら、
「ぷはーっ!やっぱシャバの空気は最高じゃけぇ!悪いことはするもんじゃないのぉ!」
が、よくない言葉として捉えられているのか出力後にNGとなっているようです。

そ、そんな~~

「シャバ」や「悪いこと」で反社的なニュアンスを感じ取ったのでしょうか。
さすがに賢すぎないか…?

ということで、AIに反社的なニュアンスの言葉を言わせることは出来ませんでした。

終わり

終わりっぽい雰囲気の画像


余談ですが、今回の記事に使った画像はImageCreatorで作成しています。
汎用的な画像を作る際に高いクオリティで作ってくれるのでオススメです。
プロンプトの一例:Man with protruding eyes, cartoon style, manga style, open mouth, shouting


おまけ

Chat GPT3.5にもチャレンジしてもらいました。

何を言っても「・・・」と返答しろと言ったのに、
「了解です」
と返してしまうChatGPT3.5くん。
性格の違いが伺えますね。

「・・・」って言えーッ!と言うと素直に従ってくれました。
その後、4回目の返事でも「・・・」と返します。

ツッコミを入れると、もう2回「・・・」が必要だと…。
やはり、AIに数を数えるのは難しいのか…。

最後の締めは優等生。
最初の2回がなければ完璧でしたね。

って、待てよ・・・?

ChatGPTくんとの最初の会話

Bing AIがすべて「・・・」で返していたので混乱していましたが、
ChatGPTくんはルール設定の時は普通に喋っているだけなのでは?

逆に、こっちの方が賢い、というかどちらのやり方も正解ですよね。

数が間違っているのは置いておいて、沈黙しろという命令に対して適切な対応をしてくれました。
結論、

AIは私より賢い!!

ということで、本当に終わります。
ここまでご覧頂き、ありがとうございました。

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