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フィギュアは歴史的遺物になり得るか

◯です。

世界には数多くの遺跡が存在し、その遺跡からは様々な遺物が発掘・発見されています。

宝飾品などの装飾品や作品、武器なんかも発見されています。
日本の遺跡や古墳からは土器や埴輪などが出土していますね。

これらの遺物は、昔の人の暮らしや文化、時代を知ることにとても大切です。
そんな遺物ですが、今の人が残すとしたらどのようなものが残るのでしょうか?
今を生きる人々の暮らしを未来人が発見した時、どんな気持ちになるのでしょうか?

そんなロマンを抱きながら、今回はどんなものが将来の遺物になり得るかを考えていきたいと思います。

USBやパソコンといったデバイス

昔でいう書簡とかはこうなるのでは…と勝手に想像しています笑
もっとも未来人がこれを解析するすべを持っていればのお話ですが…。

ただこの先電子機器の発展は進んでいくと思われるので、デバイス機器の解析は容易かなと思います。

これらの情報機器から見知らぬ人の思い出や写真が出てきたら、当時の暮らしを鮮明に記録することができそうです。

最近は携帯電話のカメラを使えば、誰でもどこでも記録ができます。
こうした文化が、自分たちの時代を伝えていく上で大切になっているのかもしれません。

フィギュア

造形美とも言えるフィギュアが遺物になる可能性が高いと思います。
フィギュアというと、リアルなアニメキャラなどのフィギュアを連想するケースが多いかもしれませんが、ガチャガチャや食玩のものも立派なフィギュアです。

昔の人が土偶や埴輪を儀式などに使用していたケースから、このような造形は儀式の一部として認識される可能性もありそうです。

(ただ、その場合未来が退化しているようにも見えます…)

このフィギュアを当時の人々の服装であったり文化だと勘違いされたら面白そうですね!

Undertaleのアルフィーとアンダインのように、美少女が世界を救っていた……なんて考える未来人も出てくるかもしれません。

今際の国のアリスやアドベンチャータイムなどの世界観のように、退廃した街や滅びた国そのものが遺物になり得るケースもあります。

吉野ヶ里遺跡やポンペイなんかはここに該当する…かも。

実際、現存する廃墟ですら結構ぼくはワクワクします。
ちょっぴり怖いですが、そこに確かに生きた人間がいたと思うと、なんだかロマンを感じるのです。

すずめの戸締りなんかでもそんな情景が描かれていましたね!

ビル群に自然が生い茂り、動物たちが代わりに暮らす世界。
夢の跡地ではあるけれど神秘的にもなってきます。

今を生きる人のものは全て遺物になる

考えていて思ったのですが、今を生きる上で周りにあるものは全て遺物になる可能性があります。

今更ですが遺物と聞くとあまり聞こえは良くないかもですが、遺された物という意味では、自分たちのことを伝えるためのとても大切な歴史物となるのです。

何百年、何千年後に自分の大切にしていたフィギュアが博物館に展示されている、そんな可能性だってあるのです。

逆にいうと、勾玉とか埴輪なんかも儀式で使われていたものの、実は当時の流行だったりして。

昔を振り返ると、現代もロマンの可能性を秘めているのでした。

未来の考古学者が楽しくなれる時代を作れますように。

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