父の一言から

ちょっとネガティブな話しになりますが。。。
大学を卒業して、日立製作所の系列会社に入社することになり、生まれ育った北海道を離れ、その当時、父は東京で骨をうずめるようにとのことでした。東京で、半導体の設計開発することになり、その当時のスーパーコンピュータに搭載される大規模集積回路(LSI)の後工程の設計開発スタッフとして従事することができ、刺激を受けながら生活してました。
8年の月日が過ぎ、父と電話などで話しの中に、父から帰ってこないのか? とのことで、札幌に開発拠点を設ける会社に転職を考え、入社し、 生まれ育った北海道の地にすみかを そして 結婚する相手もいて、 
住宅金融公庫から借入 一戸建ての住まいを建設することを考え、 当初借入可能な14,300,000円で 建設可能な住宅の試算をして 家内と二人での 間取りプランを父に話したところ、 父母も住めないじゃないかとのことで 急きょ二世帯住宅に そうなると どうしても20,000,000円かかることとなり、 やむを得ず 借入金でまかなえない部分を父にお願いすることに 
 私と父で 持ち分折半にして 登記していました。
家内は、借入金内ですまないことには 納得できずに 私としては申し訳なく感じていて、 家内はそれでも 繰り上げ返済などで 利息分の節約をしてくれたり、二人で考え て きました。 父の退職金 の一部の3,000,000円も 返済にあて、 結果として 私たち夫婦の 11,300,000円+利息 にて返済しました。 

そして、二世帯で住んでいた父から 生前贈与の話も出て 住んでいる住まいの生前贈与を済ませました。
その時は、父は 難病での 身体障害者となり また 介護生活となっていたことから、 思いを話してくれたものと感じておりました。

家を建てた土地については、父から 土地は心配しないでいいから 父のお姉さんの旦那さんが所有していましたが、 お姉さんから譲ってもらったからと話されてました。 
 また、父のお姉さん(その当時は東京都荒川区に住んでました。)のところへ私一人でお邪魔することが多く、お話の中で 私の父が札幌の土地を700万で買ってもらったって 聞いたことがあり、 なぜ?って 思ってましたが、 
 その当時 父は私にはそのこと 話されることもなく 1000万の借入をして 700万で 譲ってもらったようです。  父は亡くなるまで そのことを話されることもなく 逝ってしまいました。 父のお姉さんは 父のこと かわいがってくださり、 父の恩返しだったのかななんて 今思うと感じられますが。。。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?