RSGT2020 Day3 回想

RSGT初参戦&Scrumビギナーによる3日目の回想録です。

Regional Scrum Gathering Tokyo 2020
https://2020.scrumgatheringtokyo.org/
RSGT初参加&スクラムビギナーのメモと感想です。
初日と2日目の模様は以下に書いてます。

RSGTの刺激が強すぎたのか、連休に入るや疲労感と腹痛&発熱で寝込んでしまい、振り返りが遅くなってしまった。ようやく体調も戻り、気力も復活してきているところ。

Day3 回想

Day3について、3日の経過(熟成)を経ても記憶の奥底へ沈まずにいるものが2つあります。
1つ目は、OSTに挙手し、力強い仲間たちに相談できたこと
2つ目は、初回実行委員長からの「WE(YOU) ARE NOT ALONE」というメッセージ

OST(OpenSpaceTechnology)に挙手し、力強い仲間たちに相談できたこと

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初心者だけど、いや、初心者だからこそ怖いもの知らずで行きました。すでにこのコミュニティは安全だと2日参加して実感していたので、「スクラムと横断チーム」と紙に書き、スクラムチームと横断チームのうまい連携の仕方に関する知見について教えてほしいとお願いしてみました。

誰も集まらなくてもどんまいとエントランスの一角に腰をおろしたところ、間もなく6名の方に集まって頂きました。この時の「仲間がいた!」という感動は今後の大いなる心の支えになりそうです。心より感謝しますmm

わずか30分足らずでしたが、テーマについて知見を持つ方や同じ課題感を持つ方々に相談させてもらうことが出来ました。

伝えた課題感
・横断チームからは「単なるタスクの消化係(便利屋)になってる」、一方、スクラムチームからは「距離感が遠い」「ドメイン知識のギャップが大きくコミュニケーションに苦労する」などの双方のもやもやを生む場合がある。どのように動き、コミュニケーション交わすべきか?

アドバイスの一部
・横断チーム自身でも優先度を設けた上で各チームと調整すると良さそう
・プランニング含め、スクラムイベントに極力参加し、極力チームと同じ量のコミュニケーションを取るべき
・横断チームの担う分野について、なんでもお願いするのではなくスクラムチーム内にも同様のスキルを持つ人を配置(雇用)すると良さそう
・Scrum@Scale の考え方が参考になるかも知れない

解散後の延長戦ではQAチームを横断からプロダクト所属に変えた実例なども伺い、この上ない貴重な知見を頂きました。今後、新たに横断チームを立ち上げたい考えがあり、実践した先には参加頂いた方にやってみた話をお返ししたいと思います。

反省としては勢いまかせゆえに準備してなかったことに尽きます。私の相談に対して多くのアドバイスを頂くことが出来たものの、他の方の課題について話を回すことが殆どできませんでした。勢いまかせにもほどがある。次は時間配分と模造紙を活用する準備くらいはして挙手しよう。

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WE(YOU) ARE NOT ALONE

2011年のRSGT 第1回実行委員長の高橋さんより、Scrum普及と実践の経験談を1時間長に渡って聞きました。

メモ:
普及の原則
パートナー大事:ひとりじゃ無理。一緒に議論しながら進めるパートナーが大事
源流を狙う:
オープンマインド:何を言っても大丈夫に感じてもらう。表裏なく接する。
話している相手の意見は必ず一理ある:意見を理解し、一言目で否定は絶対にしない。共感する。一緒に解決する姿勢を見せる。
正しさよりもわかりやすさ:結果として生じた誤解はあとで必ず自分で解消するつもりで、知ってもらったタイミングで理解できた、という印象を残す
お墨付き:安心してもらう
頼りどころになる:何かあっても全力で問題解決にあたる、というコミット
お試し期間:うまくいかなかったらやめる

WE(YOU) ARE NOT ALONE
およそ10年前のScrumコミュニティが3つ程度であったのに対し、「現在活動しているコミュニティがあったら紹介してください」の問いかけに10(20?)を超えるコミュニティ主催者からの紹介が続きました。初心者の身には知らないコミュニティばかりで、こんなにも共有や相談しあえる仲間がいるのかと。
締めのことばとして1人じゃないという上記のメッセージを伝えてましたが、コミュニティの数がそれを証明しているなと感じました。

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わたしのNext Action

・同僚5名のRSGT参加者と3日間の学びをふりかえる
・RSGTの学びを社内外に共有していく
・社内から6名送り出してくれた上司に感謝と、来年の予算を得るための説明(何より行動&実績で示さないとね)
・スクラム再生中のチームの支援の継続
・新たなスクラムチームの立ち上げの進行
・横断チームの編成を広げていく
・ScrumMaster Beer🍺を飲んで感想をSam Huangさんに伝える
・同僚らと青いTシャツを来て出社する
・Sahotaさんの「Product Agility」のトークを聞きにいく(約16時間後!)

"Business Agility: What Every Leader Needs to Know" (同時通訳付き) by Michael Sahota

引き続き学びを得ながら、Next Actionを少しずつ進めて行きます。

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