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シンウルトラマンを見た(ネタバレあります)

あなたは観ただろうか、銀色の巨人を。


観にいくキッカケ

2022年5月13日
シンウルトラマン劇場公開開始されましたね。その日ぼくは仕事も休みで、買い出し行ってリングフィットやってゲームするくらいのルーチンこなすかな〜くらいに考えており、次の休みに観に行こうなんて考えていました。しかしインターネッツを見れば、特撮クラスタはシンウルトラマンに期待する言葉ばかりで、感化されたぼくはネットでチケットを購入したのでした(流行りモノによわいのだ)


映画の封切りは終わり、第2回上映を観るためにぼくは最寄りの映画館に着きました。平日金曜日というのもあり、劇場はガラガラ。シンマンの封切りを見終わった人が映画館からゾロゾロ出てくるのを見ながら、飲み物とパンフレットを購入。
意外と時間がぎりぎりでしたので、物販を見ることもなく、劇場へ。封切りも終わり、第2幕なのもあってか席は3割ほど埋まる程度。平日昼間なら埋まっているほうだとは思います。
上映前の映画のCMやスポンサーのCMもけっこう好きなんですよね…


映画を見終わって。

すごい良かった、なんて色んな人が言ってますよね。ぼくもすごく楽しく見ることができました。

初めてウルトラマンが禍特隊の前に現れたときの「えっ、何!?」感とか、意思疎通はできていないけど人類の味方として信じてみたい気持ちとかの変遷も良かったですね。

斎藤工が演じる神永が、ウルトラマンに憑依されて人間界で活動を始めたときの探り探りの様子や、周囲とピントが合わない会話をしているときは、そのときは言及していない神永の死がやっぱり見えちゃうんですよね。この時点ではほとんど人間の神永はセリフを言っていないのもキモになっていたと思います。

ザラブとメフィラスのやり口が人間目線のようで超越した視点での介入なのもゾッとしましたし、交渉決裂したら肉弾戦になるのも笑ってしまいました。
ザラブの八つ裂き光輪の被弾はバルタンの真っ二つのオマージュかなって感じでしたし、ちゃんとゼットンの八つ裂き光輪防御がバリアなのが「それそれ!」って感じのオタク向け描写で頷きまくってました。

巨大化した長澤まさみがインターネッツで大拡散されてセンシティブ判定されてるとことか、インターネッツの悪いとこゼンカイ描写で大好きになっちゃった。ぼくもデカい長澤まさみの画像欲しいよ
まぁセンシティブ判定画像も何もかもメフィラスがネカフェから強制削除させちゃうけどさ。

山本メフィラス耕史の怪演、ネットでも大人気ですね。ぼくはドラマ「きのう何食べた?」の山本耕史演じる小日向さんのイメージが強くて、あの演じ方を見ると無条件で笑っちゃうんですよね。背筋よく少し前目に顔を傾けて語りかける感じのアレ。
おまけにドラマで西島秀俊と共演してるし。。。

メフィラスの後ろにゾフィ(ゾーフィ)がチラッと映ったときはめっちゃ怖かったし、光の国の裁定が無慈悲なのも、最近のウルトラとは違うんだなっていうのが強烈でしたね。
ゾーフィは人間の多様性と可能性は認めるが、あくまで他星系のいち文明としてという意味であって、宇宙の脅威になるならば芽は摘まねばというのも言い分としてこれ以上ないものなのが外星人らしくて良かったです。
ゾーフィがゼットン持ってくるネタのもとは知ってたけど覚えてなかったので、ネットで指摘されてるの見て、サルが頭に手を当ててア”ア”ーッってするカンジの表情になりましたね。


じゃあ観に行くよって人に向けて

この映画は「ウルトラマンオタクが作ったウルトラマン映画」というのがふさわしいと思うので、ウルトラマンを知っているほど面白いのは確かです。
シンゴジラのように人間中心で話が描かれないので、非オタクの方にはに刺さらないかもしれないです。しかし「もし外星人が人類に悪意をもって接触してきたら?」というIFをウルトラマンを使って表現していると思えば、インベーダーを取り扱う名だたる映画と遜色ないものになっていると思います。


禍特隊のバッヂは欲しくなっちゃうよね
パンフも最高でした



ぼくは世代的にティガを見ていたのですが、当時は話の内容は頭に入っておらず、戦闘シーンのマネをするキッズでした。ただ父親の影響で初代仮面ライダーや初代マンや新マン・セブンをVHSで頻繁に観ていました。なので銀の痩身に赤のストライプのほうが、よりウルトラマンを感じる要素ではあります。


ぼくもニワカながら特撮オタクですので、ウルトラマンの小ネタや逸話は知っていますし、最近ならウルトラマンオーブやジード、ゼットはリアタイ視聴していました。
それくらいの特撮オタクですが、エンターテインメントとして緩急もある良い映画になっていると思います。

ぜひ皆さんも巨大化した長澤まさみを大画面で見に行ってくれ。


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