ヒスイ海岸で石を拾ってきた
小さい頃から駐車場の砂利とかをじっと見て綺麗な石を拾ってきてしまうマンで、今でも河原に行っては石を眺め、海岸に行っては貝殻を拾っている。で、聞くところによれば糸魚川の河口にはヒスイ海岸ってのがあって、そこでは時々ヒスイが拾えるそうじゃんか。ヒスイだよ!?勾玉とかに使ってたやつ。よし行ってみよう。
写真アプリによれば行ったところはこんな感じだ。なんでも糸魚川上流には何トンものヒスイ原石がゴロゴロしており、そこは採取禁止なんだけど破片が流れてきては波に削られ、近くの海岸に打ち上げられるってわけだね。
フォッサマグナミュージアム
実際の時系列とは異なるが、最初にここを紹介しておきたい。というのはここにはヒスイもあるし…
ヒスイじゃない緑色の石の見本もあるからだ。
ここ化石や鉱石も普通に充実しているのでいいよ。
ヒスイ海岸
ヒスイ海岸はこういう…砂浜じゃなくて砂利の浜。激しい波で石が削られ、いい感じの丸石になっている。
最初に見つけた緑の石がこれ。そしてこれが一番お気に入り。緑の筋と、よく見ると青の筋も入っててそれっぽくない?でも正直わからない。
というのは緑の石は結構あるからだ。こっちはフォッサマグナミュージアムの見本を見ればキツネ石(クリソプレース)だと分かるだろう。でも綺麗。
そしてヒスイやキツネ石だけじゃなく、いろんな模様の石が落ちていて楽しい。
親不知ビアパーク
駐車場や施設があって停めやすいのはこっち。
でかいヒスイ原石も飾ってある。
石英はどこ行っても拾ってしまう。
これらはキツネ石だろうけど…いや十分綺麗だよねえ!
市振海岸
市振海岸は他と比べれば小さい浜。
でもこの石はお気に入り。
これはキツネ石。もう分かるね。マインクラフトのエメラルド鉱石みたいだ
ラベンダービーチ
ラベンダービーチは、昔ここでラベンダー色のヒスイが採れたことによるらしい。広さとしては多分ここが他の浜より広いので、長い時間歩きたかったらここがいいんじゃないだろうか。
フォッサマグナミュージアムにもそういう色のヒスイが飾ってあるよ。
キツネ石だと思うんだけど…こういう淡い緑のもあるよ。
こういう面白い模様の石もたくさんあった。
石を拾うなら
さて、今回は勢いで石を拾いに行ってしまったけれど、もしこのヒスイ海岸のあたりに石を拾いに行きたいなら、ちょっと用意をしたほうがいいと思う。
フォッサマグナミュージアムに行く
ヒスイやキツネ石の見本があるので、先に行っておくべき。まあキツネ石も綺麗なんだけど。
波打ち際用の装備
現地でヒスイガチ勢の装備を見ていると、まず波打ち際に入れるようにゴム長などを履いている。つまり、波のかかっているところの方が石の更新間隔が短いから、いち早く見つけられるんだろう。
波に注意
では波打ち際で下の石ばっかり見てるとどうなるか。高波が来ると見事に海水をかぶることになる。それどころかフォッサマグナミュージアムによれば、波にさらわれて亡くなったヒスイ収集家の方もいたのだそうだ。石がそのまま打ち上げられるような海岸なので波が荒いし、波にさらわれたとき叩きつけられそうなテトラポッドも多い。ので十分注意すべき。
足腰
石だらけの海岸を下を見ながら歩き、波が来たらさっと避けるのはそれなりに負担のかかる運動になる。そういうのが大丈夫な人に。
いやあでも石を拾うには最高のとこだったな。
追記
一番最初に拾った石に青い筋があるのに気づいたのはこれを書くため写真を拡大して見ていたときだった。
マクロレンズで見てみた。これか?これがラベンダー色のヒスイか?だとしたらすごいラッキーなやつだ!
あとこれは現地の写真がないんだけど二番目に気に入っているメノウっぽい石英です。メノウも採れるらしいんだよね。
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