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四国ボンクラドライブの旅

2019年ゴールデンウィークまで1ヶ月くらいのころ、俺は高知推しの友人のことを思い出した。彼は俺らに高知を勧めては「世界三大ガッカリの一つはりまや橋を見てガッカリしろ!」と言うやつで、さいきんドライブが好きなやつにもなっていたのでこの機会に高知行ってやろうと思って。行った。計画性に欠けるボンクラ二人による四国ドライブの旅だ!

全行程はこんな感じ。高知空港から出発して高知空港に戻った。徳島には行っていない。ちなみに、私がピックアップした行き先が「大歩危峡・祖谷峡、宇和島の海岸、しまなみ海道」、友人がピックアップした行き先が「桂浜、龍河洞、四国カルスト、四万十川」という風になっています。

1日目:ちょろっと桂浜

夕方高知空港に降り立った僕らは、夏なのでまだ明るいことに気づき桂浜を見に行った。曇りの夕方なのですごくパッとしない!

坂本龍馬像があって、その横の櫓から横顔を見る事ができる。

2日目:龍河洞〜大歩危峡、祖谷峡

龍河洞は歩いて回れる大きな鍾乳洞。派手さはないけど狭いところは本当に狭くてスリリングだ。

大歩危峡は川下りの船があるので乗った。切り立つ谷の両側は…

こういう節理の岩岩だ。

ちょうど鯉のぼりも泳いでいた。

遊覧船は結構並ぶので、行くときは午前中がオススメだ。

遊覧船乗り場から少し上流に歩いていく事ができる。ここはあまり人が来ないけどいい景色だよ!

祖谷峡はかずら橋で有名なんだけどそっちは混んでいて…俺たちはこういう絶景ポイントを探してドライブしていた。道が狭くて停車するスペースも限られているけど、この「ひの字渓谷」はすごいぞ。

祖谷の村はこんな感じで全部が急斜面だ。

ものすごい谷の上に張り出した岩に小便小僧の像がある。

こういう山肌の緑に藤の花の紫が混じっているとつい見てしまうぜ

3日目:四国カルストと宇和島の海岸

四国カルストに向かって走り出した俺たちは途中で早明浦ダムを見つけ、「おーここがニュースでいつも渇水してるとこの…」と思いながら眺めた。

四国カルストに向かう道は困難を極めた。一応国道だったと思うんだけどとにかく狭く、車がすれ違うのが難しい。つづら折りの狭い道を何時間走っただろうか…

山の尾根みたいなところがカルスト地形なんだ!

ボコボコの石灰岩が絶景だ。

牛がいるよ

宿まで時間が余った俺たちは、宇和島の海岸線まで足を伸ばした。渓谷がそのまま海に沈んだような、複雑なリアス式海岸に養殖筏が浮かぶ…

これは段々畑。山!即!海!だから平地がとにかく貴重なんだ。

この…山々がそのまま海に沈んだ感じよ!

4日目:四万十川上流の方の沈下橋、高知市

四万十川の沈下橋といえば結構あるんだけど、今回時間がなかったので上流の方の一箇所だけだ。でもこれが当たりだった。

ほら。あんまり人がいない。この橋ですが…

これでもちゃんと車が渡れます。1台分の幅。

川沿いも無限にいい景色が続くぜ。

これは須崎市のあたりの海岸だけど…海が青いぜ…

友人を高知空港に送った俺は一人で旅を続けた。高知城はこじんまりとしているがきれいなお城だ。

高知市には路面電車が走っており…俺は少しメルボルンを思い出した…

はりまや橋というのはこれだ。まあ確かに大きくはないけど…ガッカリってほどでもなくない?

5日目:しまなみ海道

友人を空港に送った翌日、俺は一人でしまなみ海道を走った…確かに橋からの景色はすごいぞ!でも一人だと写真撮れないんだよね…

一個一個の島に降りていきたいところだけど今回は勘に任せて降りて、なんかいい景色があったら撮ったぜ!

遠くに瀬戸大橋が見える。

6日目:帰京

めっちゃ早い時間の飛行機だったので6日目は何もなしです。

こういう旅ログだけど、俺のような計画性のないやつでも回れたという記録のようなもので…きっと計画性のある人ならこれにグルメと温泉もぶっこめるんだと思う。でもいいね四国!斜面の角度が急!山!谷!リアス式海岸!全体として山が海に沈んだような島、それが四国なのではないだろうか…

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