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第1試合 棚橋弘至&高木三四郎&丸藤正道 vs EVIL&成田蓮&高橋裕二郎

〔第1試合 30分1本勝負〕
×棚橋弘至&高木三四郎&丸藤正道〔8分50秒 EVIL→片エビ固め〕〇EVIL&成田蓮&高橋裕二郎

 第1試合は新日本プロレスリングの代表取締役社長・棚橋弘至、CyberFightの代表取締役社長・高木三四郎(DDTプロレスリング)、そしてCyberFightの取締役副社長の丸藤正道(プロレスリング・ノア)が共闘し、新日本マットを席巻する極悪ユニットHOUSE OF TORTUREのEVIL&成田蓮&高橋裕二郎組と激突。
 百戦錬磨の“重役レスラートリオ”が悪党を相手に健在ぶりを見せつけるのか? それとも海千山千のH.O.Tが要人たちをねじ伏せリングを闇で染め上げるのか? 正義vs悪、プロレスの醍醐味が詰まった6人タッグの勝敗の行方は果たして……?

 まずは丸藤が入場。続いて高木が自転車に乗り花道を走る。そして最後に棚橋が笑顔を見せながらリングへ向かう。
 H.O.Tはディック東郷の先導で不気味に花道を進む。

 H.O.Tはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、場外戦に持ち込む。成田は丸藤をヘッドロックで捕獲するが、丸藤は鉄柵に打ちつける。

 高木は場内を煽って花道を下がると、自転車で疾走しH.O.Tに激突。そして裕二郎をリングに戻すと、ここで開戦のゴング。
 高木は裕二郎をボディスラムで叩きつけ、コーナー最上段から飛び込むが、裕二郎がキックで迎撃。続いて金具むき出しのコーナーに叩きつける。
 そして裕二郎が高木を場外に投げると、東郷がコーナーパッドで殴りつける。リングに戻った高木を、裕二郎はさらに金具むき出しのコーナーに打ちつけていく。

 続いて裕二郎はフライングメイヤーからギロチンドロップを食らわせカバー。これはカウント2。スイッチしたEVILはタッチロープでチョーク攻撃を見舞ってからカバー。高木はカウント2ではね返すも、東郷が試合終了のゴングを鳴らす。これは当然無効に。
 するとEVILは高木に顔面かきむしり。そして成田がロープに高木の顔面をこすりつける。続くフロントキックを切り抜けた高木は、「愛してま~す!」の雄叫びからスリングブレイドを炸裂。

 スイッチした丸藤は成田のTシャツを脱がし、強烈な逆水平チョップ。そして串刺しエルボー。さらにロープワークの攻防をラリアットで制す。
 すかさずH.O.Tが乱入するも、丸藤は同士討ちを誘うと、EVILの顔面にステップキック。そして成田に切り裂くような逆水平チョップを連発。
 成田はチョークで反撃。さらにEVILのアシストで、断頭台を丸藤に炸裂。スイッチしたEVILは丸藤に逆水平チョップを連発。そしてフェイントからサミング。
 だが、丸藤はEVILのハンマースルーを切り返し、金具むき出しのコーナーに叩きつける。スイッチした棚橋はEVILにフライングフォーアーム。そしてドラゴンスクリューをお見舞い。

 続くスリングブレイドは、EVILがレフェリーを盾にして食い止める。そしてEVILは棚橋の足をレフェリーに預け、土手っ腹にトラースキック。
 ここからH.O.Tは棚橋にトレイン攻撃。そして東郷がパイプカットを食らわせ、EVILがカバー。棚橋は何とかカウント2ではね返す。

 すると東郷がスポイラーズチョーカーで棚橋の首を締め上げる。だが、高木がカットに入り東郷にスタナー。すかさず裕二郎が乱入するも、丸藤がトラースキック。そして高木が裕二郎にもスタナーをお見舞い。

 さらに成田にも丸藤のトラースキックから、高木がスタナー。ここでEVILは棚橋と丸藤にダブルのローブローを狙うが、二人はブロック。そして丸藤がEVILにフックキックを食らわすと、高木のスタナーから棚橋がスリングブレイドを炸裂。しかしカバーは裕二郎がカット。

 ここで棚橋は雄叫びを上げ、ハイフライフローを狙いコーナー最上段へ。だが、SHOがトーチャーツールを手にエプロンに上がり、レフェリーの注意を引きつける。そして、金丸が棚橋をウィスキーミストでリングに落とす。
 さらに棚橋に対しSHOがトーチャーツール、成田が特製プッシュアップバーでサンドイッチ攻撃。続いてEVILがとどめのEVILをたたき込んでカバーし、3カウントを強奪した。

 試合後、高木と丸藤がレフェリーに抗議するも、勝敗は覆らず。H.O.Tは不敵な笑みで勝ち名乗りを上げ、ふてぶてしく引き上げた。棚橋は高木と丸藤の肩を借りて退場した。

<第1試合のバックステージコメント>


※棚橋はインタビュースペースに入ってくると壁に額をつけて寄りかかり、それを高木と丸藤がいたわる。
高木「社長! 大丈夫ですか、社長!」
丸藤「すみません! すみません!」

棚橋「(正面に向き直って)あー、悔しい~! 申し訳ない!」
高木「いや、すみません!」
棚橋「またやりましょう! このままじゃ終われないよ」

丸藤「もっと、しっかり厳重に(※介入を)警戒しながらやりましょう。こっちもセコンドつけましょうよ」

棚橋「ですね。何でもアリでやりますか」
丸藤「やりましょうよ! 金丸あの野郎! 金丸だけは許さねえぞ俺は!」
棚橋「(※丸藤の腰に手をやって)もう1回見たい!」
丸藤「金丸の野郎! 金丸だけは許さん!」
棚橋「俺もEVILだけは許さん」

高木「何であそこにディック東郷がいたんだ? 引退したはずじゃねえのかお前! ふざけんじゃねえぞあの野郎!」

棚橋「社長トリオでオープニングマッチを飾れなかったのは悔しいけども、今回『ALL TOGETHER』を開催できたのはとてもうれしいことだから、今後の展開をね、社長目線で、副社長目線で、大社長目線で見ていきましょう」

高木「やりましょう」
丸藤「横の連係で」
※3人口々に 「やりましょう!」
丸藤「(※立ち去りながら)金丸の野郎! お前は許さんぞ! 金丸は絶対に許さん!」

EVIL「(※手をパンパンと叩いて現れて)ヨーシ、いっちょう上がりだ、この野郎。

棚橋、丸藤、高木三四郎、お前らはよ、やっぱりプロレス界の三大恥さらしだってことをよ、今日証明してやったまでだよ、なぁオイ。

棚橋よ、オメーが偽モンだってことはよ、今日やっぱり全員わかったんじゃないか、オイ? 今日はそれまでだよ。わかったか。よく覚えておけ」

※成田、裕二郎はノーコメント

5月6日(月・休)『ALL TOGETHER』日本武道館大会
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