第296回 メガバンク最終決戦の話

はじめに

 最近、自分のブームとして社会派ドラマを見ることです。その中で見たドラマで「メガバンク最終決戦」と言うドラマの中の主人公の桂常務が良いことを言っていたので少しその話をしようと思います。大まかに内容を話すとメガバンクが国債でやらかして外国のファンドに買われるか?と言う話です。で、桂常務が相場師でいろいろ立ち回ると言う話です。興味があれば見てください。

相場の神様が見ている

 何度もこの言葉が出てきます。「相場の神様が見ている」です。何かズルをして儲けようとしてはいけないということです。田舎の地場証券の営業マンをしていた時、どうもズルして儲けたいと言うお客様が何人かいたと思います。ただズルして儲かることなんて私は知りません。それでも〇〇を教えてくれとか△△さんがこうやって儲けたらしいけど教えてくれとか言われましたけど、そんなものは知りません。
 でも、ドラマの中ではインサイダー取引のようなことをほのめかすシーンがあります。そんな時にこの言葉が使われます。ただ、インサイダー情報なんて田舎の地場証券の営業マンには入ってきません。

後輩に残した2つの言葉

 ドラマの最後に桂常務が後輩に残した言葉として「相場に誠実であること」、「自分を信じること」がありました。
 「相場に誠実であること」は前述した相場の神様が見ていると同じことだと思います。ズルをしてはいけませんよと言うことで不誠実なことはやってはいけませんよということだと思います。
 「自分を信じること」は自分でいろいろ調べたこと、学んできたことで相場の売り買いを判断することを迷うこともあります。そういうときには自分を信じて取引をすることを言っていました。まさしくそのとおりだと思います。ただ、私の文章をお読みになっている投資家の方はそれだけ投資を真剣に考えましたか?他人を考え方を鵜呑みにしていませんか?気軽に買って損をして怒っていませんか?そうならないように自分の考えに自信が持てるだけ学びましょう。
 ただ、これが不思議なもので100%買いだと思ったときは立ち止まってください。なぜかと言えば100%良いと思うものはどこか見落としている可能性があります。見落としているところに思わぬ落とし穴があるかもしれません。

まとめ

 もしかしたら、私のドラマの捉え方が違うかもしれないので、もしこの文章を読んで興味がある人はドラマを見てください。それか原作本を読んでみてください。
 この文章が誰かの役に立つと嬉しいです。

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