思考の整理~アニメ虹ヶ咲第3話

せつ菜回:主軸ー「手段の目的化と期待、価値観の相克が重層的に?」+サブ軸「ソロ活動への布石②」

相変わらずメモ書き

・かすみとの対立が主たる原因による同好会解散をせつ菜視点から。せつ菜ー熱いライブをしたい(=「自分の大好き」)→それが周囲にすら届いていなかった(3A)→自分だけが抜けて他4人でラブライブに出てもらう(=グループ活動が暗黙の前提)→侑との対話で、客の期待に応えてラブライブに出るという手段が目的化し、それに囚われていた→原点に立ち戻り自分のしたいようにやる(3B「DIVE!」)

論点1:せつ菜はかすみのように個々の価値観を実現する環境の必要性を認識していたか。同好会解散で自分の押し付けが原因だったことは認識→しかし個々の価値観を実現する環境の重要性までは思い至らず。理由:かすみはスクールアイドルを継続するからこそこれからの活動方針を真剣に考えていたが、せつ菜は同好会解散(自分だけが抜ける)でスクールアイドル活動を完全に辞めるつもりだったので活動自体の将来を考えていたわけではなかった。ソロ活動への着想は活動を再始動した4話以降を待つことになる。

論点2:2話におけるかすみの考え方の変化が3話にどう影響したか。せつ菜が同好会に戻れたのは「自分を応援する客の期待に応えることが目的ではなく、自分が好きなことを実現することが目的と気づかされたから」。2話で侑がかすみと出会い、それぞれの好きなことを干渉なく実現する環境の必要性と実現可能性を認識していなければ、せつ菜に「ラブライブでなくていい」と言い切れるくらい自分の大好きを貫きとおす大切さを説くことはできなかった。2話で新同好会組がソロ活動への布石となる思考に変わっていたからこそ、せつ菜の復帰につながった。→やっぱり2話と一体的に理解したい


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