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すべてを変えた あの日…(13)

 


 



2012.3.11.14:46 

私達は気仙沼お伊勢浜、彼の場所に来ていた。
線香と花と酒、大好きだったたばこに火をつけた。

人々が浜に集まってきた。
この場所に縁がある人々だ。 私達も浜に出た。
 
そして、サイレンが鳴った。

 嗚咽が聞こえてきた。

 合わせた両手に力が入った。

 [あの日が、夢であったら]

と聞いた言葉が蘇ってきた。 

 



 



 



 

あの時を 焼き付けてしまった心から 

解放される 日はくるの? 

今だから 話せるの。 

少しずつ… 

でも いつでも あの時に 心は 戻ってしまう 

だから 忘れない 

心の奥底で 

わたしは 忘れない  

ずっと… 

 


 

 

私たちは あの時 知りました 

この世に 天国と地獄が 

隣り合わせにあると 

時が 過ぎるほど 

心が重くなるのは 何故なのでしょう 

 

私たちは あなたの微笑みで 知りました 

重い心も 一滴の 優しい心の水に

とけてゆくことに 

 


 



 
2011.3.11あの時から一年を迎えた 

私たちははかり知れないほどの痛みと 

それを背負い 生きてゆかねばならぬ 

人々へ いま 何ができるのか 

今だからこそ 何をしなければ ならないのか 

問われているよう思う 

あの時 私たち自身にも 起こったかもしれないこと 

自分だけ 助かったから よかったのではない 

多くの人間が 同じ人間として そんな 想いを持ち続けて 

そして 子どもたちの未来へと 繋がる想いを 

繋げていってほしいと 願う 

 

 

あなたの瞳の奥には何が見えているの? 

僕たちの未来は… 

笑顔でいられる 未来でありますように 

この先も 笑顔でいられる 未来でありますように 

 

 

あなたなら 何を してくれますか? 

僕たちは 何が 出来ますか? 

 

 

あなたの心に翼あることばの一つ一つが届いて和らいで解き放たれていきますように。 サポートよろしくお願い致します✨