見出し画像

規制対象外100g未満で、ラジコン(無人航空機)マニアは生き残れるか?規制対象外100g未満で、ラジコン(無人航空機)マニアは生き残れるか?

ドローンが戦争で使われるようになって、ラジコン飛行機に対する規制が
ドンドン厳しくなって、ラジコン飛行機を趣味にしていたマニアが。激減し、
供給元の模型店はじめ、関連会社が次々と撤退している。

情報元の機関誌(「ラジコン技術」等)も書店の棚から消えた。
購読するには、定期購入か、出版元に直接申し込むしかない。

マニアの年齢も高齢化して、消滅の危機に瀕している。
航空法の改定で、規制対象外機体の重量が100g未満になって、しかも、
機体の識別や所有者の情報を常時発信する送信機の搭載義務などから、
一時は、全く製作不可能と思われたが、流石、日本のメーカ―。

最近は、100g未満で飛行可能な機体が発売され始めた。機体を50g程度に作成できれば、100g未満で飛行可能なメカや部品も出てきた!

100gという重量が、どの程度ものか、身近でなじみのある品々を測ってみた。

【計測100g近似10点】

                  ゴム動力機をラジコンに改造


① 爪切り 39.6g
② タオル1枚 61,9g
③ ③カッターナイフ 72、0g
④ 腕時計 90,8g
⑤ ホチキス 93,8g
⑥ エアコンのリモコン 97,7g
⑦ パソコンのマウス 110.8g
⑧ 空の湯飲み 111,3g
⑨ テレビのリモコン  126.4g
⑩ ポケット手帳 129,1g

200g以上(計測エラー)
⑪ヘッドホン、スマホ等 

機体の他に、プロペラや、モーター、動力電源のバッテリー、
モーターのスピードコントローラ、電波の受信機、舵取り用サーボモーター、
リンケージ用品等々、全部ひっくりめて、離陸重量が100g未満に仕上げることの
難しさが理解できると思います。

手っ取り早く言えば、昔なじみの小型(A級)ゴム動力機に、
ラジコン装置一式を積んで飛ぶようにしないとダメなわけです。

こんな芸当が出来るように成って来ました。
まだ、市販機は、2~3機だけですが、ようやく、希望が見えてきました。

勿論、エンジンを積むことは不可能で、超軽量の動力や、無線機、
バッテリー、サーボなど、新規に購入しないと作れません。

新時代に対応できる特定の高齢者だけが、恩恵に預かれることになります。
その、選ばれた高齢者に入れるかどうかがカギとおなります。

思えが、第二次大戦に敗れて、飛行機は一切、作れまくなり、
模型飛行機さえ禁止されて、昭和28年になって、要約、解禁となり、
小学校でも、ゴム動力機に人気が集まり、夢中になったのを覚えています。

高校時代にワイヤーコントロール式の`エンジン機を見て興味を惹かれましたが、
実際に、ラジコンエンジン機を手に入れて、飛ばせるようになったのは、
社会人として生活が安定した、30才台でした。
それら約半世紀、自分一人で、離着できるようになったのに、
規制が厳しくなって、老後の楽しみがなくなって久しく、

また、航空法の規制外と言っても、国交省の「人家密集地」や、警察や自治体の規制もあり、特に都市部の居住者にはハードルが高いのが現実です。

ドローンが、戦争の道具になってしまったのは本当に残念です。
戦争となると、何でも利用する、人間とは、何と恐ろしい生き物でしょうか?
こんなことでは、神は人間の存在を許さないでしょう!

私たちが、何時までも、この楽しいラジコンホビーを満喫でき、人類が、永遠に存続出来るよう、皆で祈りましょう!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?