「学びの個別最適化」を考える1日_ [T1−01]個別最適な学びと協働的な学び

14:20〜15:05
[T1−01]個別最適な学びと協働的な学び
  板倉寛(文部科学省)

文科省は何を考えているか?という話だった。大きく分けて3つの話題提供。


①個別最適な学び、協働的な学び

・個別最適な学び
 =個に応じた指導(指導の個別化と学習の個性化)を
 学習者の視点から整理した概念
・協働的な学び
 =探求的な学びや体験活動などを通じて学ぶ=対孤立した学び

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②GIGAスクール

1人1台の普段使いは初めての試み、試行錯誤が大切

・・・教員の負担増についてはあまり考慮されていない雰囲気がした。どこからどこまでが文科省、地方行政/教育委員会、学校/教員の役割なのか、その分担なしに試行錯誤で片づけるのは乱暴なような気がした。教員の業務負担軽減なしに、この試行錯誤は不可能ではないだろうか?

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ただ、ICTの強みに時間的制約と空間的制約を超えられることを挙げている点は、既存の学校の仕組み(クラスや履修制度)自体にもメスを入れる可能性があり、もしここからより柔軟な学習のモジュール設計が可能になり得る点では興味深い。ただ、現状は既存の履修主義を前提としているため、なぜそれが必要なのか?本当に必要か?と問い続けていく必要がある。


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③②に付随してStuDX Styleの宣伝

さっそく私もメルマガ登録しました。動きを注視していきます。

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