<技術編>伴奏者にマストな3つのこと



まずはずばり、<初見力、スコアリーディング>

仕事というのは、ピンチヒッターとして声がかかり、期待以上の仕事をしたので次のお声がまたかかる、というパターンが非常に多いです。
そして、次、また次のお仕事が来た時に、のんびり数ヶ月かけて準備していられることは滅多にありません。下手したら、「明日弾ける人がいなくて探している」レベルのお話が、ある日突然やってきます。
マスタークラス等では、レッスンで次々初見で弾き続ける、ということも少なからずあります。

つまり、「いかに短期間で、完成度の高い演奏ができるか」
の能力があればあるほど、「ツカえる!」人になります。

藤井一興先生は、アンディプの初見の授業の時、
その場ですぐ弾かなければならない時は、渡されてまずさっと最後まで読む、その次の数秒でブロックごとに読む、ということをすると仰っていました。そしてその速さや稲妻のよう。
普段から、そのようなクセをつけると良いかもしれません。

ぱっと譜面を見て、ある程度演奏できる能力、想像力、度胸(笑)、ノリの良さ



そして続いては、、


<「聴く」能力>

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