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普段使いのタオルから考察する生活水準

 生活水準を下げるのは難しい。

 そうなのかな、私は大丈夫な気がする。
 ずっとそう思っていたのだけど、昨夜ふと、違和感を覚えた。

 お風呂上りに使っているタオル。
 パイル地のバスタオルが乾いていなくて、この時期には使わない蚊帳ふきんのバスタオルを使っていました。

 若いころには使っていなかった蚊帳ふきん。
 高くて買えないと思っていたけど、今こうして体を拭いているわけです。

 あ、こういうことか。

 生活水準を下げるって、食事の内容とか、着ている服だけではなくて
 普段使っている物からなにから、下げていくということなのか。

 洗剤や、石鹸、化粧やら何から、勿体ないなとか高いなと感じていたものが、今の私の生活の中には溢れています。
 一つ一つは高いものではないにしても、もっと安く済ませれるものだってあるかも知れない。

 簡単ではないことが、どういうことなのか、突然腑に落ちた。
 そんな一夜でした。

 そっかー、そうだな、よっぽど意識しないと生活水準を下げていくことは難しいのか。
 そして下げたとして、あれがいいな、これがいいなと、思っちゃう自分が容易に想像できました。
 我慢できないことは無いけど、多少の不満も生じる。
 どこまでストレスを感じずにいれるのか、そんなことを考えていました。

 この蚊帳ふきん、肌触りが良くて、子供たちも大好きですフェイスタオル、ハンドタオルの使用頻度はかなり高め。
 次男に至っては、魔法のタオルと呼んでいます。
 初めていわれた時に、え?何のタオルだろう?と、考えてしまいました。
 使えば使うほど、ふかふかになって、ガーゼ素材も好きなのですが、我が家では蚊帳ふきんが一番人気です。


 子供のアレルギーで、食事制限が始まった時に、徹底してやっていました。
 我が家は、乳と卵の除去で済んでいたので、負担は少なかったのですけれども、食費にはお金がかかっていました。
 金額で選ぶことは出来ず、成分表で選ぶ毎日。
 これはいける、あれはいけない。
 友達と集まって、一枚500円もする、アレルギー対応の板チョコを取り寄せたり
 海外で作られている、大豆から作られたクリームチーズを取り寄せたり。
 小麦は制限されていなかったけど、少しでも負担を減らせるようにと米粉を探したり、ホワイトソルガムでパンケーキを作ったり。
 どれをとっても、高いわけです。

 節約術と銘打ってあるものを見ると、食費にはこれだけ、何を買っているか。
 というところに目がいってました。
 我が家では食べれない物ばかり。
 先輩ママからは、たくさんのことを教えてもらって、アレルギー対応食も負担に感じることはありませんでした。
 負担は食事代のみ。

 今では子供たちのアレルギーもだいぶ落ち着いて、好きなものを好きなように食べれるようになりました。
 素材にお金がかかることは減りましたが、今度は食べる量が増えました。
 結局、お金はかかっています。
 我が家は食費を削るというのは、ちょっと厳しいな。

 色んなことを併せて、生活水準を下げるって、難しいですね。


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