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タツノオトシゴ

サレルニターナのエンブレムに描かれており、マスコットキャラクターにも採用されているタツノオトシゴ
今回はそのタツノオトシゴがなぜサレルニターナの象徴になっているかを紹介したいと思います。

タツノオトシゴの誕生

タツノオトシゴが初登場したのは1949年のことです。30周年の記念エンブレムが作成され、その際描かれたのがタツノオトシゴです。
しかしあくまでも30周年記念のエンブレムとして採用されただけでその後50年近く姿を消していました。
再登場したのは1986年で、1980年からクラブのブランド化が掲げられグッズ作成の上で再登場し同時に30周年のエンブレムでタツノオトシゴが採用された理由がサポーターに伝えられると多くのサポーターの心に刺さりクラブの象徴にしようというサポーターの動きがきっかけで1986年に復活しました。

タツノオトシゴの由来

上で述べた、多くのサポーターの心に刺さったタツノオトシゴの採用理由について紹介します
30周年記念エンブレムはサレルノのアーティスト、ガブリエレ・ダルマによって作成されました。
サレルニターナのサポーターであるダルマはなかなかいいデザインが思いつかず行き詰まって夕方に近くの海へ訪れ砂浜の散歩を始めた。すると、網に絡まりもがくタツノオトシゴを見つけました。ダルマはそのタツノオトシゴを見るとセリエA昇格をあと一歩のところで逃し翌シーズンからセリエB残留争いを余儀なくされたサレルニターナの姿が思い浮かび、エンブレムとしてタツノオトシゴを採用することを決めました。
そして奇しくもグッズとして登場した1980年はいわゆる暗黒期という年代でセリエCから昇格出来ず苦しんでいる時期だったため多くのサポーターがダルマの気持ちに時代を超え共感した。

以上となります
月曜日の1時30分からサレルニターナのセリエA開幕戦があります。相手はローマです。
DF陣に怪我が相次いでおり、昨季に引き続きオチョアの神セーブに頼ることになりそうだが、今季は超個性的なFWを2人獲得したので攻撃面は何か波乱が起きそうです
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